2026年2月11日水曜日

なんと!痛い・・

インド映画「ツーリストファミリー」を観に梅田から歩いてしばらくのスカイビルはテアトル梅田へ。

なにか映画観に行きたいな・・と思ってたところ、よく行っていたイスラーム映画祭関連の情報を前夜に観て、興味を持って調べてみたら前日にもかかわらずチケットが△になってて、1つだけ端席💺が空いてたのを即ゲット。行ってみたらなんと完売!

テアトルは「カメラを止めるな」それから数年前の年末休みの「ケイコ、眼をすまして」でほぼ満員を経験してるけども、開始30分も前に完売してしまったのを見たのって初めてじゃないかな・・テアトルはキャパが大きいとは言えない。でもロフトの下にあった頃から単館系各国作品が好きな人が集まってくる傾向にあったから、うなずけないことはない。まあ快適な席に入れたからよし。

経済破綻したスリランカからインドに密入国した一家は父ダースとその妻、大学を出た長男にと小学生の次男。上陸してすぐ警察に捕まるが護送の途中、次男の機転で警察官の情に訴え放免となる。かつて密入国して当地に住んでいる妻の兄が手配してくれた借家に住まうことに。スリランカ人であることを隠すため、近所付き合いはするな、と、妻の兄にはキツく釘を刺されたものの・・陰にこもるような、そんな家族ではなかったのだった🤗

笑いあり、涙あり。ちょっと流れやオチがアメリカンだな、エンタメ天国インドらしいな、なんて思ったけども、元来ノセられやすい性格、声出して笑って、涙をハンカチで拭いた。

実はクライマックス近くでトイレ。焦って走った瞬間段差につまずいて激しく転倒。一瞬意識が飛んだため近くのお客さんに心配された気配があったが、こんなことしてる場合じゃないとすぐ起きてダッシュ💨で済ませて、なんとかいちばんいい場面に間に合った。右手を激しく地面について、痺れていたからやべ、指折れた?なんて思った、でもやっぱ頑丈。多少痛むがぜんぜん大丈夫みたい。人差し指の爪が一時的にめくれてしまったらしく多少血が出て赤暗さが残っている。まあこんなんで済めば御の字だ。

帰りは特急にバスとつながりが良く、早めに帰って来れた。昼にあっレトロ風でいいかもと入ったカフェのナポリタンにちょっとがっかりしたくらいで、まあ結局いい日だった。冒険好きだが、冒険がすべて良いとは限らない。実績も信用すべし。

さて週末はまだ先、あすお仕事だ。

2月書評の4

(写真は泉鏡花「日本橋」の装丁表紙絵・小村雪岱)

◼️ 泉鏡花「茸の舞姫」

えらいもんを読んでしまった感覚。幻想世界が炸裂する。怪し、蛇、そして鏡花らしく色気もチラリ。

お決まりの、そろそろ読みたいな、と思った時の泉鏡花短編@青空文庫。しかし唸る。この才気に触れるのが楽しくてたまらない。

杢若は町中で面倒を見ている、天涯孤独、子供のような変わり者。お祭りの日、神社の境内に蜘蛛の巣を広げて「綺麗な衣服だよう」と言って商品のように見せている。杢若は幼き頃、何日も姿を見せなかったことがあり、天狗に攫われたと言われた。その後もよく人間界からいなくなり、どこへ、と聞かれても「実家だよう」と言って詳しくは答えない。

蜘蛛の巣には薄紅、浅葱色、黄色の蝶、金亀虫(こがねむし)、蒼蠅、赤蠅の艶々とした怪しい彩り、そして水銀の散ったような露がきらめく。

夜更けに向かい、天狗、般若、狐の面をつけた不思議な3人の山伏が神社を訪れ、緩く舞う。山伏は杢若の蜘蛛の巣を見て「えら美しい衣服じゃろがな」とのたまい、神官が、誰が着るというのだ蜘蛛の巣を、と訊くと「綺麗なのう、若い婦人じゃい」と答える。杢若は神官に「実家」のことを語り、やがて山伏たちが衣服を脱ぐと・・

始めの奇矯なシーンからどんどんと内情を語っていって怪異をにじませ、一気にファンタジーの世界に引き込む。どこかで結がつくとは思っていたが、こんなにも異質な形態とは思わずで、少しく驚いた。キーワードはタイトルにある通りの茸。しかし、特殊な妖しさと危険さを漂わせるこれを、ここまで仕立てて魅せるのはすごいと思う。

色彩感も素晴らしく、あやかしの情景を現出している。で、鏡花が好きな蛇も出演、そして女肌。

バラに短編をかじっているので、もうどれを読んだかもひとつ覚えていない。今回のチョイスもほぼ偶然だけれど、まざまざと、切れるような鬼才を見せつけられた気がした。

先日小村雪岱展で「日本橋」の表紙を見てきたこともあり、次は紙の本で読んでみようかな。

2月書評の3

◼️ ローズマリー・サトクリフ
  「闇の女王にささげる歌」

イギリスでは知らぬ者のない、ケルト伝説の女王・ブーディカ。紀元60年、帝国ローマに対し大反乱を巻き起こしたー。

どこかで書評を目にして、内容もあまり知らずに、読みたいと思っていた。女性の歴史小説家として名を馳せるローズマリー・サトクリフの作品に触れて、また読書の世界が広がったようで嬉しくもある。

紀元前後から数百年間、ローマ帝国はグレートブリテン島を支配していた。島には地域ごとの部族がそれぞれの領土を保持していた。東部、ケルト地域の馬の民であるイケニ族は、王女の夫に選ばれたものが王となるしきたりだった。

王の娘、金髪に紺碧の目のブーディカは友好部族パリシの勇士・プラスタグスを夫に迎える。赤い羽根を兜につけたローマ人たちの侵攻が近隣に及び、ブリテン島の諸部族は戦うことなく従う道を選んだ。やがてプラスタグスが亡くなると、女王を認めないローマはイケニを直轄の属州にする。兵を連れた無礼な使者団の1人がブーディカの娘の姫に手をかけた時、幼なじみの男が相手の喉を掻き切り、それを合図にローマ人たちは暴虐の限りを尽くした。

ブーディカと馬の民に、復讐の炎が燃える。

遥か遠いブリテン島やアイルランドにはほのかな憧れがある。「マクベス」のスコットランド、神秘的な響きのケルト、アイルランド映画も多く観た。行ったことはないが、だからよけいに想像が働く。

時代も古く、決して世界史の表舞台には出てこない戦い。日本でも古代が好きな身には魅力的だ。ちょっとジブリっぽくもある。王女に婿して王となる、一族は女系で支える、女家長制は鉄器時代にしばしば見られるとか。

物語は女王付きの竪琴弾き、歴史を歌にして歌う男、カドワンの回想モノローグで哀しげに進む。凛として勇壮、どこか人ならぬものが憑いたようなブーディカは反乱軍の長として、周囲の引き止めを入れず、常に馬が引く戦車に乗って突撃する。

イケニ族の風習やその周囲の部族たちの状況、ロンドンはロンディニウム、などどこか北海道のアイヌ語源地名を思わせるような地名もおもしろい。

古来より戦は残酷だが、ローマ兵も、復讐に燃えるブーディカも残虐で無慈悲な面がある。負けたらとにかく終わり、槍を投げ、剣で突撃する白兵戦、戦士は血に飢えている。

ブーディカの人間性もほの見える前半の描写と、迫力と魔性を漂わせ、底深い恨みの心を胸に強く抱き、最後の砦としてバラバラの部族をまとめあげるカリスマ性に惹き込まれる。そして無駄がなく、よく分かる最後の決戦シーンには止めようのない、不可逆的な奔流を感じ、やがて喪失感に打ちのめされる。ぽっかりと空いたような、絶望的な未来。

テムズ河畔には戦車に乗ったブーディカの大きな像があるそうだ。世界的にはあまり知られてないがかの国内では知らない者のいない古代の気高き女王。圧倒された。

サトクリフには有名な児童文学の古典的存在「第九軍団のワシ」「銀の枝」「ともしびをかかげて」というのがあるとか。古代らしいし、こりゃいつか読まなくちゃ。

大雪の余波

街の雪は溶けたけども、山の雪は溶けず。

また夕夜降って、朝が心配だなぁと思って早めに起きて、雪道を慎重にバス停へと降りる。と、いつもより多く並んでて、5分過ぎても来ない。ひょっとして・・とバス会社のHPを見ると・・なんと初めて体験する全運休😳

うわーと歩き出す。県道をひたすら降りる。狭い歩道はずっと雪。しかもこんな時に限って工事で歩道が50mくらい通行できない場所があったりする🥴しゃーないから車道を歩く。急がないかん。この辺は慣れですな。冬は半凍結の道を年に何回か歩くし。約2kmを歩き私鉄駅。会社にはJRが都合がいいけど、こんな日のJRは当てにならないと経験則。乗り継ぎ駅でJRには向かわず目の前にすぐ来た快速で大阪梅田へ。

この日はつながりが良くてスムーズに到着遅刻なし。しかし・・山を越えてくるバスはたまに止まるけど、発駅がちょっとだけ上の私鉄バス🚌はストップしたことがなかったのでちと驚いた。

これで寒波終わり?雪まみれになるわ通勤のバスは止まるわでなかなか身体に堪えた2日間でした😵‍💫

うどんとチョコ

大雪の中歩く前、神戸三宮センター街温玉うどんで暖を貯金わらい😅その後🥶からぬくぬく🤗としたアリーナで🏀観て、帰りはすっかり晴れて雪がなくなった街でチョコケーキ。高校同級生体育会系同士で語らいました🏀🏐今回は想定外の雪まみれ、でもホームタウンの駅から歩いて行けるアリーナはホンマ、本当に嬉しい。

東西上位対決🏀

雪中の行軍笑の後、1時間前には席に落ち着いてゆっくりあったまる。ジーライオンアリーナの中はぬくぬくで、観やすい席だった。ほうっ、と溶ける🫠😎

昨日のGAME1、外角のシュートが入らず、東地区で首位争いをしている福島に大差で、つまりボコボコにやられた西地区首位の神戸、きょうは序盤から激しいディフェンスが奏功、外からのシュートも決まり優位に進めて勝利。

熱いブースター、サッカーでいうサポーターも多くて会場が大いに盛り上がった。帰りにショップに寄ると店員さんがミニメガホン鳴らしながら"応援ありがとうございます!"出入り口では、偉いさん?のような人がグータッチでお客さんをお見送り。楽しめました〜。

ハーフタイムに外を見るとすっかり晴れてて雪がない。びっくり🫢。平和に帰ってきました。まあ終わりよければ全てよしでこれも貴重な体験かな。良い日曜日でした。

こんなに雪に降られて神戸を歩くのは一生一回?

B2リーグ神戸ストークスvs福島ファイヤーボンズ@ジーライオンアリーナを観戦。

寒波・降雪予想は大当たり、昨夜から今朝の雪で自宅周辺で3cmほど積もった。街中では積雪は少なかった、けれど、三宮から港のアリーナへの道のりはめっちゃ吹雪で上着もリュックも雪まみれ。こんな雪に遭うのはホント久しぶり。遭難するかと思った。産業道路の国道43号線もみるみるうちに真っ白で、風景は白くけぶり見通しが悪い。極厚ダウンに暖パン、マフが内側についたブーツに防水スプレーかけて、身体は寒くなかったけども、雪降りすぎ。ホンマ参りました。