2024年9月17日火曜日

救いがない作品の場合

カンヌ映画祭出品作の日本映画「ぼくのお日さま」観てきました。

北海道の地方に住む吃音の小学生・タクヤは夏場の野球にも冬のアイスホッケーにも身が入らない。ある日同じスケートリンクで滑るフィギュアのさくらに目が留まり、憧れる。練習後も1人フィギュアの真似ごとをするタクヤに、かつて有名選手だったさくらのコーチ、荒川が教え始め、やがてペアでアイスダンスを練習することを提案するー。

途中までの展開がとても順調で、つまり破局を予感させる。その種は充分すぎるほど撒かれているので、観ている方はいつ来るか、どう来るか、と緊張する。傷ついているから過去は美しいのか。刺さるのか。モヤモヤと悲しくなる。読書で言えば角田光代「八日目の蝉」にも似た感情。なんとかしてあげたい。

北海道の大自然と3人、記憶に残るきれいさでした。

クラシックのコンサートは短パンTシャツは私コードにはないので長ズボン履いて、映画も雨降るから気温はぐっと下がると天気予報で聞いた気がして半袖重ね着に長ジーンズ👖で行ってたら陽射しバッチリでめっちゃ汗かいた。予定のないきょうは短パンで少しホッと。それでも暑いですな〜まだまだ。

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