2023年12月3日日曜日

京都で観楓

紅葉狩りには鬼が出る。人に教えられて、地下鉄の鞍馬口駅から歩いて数分の妙覚寺、妙顕寺で観楓。妙覚寺は庭が目に入った瞬間視界が紅くなったような感覚。浮遊感があり隙間のない紅葉の連なり、緑の地面は落ちた紅葉でピンクに見える。作庭の極みでした。織田信長が20数回上洛したうち18回は妙覚寺が宿所だったとか。後に秀吉の命により現在の地に移転している。ちなみに本能寺は3回だそう。本能寺も移ってるよね。

ほど近い妙顕寺は尾形光琳、乾山の菩提寺。光琳の作品も展示されていました。こちらは白砂に映える紅葉。丸窓からは光琳曲水の庭、長い廊下で本堂へも行ける楽しい造りでアーティスティックな感じの寺。無料サービスのホットコーヒーを飲みながら白砂青松紅葉を眺める。人も少なくて、両寺ともずっと座っていたい気にさせるスポット。

バス停では北野天満宮行きのバスが激混みだったので乗らず、しばらく歩くことにしました。京都市内の大通りの銀杏は今が盛り。散策もまた楽し。

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