初めて来た小学校は、街や湾が一望できるロケーションで、校庭も広い。スケール大きそうである。しかし、東京にもしいたら、真っ平らの土地で、小学校まで5分、さして危険もない。こっちは、私の田舎の小学校より野趣満点だ。通学危ないのは気にかかるが、ここで6年間は、逞しくなるやろなあ、と思う。グラウンド見ながら、やっぱ東京は関東ローム層で土が黒いけど、こっちは赤めだなあ、などと考えていた。
教室は3階、新6年生が案内してくれて、色々とお世話してくれる。保護者は体育館、と言われて行こうとすると、息子、涙ぐむ。さっとお兄ちゃんが来て相手してくれる。他の父母も、まだみないるので、しばらくいた。ひとクラス30人ちょっとで3クラス。1年3組。パパも同じくらいの人数で、1年3組だった。
立派な体育館で入学式。6年生と手をつないで入場。国歌斉唱、校長先生挨拶、来賓は「おめでとうございます」とだけ20人くらい。そのたび子供達は「ありがとうございます」と返す。校歌は、決めどころを心得た作りとなっていた。最後に担任が一人ひとりの名前を呼んで元気よくお返事。退場、写真撮影。後ろの掲示板に祝電が貼り出してあり、息子1人のために出してくれた東京の幼稚園に感謝。妻も感動していた。私と違って東京で暮らすことが無いぶん、ということもあるだろう。
息子は一番前の席。担任はベテランの、女性の先生。最初ちょっと泣いてたと教えてくれた。雰囲気にちょっと慣れ隣の子とも仲良くなった息子は、先生の言うことに口を挟みまくる、かと思えば話を聞かず手遊びをする。妻は「もーっ」となっていたが、パパは、かつての自分にそっくりな息子を怒れないのであった(笑)。パパも、ああだった。ただ、私よりは明るい。
帰りは、雨に風。これ、この程度だったらまだいいけど、この山道で大雨だったら危ないなあと話す。やれやれで帰って昼ごはん食べて写真撮影。ランドセルからって写す。晩は久しぶりの店の焼き肉。美味しかったな。やっぱ。
きょうは、午前は別行動で、豚まんの昼ご飯食べた後、息子と2人、お散歩。河川公園が好きな息子とぶらぶら。花見の露店でまた金魚すくいした息子、うまく4匹すくい、お持ち帰り。パパの用事とママに言われた買い物済まして、息子の仮面ライダーゲーム本買ってやって帰る。パパも見たが、買いたい本は無かった。Newtonの宇宙特集はさ、欲しいけど、ちょっと高いんだよねー。ほんならweb引くよってなもんである。
坂ヒーヒー言いながら登って帰る。なにかと会話するので好きな時間である。
「なんで勉強や運動しなきゃならないと思う?」
「わかんない」
「お前に子供ができた時・・」
「そっか、教えるためかー」
「それだけじゃない。運動するのも、勉強するのも、小さな子供を守らなきゃいけないからだ。でもそれはたくさんある答えの一つだ。後はお前が勉強や運動していく時に考えてみなさい」
うーん、ハードボイルド。最近ロバート・B・パーカーなんぞ読んでるから影響されたかな。まだちと早かったかな。
金魚鉢に赤と、黒出目金を入れて、お風呂入って、ごはん食べて、おやすみ。明日は金魚のエサ買いに行かなくっちゃあ。
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