2024年1月28日日曜日

1月書評の10

🏀Bリーグ生観戦、ぼっちです。大阪エヴェッサvs横浜ビー・コルセアーズ。河村勇輝のいる横浜をずーーっと応援しててweb中継を中心にほぼ毎試合観てます。なかなか関西では横浜の試合がなく、ワールドカップで河村人気が沸騰、開幕戦の京都戦はチケットとても手に入らず、今回は何とか入手。来場プレゼントでTシャツいただきました。嬉しい😊

前日負けたビーコル、2戦めは序盤から飛ばす。トランジションからの速攻が冴え、ディフェンスもハードに当たる。エヴェッサはきょうは外から入らない。終始優勢に試合を進めたビーコルがリベンジ。河村はペネトレイトに後半は大事な場面でスリーも沈めて30得点。いい試合を観ました🔥勝った👍

おおきにアリーナはアクセスが悪く、以前来た時、行きのシャトルバスは暑い中待ちに待った上ギュウギュウでかなわなかったし、最近行った人にまたあんまし良くないことを聞いたし、この河村フィーバーの中、自由席で早く取らないといい席なくなる。2時間半前には最寄駅に着いて、まだキュウキュウくらいだった路線バスにギリギリ飛び乗ってなんとか到着。一般開場時間が過ぎちゃってたため、もうかなり埋まってて、探してなんとかコーナーの端席を確保。沖縄のワールドカップ時と同じような角度でなんか思い出す。

早く着いても、エヴェッサはイベント運営が上手で退屈はしなかった。ただ時間潰し用に持ってったミステリ本は途中から試合前の演出で照明が暗くなり読めなかった。隣の子連れお母さんも同じで読めへんわーと言ってた。

河村が練習に出てくると拍手が湧き「小っちゃいなー」「うわ本物や」「次は横浜で観たいなぁ」などにぎやかな関西弁。

Tシャツ配布の成果で?😆会場は赤く染まったけれどもビーコルのベンチ裏を中心にかなりの横浜ブースターが固まって座り、ゴーゴービーコル!と声をあげていた。

お食事関係は地元のイオンでおにぎり🍙と🥐パン、飲み物買っていってたので試合前と途中にパクパクと、でもキッチンカー、人気ないところはほとんど人並んでなかったから、次は買ってもいいかなと。

帰りは終了で飛び出し、時間を調べておいた路線バスでスムースに脱出成功。ユニバーサルシティ駅で降りて明るくショップの集まった駅前を眺めつつ、電車に乗って人心地。ターミナル駅から歩いて行けるアリーナ希望。気も使ったし、なんか疲れたよ。

でも楽しかった。生はやはりテレビとは全然違う。やっぱたまには会場ライブ観戦しなきゃね。

日曜夜は20時から「光る君へ」21時から「さよならマエストロ」22時から「アイのない恋人たち」とドラマ3連発。私にしては珍しいが、どれも観たい😎

◼️ くわがきあゆ「レモンと殺人鬼」

Xでもよく書評が上がっているこのミス文庫グランプリ。迫る魔の手、疑惑のパレード。犯人はどれだ?

表紙とタイトルが目立つなと印象を受けた本をたまたま入手。Xの読書垢さんたちの間で実によく書評を見かける。このミスの大賞は「名探偵のままでいて」これもよく見かける。

一時期ミステリはよく読んだ。いまは本格が読みたくなったら海外の古典が中心で、いわばリアルタイムの国内もの、賞をとった作品はかなり久しぶり。なんというか、ピントが手前に合う感覚を覚える。著者は30代、高校の先生だそうだ。

小林美桜は少女の頃、レストランのシェフ兼経営者の父を少年に斬殺され、母は失踪、双子の妹・妃奈とは別々に親戚の家で育てられた。大学職員となった今、連絡を取り合っていた妃奈が山中で斬殺死体となって見つかる。その直前、妃奈は主人公に、父を殺した犯人・佐神が出所したと告げていた。

また生前、保険外交員をしていた妃奈の元恋人が死に、多額の保険金の受取人が妃菜となっていたことで、妃菜の疑惑を追及する報道陣が主人公のもとに押し掛けていた。美桜は猛バッシングを受けている妃奈の疑惑を晴らすため、協力を申し出たジャーナリスト志望という男子学生、渚とともに調査を始めるー。

高名な実業家で妃奈と付き合っていた銅森、その用心棒的存在の金田、学内で子どもを預かる活動をし、そのアルバイトを主人公に勧める院生の桐谷、さらに渚とそれぞれのキャラはすべて疑わしく思える。大好きだったお父さん、少女の頃憧れた中学生の蓮くんの思い出がクロスする、さらに佐神の視点もあり、謎の中心、真相は何なのか、そして犯人は誰なのか、事態は錯綜する。

ともすればややこしいストーリーではあるがさほど難儀はしなかった。謎から放出された不安が迫ってくる。そして大ピンチと意外な真実、現実が反転、スライドする感覚。

読み込ませる力のある作品で最後までスリルを味わった。全ての要素が出てさあ犯人は、というタイプではなく、その点やや都合の良さを感じるがゾクゾク感はまずまず。見えない、けれども何かが来る、必ずの、不可避の予感。上手に隠し、増幅して盛り上げている、

現代最前線のサスペンス小説を楽しみました。

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