暑いですね〜。ニッポンの夏はガリガリ君やね。
クリームシチュー作る父の日。昼間は🏀高校各地区ブロック大会、九州大会は福岡第一が優勝。女子も決勝は福岡勢同士で、ウィンターカップ枠福岡は男女とも 1増えました。夜は夜で女子バレー🏐の東京オリンピック金メダル、アメリカ🇺🇸戦観戦中。向こうの監督はオールドファンにはノスタルジックなカーチ・キライです。
ウチの子も、またすでに社会人の姪っ子もそうなんだけれど、休みがあれば家で休む時間に充てる、と。どこか行こうという発想がないようだ。いまは確かにスマホひとつあれば、家にいてもやることない、なんてことがないし、外に出るといわゆるコストがかかるし、やね。
私はよく動き回る方だけども、最近は若い世代を見習って?少しセーブしている。そもそもせかせかしてるので、ゆっくり休むことも大事かと、最近は思えてきた。きのう図書館とブックオフ回って4冊仕入れたし、それで充分。
夜はまだ涼しいと思う。寝やすくてまだいいね。
◼️ 白川紺子「後宮の烏 4」
ど、どうなった?久々のシリーズ続編。標的にされる烏妃。
会社の本友グループの女子たちが好きなシリーズで私もお借りして読んでいた。しかし今回、前の3巻からだいぶ時間が経って読んだので何が何やら状態。読んでいて人間関係のだいたいは思い出してきた。
架空の中華風の国、霄(しょう)の若き皇帝・高峻の妃の1人で15〜16歳の寿雪(烏妃)は不思議な術の使い手。迷い出る幽鬼の問題を解決して楽土に送ったり、髪の毛などで失せ物を探し出したり、敵との攻防にも頑強な術を用いる。同じく妃であり、寿雪に懐いている晩霞(鶴妃)は国の南方、賀州の有力豪族・朝陽の娘で、父から
「烏妃にはかかわるな」
と命じられる。
寿雪は滅んだ前王朝の生き残りでもあったー。寿雪を皇帝にとって危険な存在とみなす朝陽は、巫術師の白雷を使って後宮に揺さぶりをかけてくる。侍女同士が激しく争う騒ぎが起こり、穏やかで聡明な高峻も、寿雪に謹慎を命じるのだったー。
まずは相変わらず物語世界が構築されていてスッと没入できる。孤独で頑なだった寿雪が、高峻や新しい宦官、他の妃たちとの交流によりほどよくほぐれてきている過程が微笑ましい。それぞれのキャラが立っているし、謎も興味をそそる。
大きな世界が構想されいて、それは物語のはしばしに見え、地図ページもある。しかし多くの出来事は宮城内で起こり、上原菜穂子の「守人シリーズ」のように外の世界を放浪するわけではない。烏妃である寿雪の中に潜み、新月のたびに抜け出して飛び回る魔の鳥、烏漣娘娘(うれんにゃんにゃん)の半身を今後探すようだが、壮大な冒険は果たしてあるのだろうか。ちょっと期待。
しばらく離れていて、この本も去年10-12月のアニメ放映に合わせて貸してくれたのに積んでしまい見逃した・・アニマックスとかのアニメチャンネルで放送ないかな〜。続きはまだまだあるみたいだから今度は早めに読んで、2期を首を長くして待とう。あるのかな〜。
高峻が寿雪の機嫌を取ろうと持ってくる、棗餡や蓮の実の焼き餅が食べてみたいな。
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