2011年4月19日火曜日

平日日記

たまには、平日にも更新しようか、というのと、恩田陸「不安な童話」を読み終わったばかりで、温かいうちに感想を書きたかったのもある。

昨日は、やや遅く起きた上に、粗大ゴミ、燃えるゴミを出す作業があったので、バスを1本ぶん、15分遅れて家を出た。遅くまで本読んでいたから寝坊した。会社には遅れずに着いたが、久々にやばいかも、とちょっと思った。交通の混乱以来、早めに出ていたから余計だった。

通常朝御飯は、前の日にご飯を炊いたらその残りでおにぎり、なければ、とろけるチーズのせトーストに、熱いブレンディだ。月曜は、ママ友に持たせてもらった前日晩御飯の余りのおにぎりだった。感謝。市販の、例えば小さなウィンナーロールがいくつか入ったものとか、アップルパイの菓子パンを買うこともあるが、基本的に温かいものを食べたり飲んだりする。たぶん暑くなったらまた変わるかと思うが、いまはそれがベスト。4月の朝晩はまだ寒い。

交通の混乱で懲りて、最寄り駅の電車は使ってない。何せこの路線は、混むうえに、トラブルに極端に弱い。それが嫌になった。そして、近所のバス停が循環の始発だということに改めて気づき、ちょっと時間はかかるが座って行けるのを気に入った。着く駅からも座れる可能性高し。バスでも電車でも本が読み込める。帰りは逆に辿る。バスの数は1時間に3本ほどだが、遅く帰ることも最近は少ないしあまり困らない。地震で大きく変わった部分だ。

晩御飯は会社の食堂が多い。昼、夜食堂のこともあるがあまり気にしていない。東京に来て、接待もあるのでおいしい店も覚え、舌も鍛えられた。また単身赴任になって最初は、早めに食べなければならない食材もあったので毎日ご飯を炊いてもいた。ただもともとあまり食にこだわらないタイプである。早く安いほうがいい。食堂は量も調整でき、魚も野菜も摂れるのでありがたくもある。おかげでか、太りぎみだったのがウエストが楽になり、顔も痩せたと言われる。

きょうは、帰りに、新橋のヤマダ電機に寄って、iphoneのケースと充電ケーブルを買った。どちらもくたびれていたのでようやく、だった。また、パパ友に借りたDVD機を接続するのに、赤白黄のケーブルなどが足りず、このままでは再生は出来るが録画が出来ないので、これも買おうと思ったが、デジタル館という駅向こうの別のところに行かなければならなかった。雨模様、それに給料日前、諦めた。また電動歯ブラシの替えブラシがこんなに高いと初めて知って、これもあきらめた。なぜかこのタイミングで晩ごはん食べてないことに気づき、帰りに近くのスーパーで、たまにはとお弁当買って帰り、さきほど食後の休憩で、「不安な童話」読了したところである。ああ、やっと辿り着いた。

エキセントリックで魅力的な、殺された女流画家。その生まれ変わりと言われた主人公の女性。強烈な既視感が物語りを展開させ、なにもなかった日常に危険が迫る。ファンタジックでミステリー的。少年と、少女。「不安な童話」は、確かに面白い。しかし、残念ながら、恩田陸が得意な、学園ものにはやはり面白さが及ばない。恩田陸的な不思議さ漂うミステリーだが、どこかで私はこの手の話の展開を知っている。そう、綾辻行人に非常に似ているのだ。にしては、スケールの大きさも感じられないし、そこまで迫ったプロットでもない気がする。実はそうだったんです的な、後出しのエピソードが多いし、探偵役も、ちょっと都合よく頭が良すぎる。小ぢんまり感が拭えないのだ。学園ものとジャンルは違うが、もっと恩田陸らしく暴れる姿が見たいのである。あくまで、個人の感想です。ファンの方、荒らしたりしないように(笑)。狭すぎる願望なんだろかー。次は「三月は深き紅の淵を」だ。

寝ているときに、感じる余震は、大体ひと晩1回。ここ2日は目が覚めている。風呂をためておいたり、不要コンセント全部抜いたりと、ちょっと変わった?独り暮し。さあ、今夜はマンガでも読んで寝よう。

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