北山の京都コンサートホールで男声合唱のイベント。プロローグ後の最初のブロックが槇原敬之スペシャルで楽しかった。こないだのカルミナ・ブラーナは女声が多い混声合唱、今回は男声合唱。興味深かった。
京都コンサートホールは磯崎新の設計で、2階の大ホールまでは巻くようなスロープで上がるなど常にはない感じがあり、デザインも近未来的に思えました。建築好きちょっと楽しかったり😆
◼️ ルイス・キャロル/トーベ・ヤンソン
「スナーク狩り」
おお!なんちゅうスバラシイ組合せ!と手に取っちゃいますよね笑
不思議の国のアリスとムーミン。私は一昨年等身大のトーベ・ヤンソンを描いた映画「TOVE」を観てて、親しみもある。偉大なカップリングですよね。
さて中身を見てみると、トーベ独特のかわいさの混じる怪しさ、というタッチの挿絵は楽しいのですが、肝心の話が、なんというか、マザーグース的?意味が通りそうで通んない詩みたいなものなのです。いわゆる韻文らしい。一定の型式で表される詩、のようなものですね。シェイクスピアも韻文を多用しました。
対して訳者の穂村弘氏も悩んだ結果七五調を取り入れたらしい。
誰も見たことがない怪物スナークを捕まえようと船長ベルマンのもとには靴磨き、帽子屋、弁護士、ブローカー、ビリヤード・マーカーに銀行家、さらにウェディング・ケーキしか作れない名無しのパン屋。それに肉屋とビーバーといったヘンテコな乗組員が集まった。
細心の注意をもって指貫で探し、
ぴかぴかのフォークと希望で狩りたてる
鉄道株で脅かす、そして
笑みとシャボンで金縛るんだー
三度言ったら現実になるぞ。
乗組員はそれぞれ言われた通りに探し狩りたて脅かし金縛る準備はするが、見つけられない。このままじゃスナーク狩りは失敗だー。
言葉遊びを楽しむ文章とでもいうか、訳が分からないながらも、確かに言葉遊びもおもしろい。
童話っぽい内容にナンセンスな展開、それでもキャロルとヤンソン、2人の天才の創作はなかなか楽しい。
不思議の国のアリスとムーミン。私は一昨年等身大のトーベ・ヤンソンを描いた映画「TOVE」を観てて、親しみもある。偉大なカップリング。
さて中身を見てみると、トーベ独特のかわいさの混じる怪しさ、というタッチの挿絵は楽しいのですが、肝心の話が、なんというか、マザーグース的?意味が通りそうで通んない詩みたいなものなのです。いわゆる韻文らしい。一定の型式で表される詩、のようなものですね。シェイクスピアも韻文を多用しました。
対して訳者の穂村弘氏も悩んだ結果七五調を取り入れたらしい。
誰も見たことがない怪物スナークを捕まえようと船長ベルマンのもとには靴磨き、帽子屋、弁護士、ブローカー、ビリヤード・マーカーに銀行家、さらにウェディング・ケーキしか作れない名無しのパン屋。それに肉屋とビーバー。
細心の注意をもって指貫で探し、
ぴかぴかのフォークと希望で狩りたてる
鉄道株で脅かす、そして
笑みとシャボンで金縛るんだー
三度言ったら現実になるぞ。
乗組員はそれぞれ言われた通りに探し狩りたて脅かし金縛る準備はするが、見つけられない。このままじゃスナーク狩りは失敗だー。
言葉遊びを楽しむ文章とでもいうか、訳が分からないながらも、確かにおもしろい。
童話っぽい内容にナンセンスな展開、それでもキャロルとヤンソン、2人の天才の創作はなかなか楽しい。
地元で毎年晩夏に行われている国際絵本展示会があってきょう行ってきた。朝から盛況。絵本とはいえ、もちろん中には意味がとりにくいものもあったりするけども、そこが、おもしろい。世界の感性。「スナーク狩り」もテンポの良さ、くすくすと笑うようなコミカルさ、そしめどこか冒しがたい落ち着きというものが感じられて満足した。
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