2025年4月6日日曜日

ジェントル&ムジカな夜

淀屋橋かいわいの名建築の1つ大阪倶楽部でコンサート。外からは何回も見てたけど入るのは初めてで嬉しい。いわゆる西欧風のクラブ、という雰囲気は東京の学士会館でも味わったことがあり、当時の風潮が偲ばれます。

コンサートはヴァイオリン4、ヴィオラ、チェロ各2、コンバス1にチェンバロの小編成。でもこんなに厚い音が出るのか、と。すぐ近くからのポリフォニーが腹に響く。

前半はテレマンやヴィヴァルディ、バロック期のコンチェルト。ヴィオラは、去年の東京出張時たまたま上野文化会館に観に行ったヴィオラ単のリサイタルで、ヴァイオリンよりかなり重い音に惹かれていた。そんな経緯もあってヴィオラ協奏曲にはやっぱりいいな、と。一般にチェロの音は男声に近いとして、その深みにも人気がある気がするけども、ヴィオラも表現の幅が広そうに思える。

後半は、楽しみにしていたチャイコフスキーの弦楽セレナーデ。なんといっても最初の入りがキャッチーで、厳しさと優しさ哀しさ、アンビバレントな感覚が押し出されてて、何かを掻き立てる。来て良かった。これを聴きたかった。

良い気分で風格ある階段を駆け降り、バスに間に合わすべく急いで地下鉄。ストレス溶けた。

後ろで演奏中話す人がいたのと、プログラムがオーボエ協奏曲となってたのでめっちゃ予習してきたら変わってた😅という残念な点はあったけども楽しい夜だった。

クラブ寄って楽しんで帰った。紳士な感じ?😎

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