2011年4月2日土曜日

セーフ

いま関西に帰って来ている。2週間ぶり、初の、何というか単身赴任となってからの帰宅である。金曜仕事終わってから7時過ぎの新幹線に乗って焼売弁当食べながら帰った。

大阪は、平和であった。ネオンは普通に輝いてるし、エレベーターもエスカレーターも動いている。阪急電車も、宝塚線はだいぶ混んでいるみたいだが、神戸線は、普通。普段田園都市線の激混みを体験している身としては、やはり羨ましい。とはいえ、保守用の部品の工場が被災したため、JR西日本は都市圏でも、運行本数の削減を開始するとか。こちらにもついに来たか。

妻はもう地震酔いは抜けたという。一方きょうまた、茨城県では震度5の余震が起きた。もう発生から3週間以上経つのに・・被災地は大変だ。息子と仮面ライダーの映画を見て、中華の昼食、ケーキを買って帰ったが、これが座ってようが立ってようが、じっとしていると揺れているように感じてしまう。やれやれ。

仮面ライダーは、今年40周年。ウルトラマンは45周年。2006年に40周年記念作品として、ウルトラマンメビウスが登場、昔の怪獣やウルトラ兄弟を総出演させ、また円谷プロの本懐、とでもいうのか、ウルトラマンに流れている思想に沿ったシリーズ展開で、子供にも、父親にも愛された。映画も、総括のような、2本の作品が製作され、息子と初めて観た映画となった、「超ウルトラ8兄弟」には、感動したものだ。

仮面ライダーは、ここ数年の人気ライダー、仮面ライダー電王と、いまの仮面ライダーオーズが軸となっていた。電王に変身する佐藤健はビッグになってしまったせいか、もう出演しないが、それでも電王はやっぱり楽しい。よく観ていると、作りに、ウルトラマンの40周年を研究しているな、というのが、ほの見える。しかし、両者には決定的な違いがあって、それはヒーローものだから、話に無理があっても当たり前なのだが、ウルトラマンは結構真面目に、無理のあるところにもストーリーを考えて付けていたり、思想的にも形が有るのに対して、仮面ライダーは、花相撲的エンタテインメントだということだ。割り切るところは割り切って作っているように見える。巨大ヒーローと人間型ヒーローの違いか、文化や、現実の違いか?私は子供のときからウルトラマンの方が、話が壮大で好きなのだが、テレビシリーズで常に人気を博す仮面ライダーは立派だとも思う。

晩御飯は家で、カレイの煮付け。最近は自分で簡単に作ったものか、外食だったしやはり美味しい。東京に行った時、右も左も分からず当惑った妻は、東京の便利さ、何でもあるところが懐かしいという。まあそんなもんだ。今回帰宅する際、私服部屋服が足りないので宅急便を送ったのだが、息子から発注が出て、風呂遊び用の、ポケモンのミニフィギュアも送ってくれという。風呂のおもちゃは処分していいので、早々に捨てようかとも思ったが、ここ数日のバタバタで、思い出もあるしゆっくりやろうと思い直していたところだった。よかったねー、セーフ。

先日引越しから帰る際、新幹線に乗るため早く家を出たのだが、寝ていた息子は目覚めてしばらく、家の中を探し回ったと、自分で言っていた。

来週は入学式。桜も7分咲き。明日は、花見だ。

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