本の写真が10月書評の2と入れ替わってます笑。
3連休の最終日、友人たちと大阪城遠足。息子が小学校低学年のころ以来のざっと10年以上ぶり。集合時間が昼でちょい早く行って、大阪城公園駅前のジョーテラスで、季節限定洋梨のヨーグルトソースパンケーキ。
大阪城は広く大きく眺めも良く満足。大きな石垣、水をたたえた外堀内堀がきれいでした。8Fの展望台まで階段で登り、秀吉ばりに天下を睥睨してきました。
初めて乗った中之島クルーズ船も興味深く、快適。川沿いのカフェのお客さん他見てる人とたくさん手を振り合って気分も上がる。
晩ごはんは、ホントは天守閣近くのモダン建築のルーフテラスで食べる予定が、あいにくの雨のため京橋のワインバーへ。大サービスのコースで満腹、かつ楽しい同級生トークで大いにチアフルな遠足でした。
◼️ 「京都好き」
京都についてのエッセイや小説を集めたもの。あそこもここも行きたくなる。
よくいま京都勉強中、と言う。コロナ前に立て続けに案内を頼まれ、京都シロートだった私はにわか勉強、京都の地理が分かるようになってみると面白くて月イチは出かけるようになった。今回もどこかいいとこあるかな、で借りてきた。
武田百合子、いしいしんじ、千早茜、山田詠美、池波正太郎、森茉莉、上村松園などの文化人、いまをときめく作家さんまで古きも新しきも多数のエッセイが掲載されている。
やっぱり食、店、に惹かれる。ここだけ的な情報もある反面、進々堂、イノダコーヒ、村上開新堂などよく聞く名前も出てくる。私はまだ出てくるお店はほとんど行ったことがない。喫茶ソワレ、恵文社一乗寺店、大徳寺あたりくらいかな。
これもよく聞く名前で、いづうの鯖寿司も食べてみたいし、岡崎公園近くとなっている岡北の天とじ丼もそそられるし、千早茜が書いている桂月堂のブランデーケーキ、澤屋の栗餅、池波正太郎のエッセイにある村上開進堂の好事福盧(こうずぶくろ)も味わってみたい。
この本には梶井基次郎「檸檬」も丸まま掲載されている。昔ワクワクして丸善に行ってみると、レモンはここに置いてくださいね、というカゴがあったような気もする。ちょうどその時キャンペーンだった丸善150周年記念限定復刻カバーの「檸檬」を買ってホクホクと帰った。
池波正太郎が愛した寺町、それから東山の歩き方のガイドっぽい篇もあって行ってみたくなる。しかしいまはたぶんインバウンドで銀閣あたりはすごい人だろうなと。京都駅から地下鉄に乗ると烏丸御池まではすごい混むイメージだ。外国人も大変多い。
また旅行者で泊まるわけではなく、それなりの時間をかけて帰ることも考える。そのへん微妙で、1日の時間が限られるので、的を絞らないとあれもこれもというわけにはなかなか。いつでも行ける、には妙なブレーキも働くんですねー。私は特にエナジーそんなに多くないし。
ともかくメモして調べて、次に行くところの順番を選んで、近々行って、という京都探訪の楽しみに浸るのでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿