2024年5月29日水曜日

キュビズム展@京都

京都のキュビズム展に行ってきました。ピカソ、ブラックによって創造されたキュビズムは、既存の絵画の創作方法から画家たちを解放したとか。常に新しいものを求め、アジア・アフリカ的なものの影響を受けつつあった絵画界には多くのキュビズム作品が生まれたようで、画家たちが水を得た魚のように自分のキュビズムを披露してるかのような熱が感じられました。

ピカソは徹底的に対象を分解、ブラックはどこかを残してる感じ。やがて色のキュビズム、動きのキュビズム、一部取り込み、抽象画ぽいものなど様々な形が表れます。ピカソは機械文明が入ってきた頃から手描きを大事にする絵画に戻るような動きがあったと・・確かにそうかもですね。

上:「色面の構成」フランティシェク・クプカ
下:「輪を持つ子供」マリア・ブランシャール

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