フランク・ロイド・ライト展に行ってきました。ギャラリートーク開催ということもあってか、ずらりと行列、整理券が配られてて、入るまで30分待ち。世は建築ブーム。世界で最も有名で、オールタイムベストである近代建築の巨匠のファンはたくさんいるということでしょう。
奥まった軒、つまりスリリングなくらい突き出たひさしにフラットなプレーリースタイルなどフォルムの構成の多彩さ、採光の多さに加え、独特の幾何学模様や家具のデザインの多様さには感銘を受けます。
浮世絵収集家としてもめっちゃ有名で、自分の持ってる浮世絵だけで展示会もやったんじゃなかったかな、のライトはアジアだけではなくサウスアメリカやヨーロッパのテイストも取り入れた装飾を思い切って前面に出している。そんな稀有な個性が世界中のファンを惹きつけるのでしょうか。
関西にある旧山邑邸、東京の自由学園明日館、そしてもと帝国ホテルの支配人林愛作がライトの直弟子遠藤新を招きライト風味たっぷりに作った甲子園ホテル(現武庫川女子大学の建築学部のある甲子園会館)と見学してなんとなく分かった風でいたものの、やっぱり落水荘、グッゲンハイム美術館、ジョンソン・ワックスビルなんかの紹介を観ると、すごい人だなあと唸ってしまう。タリアセン・フェローシップの斜め屋根もいい感じ。
撮影できるところは椅子テーブル壁にベンチの一角だけだったけど、よく見るとそれぞれフツーじゃない面白さがある。
ライトの帝国ホテル、行って見てみたかった、ホントに。一部が移築、再構築されている明治村にはいつか行かねば。
有楽町の帝国劇場も玄関入ったところからステンドグラスだけちらっと見ました。
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