息子がコロナ陽性で、在宅勤務。外出することのない数日間。通勤もないし楽ではあるが、昭和の気質か、出社しないとやはり落ち着かない。
いまはあれこれと面倒みてやるし、寂しくないけど、いずれ1人で耐えないかんくなる。と話す。何か感じてくれているだろうか。
◼️桜庭一樹 嶽まいこ「すきなひと」
桜庭さんの絵本は、心象的なストーリー。
最近図書館でよくいく絵本コーナーで見つけた本。作家さんが絵本の筋を書くのはよくあるようだ。でも、桜庭一樹がどんな絵本ストーリーをものすのかは興味があるよね。
夜の街でわたしは「じぶん」とすれちがう。
「すきなひとがいるからおいかけてる」。
わたしは、知らぬふりで先を急ごうとする。けれども、やはり気になり、引き返す。駆け抜けて行ったじぶんを、追いかけるー。
わたしは、少女で、じぶんとすれ違う相手はちょっとボーイッシュ。すきなひとなんていないのに・・と感じつつ、未来の予感と、どうしようもなく惹きつけられるものに従ったのだろう。いろいろなメタファーが考えられる。
さて結末は?期待通りのものに出逢えたのか、少女らしい夢想なのか。それなりに感じるものはあった。
ホント人生は走っている同士のすれ違い。あっという間に遠ざかる。どこで、なんというか、心を決めてかみつく、なんとなく流される、どちらもありだ、というかふつうにしている、と思う。
ふむふむ、なるほど、だった、かな?^_^
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