2013年12月9日月曜日

決定

金曜も休みでゆっくり3連休。歳末はいつも、靴の修理とクリーニング。きょうも夕方に1個靴を持って行って、預けていたシャツを引き取ってきた。

日中は、妻が外出したので、ワンコたちとのんびり、本を読んでいた。我が家の金曜夜はなかなかTV多忙で、6時半からレゴチーマのアニメ、7時からドラえもんSP、8時からフィギュアスケートのグランプリファイナル、9時から金曜ロードショーのルパン3世対名探偵コナン。ここまで息子は起きていて、見終わった後寝かしつける。そしてパパは0時からワールドカップの抽選会。

半分眠りながら見ていたが、ついに決まった。コートジボワール、ギリシャ、コロンビア。私も世界のサッカー情勢に詳しいわけではないが、なかなか特徴のある組み合わせだと思う。

一つは、いわゆる「超強豪」と言われるチームが無い、ということ。コロンビアは現在世界ランキング4位らしいが、それでも超強豪、というにはちょっと遠い。日本は、1998年フランスではアルゼンチン、2006年のドイツではブラジル、先の2010年南アフリカではオランダというそうそうたるチームと同居し、いずれも負けてきた。超強豪がいないといえば2002年の日韓と同じと言える。懸念された死のグループでもなし、パッと見て地味な対戦国で、楽観的にもなれそうに見える。少なくともラッキーなことには変わりがない。

もう一つ、2010年、さらにこれまでと比べ、日本の立ち位置がやや変わったこと。南アフリカでは、はっきり言って、同居チームからも最下位だと見なされていた。2006年のドイツであっさり敗退したこともあり、カメルーンもデンマークも、オランダにはちょっと勝てないだろうけど、日本にはきっちり勝って、両国で2位の座を争うものと思っていたはずだ。デンマークなど最終戦の段階でもまだ余裕のコメントをしていたし、これまでは相手国がナメてくれていた。どこか余裕のプレーをしていて、相手には身体を張っている雰囲気が感じられなかった。初出場のフランスはもとより、日韓でもベルギーの監督は日本に同点に追いつかれてビックリした、と正直に言っていたが、これまではその程度の扱いが続いていたということだろう。

しかし、南アフリカで困難なグループリーグを突破し、その後香川、長友がビッグクラブに移籍し、本田のミラン入りも決まったこと、などから対戦国の態度が変わり始めているのも確かだ。

初戦のコートジボワールは、南アフリカではグループリーグ敗退だったが、忘れてはいけないのが、大会前の練習試合で日本はまるで歯が立たなかったこと。グループリーグ敗退とはいえ、コートジボワールはブラジル、ポルトガルと同居のグループだった。当時攻めたい攻撃陣と、守りたい守備陣の間で対立があった日本は、コートジボワールとの試合を境に守備的な戦術を取ることにチームとして納得したという。

ギリシャは、確かかつての対戦では日本は勝っている。ヨーロッパには珍しい、徹底的な守備戦術でヨーロッパ選手権を制したこともある。ヨーロッパでは相対的に強いとは言えないだろうが、一筋縄ではいかない相手だ。

そしてコロンビアは、かつて国際大会でも、日本は見事に逃げ切り負けをされたこともある、したたかなチーム。相手に攻めさせておいて弱点を探り、勝負どころを逃がさないイメージがある。ここ数年タレントが育ち、監督が知将ペケルマンになって変わったようだ。

超強豪がいないことで、すべてのチームがグループ突破の可能性を最後まで信じて、身体を張って戦ってくるだろう。日本の実力もそれなりに評価され、力の拮抗している、油断できない国ばかり、という風にほかの3ヶ国も思っている。今度は日本をナメてくれない。超強豪がいないこたは反作用する。

確かに悪い組み合わせではない。勝てる、というムードに浮かれて足元をすくわれたドイツワールドカップの経験も我々は持っている。超強豪ではないが、いずれ弱くなどない国が集まったグループ。そこに前述の要素が加わる。とても楽な戦いではない。

個人的には、初戦のコートジボワール戦を心配している。前回初戦のカメルーンは、意外に身体能力の差が目立たず、またル・グエン監督のもと、一枚岩であったとは言い難かった。過去の経験から言えば、コートジボワールは日本がガツンと当たりに行っても、ビクともしないイメージだ。

ワールドカップは様々なことが作用する。環境面を整えるのに、ザックはジーコほど意固地ではないようだが、初めて体験する長期キャンプ的な、ナショナルチームによる世界最高峰の権威ある戦いに、どう手腕を発揮するか。また勝負においては監督の格、というのもある。そこはザックの場合はある意味賭けみたいなものだ。あと半年、3月まで代表戦は無いが、山ほどやることは有るだろう。報道の具合を観察するのも楽しみだ。

土曜日は午前は出掛けて、午後は息子がプールでパパはワンコとお留守番。Jリーグを見ていた。首位横浜FMは点が取れず優勝を逃がす。うずくまってなかなか立ち上がれない中村俊輔の姿に、ちょっと同情した。

日曜日はルパン三世対名探偵コナンの映画。大人のカップルの姿も目立ち、満席だった。ちょっと今回、ストーリーが見えづらいところがあったが、やっぱり面白い。晩ご飯焼肉を食べに行って、家では子供の科学マンガ「宇宙のサバイバル」を読み込んだ。ゆっくり休んだし、子供とも遊んだし、年内のお仕事も残りわずか。頑張ろうかね。

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