2024もあっ・・という間に半年経っちゃいましたね。
この6か月間で70作品を読みました。まあだいたいこんなペースだよね、と。最近どうもペースが落ちてる気はすれど、でもおおむね目標どおりかなと。
まあともかくいってみましょう。上半期1位は?
伊勢英子「カザルスへの旅」
でした。伊勢さんの絵本、著作を読んできて好きなのもあります。ただこのヨーロッパや宮沢賢治の故郷花巻を巡る紀行エッセイはなにせ表現力が際立っていて、感性の力、それをアウトプットするときの、迸る言葉の波、というものが迫ってきました。
以下ランキングです。
1位 伊勢英子「カザルスの旅」
2位 ポール・オースター「幻影の書」
3位 千早茜「赤い月の香り」
4位 小野雅裕「宇宙に命はあるのか」
5位 門井慶喜「東京、はじまる」
6位 誉田哲也「武士道ジェネレーション」
7位 梶よう子「広重ぶるう」
8位 中井由梨子「20歳のソウル」
9位 朝倉かすみ「平場の月」
10位 カレル・チャペック「白い病」
いつも言いますがあくまで個人的な順位です。というか、1位2位はいつも考えるけれど、順位もそこまで意味はないですね。良かったなあと思う本を並べた感じ。
2位はやはり、奥行き、暗さ、フィクション感を含むスケールの大きさ、3位はシリーズ2作めで、よりブラッシュアップされたキレがあったかなと。4位、NASA惑星探査最前線の人の、夢ある現実性を楽しんだ。5位は建築ドラマですね。東京駅をゆっくり歩いてみたい気がする。
上半期に読みきれなかった積読もあり、文庫化を待っている本もけっこうあり、下半期も楽しみに読もうと思います。
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