2017年5月22日月曜日

You made my day.





タイトルは、今週読んだニューヨークのエッセイ。1コラムに1つずつ、英会話でよく使う言い回しが載っていた。おかげでとてもいい日だったわ、という意味だ。


月曜日家に帰って、いつものようにクッキーが寄って来て、抱き上げてソファの私の隣、畳んであるブランケットの上にに座らせると、いきなりオシッコした。わー。


後作業的にはブランケットの上、というのが幸いで、パパが素足を洗って、ブランケットを風呂場に持ってって、ちょちょっとソファのわずかに濡れたところを拭いてというので収まったが、肝心のクッキーさんが、叱られたからだけではなくて、いつにも増して元気がない。さすがにおかしい、と気付く。背中が丸まってるから、腰系か。いつもわーわーと元気のいい子はすぐ分かる(笑)。


んで、部屋で息子が、教室で先生への行列に並んでてケンカっぽいことになったと告白。話を聞くと、胸を突くくらいの感じだったそうだがやっぱり子供っぽい。様子をみることにする。


翌日は旧友と十三で呑んだくれる。転勤だそうだ。もちろん残念だけど、仕方がない。また転勤あるだろう、大阪で待ってるよ、と言うと笑っていた。


この居酒屋はいつも帰りにこんにゃく畑と飴ちゃんをくれる。飴はなめてこんにゃく畑を冷蔵庫に入れておいた。


翌朝クッキーのことを訊く。病院行って、やはりヘルニアなりかけで全治2週間だという。腰に負担がかかる階段昇りとか極力させない、抱っこも身体が平行になるように、とのこと。体重が重いので食事制限。かわいそうに。


こんにゃく畑どうしたのー?

ん、居酒屋でもらった

これはお弁当の保冷にいいんだけどどこ行っても売ってないのよねー


息子はその後穏やかだそうだ。この年代はぶつかるが忘れるのも早い、か?ひそかに注視はしよう。


翌日は帰りのバスに乗ってるときから眠くて、帰ってご飯食べて、阪神戦の行方を見てから爆睡。朝早く起きて風呂に入る。もうクッキー元気。妻が朝ごはんの用意をしているとダッシュで階段駆け上がりキッチンに行く。おいおい。その日のお弁当にくだんのこんにゃく畑in。


木曜帰りに100円ショップでこんにゃくゼリーなるものを見つけたから買って帰ってみる。岡田光世「ニューヨークのとけない魔法」読了。時間がかかった。正直アメリカにはあまり興味がない。アラスカ以外はね。


妻いわく、この形はちょっとねえー。こんにゃくゼリーはチューブ状で、畑のようにカップがいいらしい。んなオレ食べるわ、としといたら育ち盛りの息子がこれなに、食べていいの、めっちゃおいしいやん。お弁当に入っていた畑を食べてみたら美味かったから興味が湧いたらしい。なんかぐるっと回ってるな。


翌日は動脈硬化検査で京橋。いやー大阪ビジネスパークって都会だなあー。やたら道広くて車少ないけど。


で、今度はドラッグストアに行ってみたらこんにゃく畑あっさり発見して買って帰る。合格。息子きのうのチューブのやつはすでに完食で、畑もすぐ1つ食べてた。今回はリンゴ。桃とかグレープとかたくさん種類あるみたいだから、次は変えてみよう。


めっちゃ怒る。テスト前だというのに遅くまでアニメ観て、寝室に引っ込んでからもゲームしてたから、アニメチャンネル契約切るぞ、ゲーム全部取り上げるぞと過去最大級。小学校とは違うんだから・・。


土曜日は空真っ青ですごく暑い日。今年初めて。気温が一段上がった。


でも家中は日陰だから、そよ風が吹いて短パンでは寒いくらい。昼ごはんそうめん食べて、食後はアイスコーヒーを、きれいに妻が入れてくれて、のんびり読書してた。外出やめた。暑くとも土日どちらか少しは出るつもりだったがきょうは取りあえずストップ。


日曜日。朝のまだ涼しいうちに外出。目的はブックオフ。でもなんか、こういう言い方も変だが、本を見る調子もいまひとつで(笑)、4冊。


宇佐美まこと「入らずの森」

敷村良子「がんばっていきまっしょい」

太宰治「斜陽」

ヘミングウェイ「日はまた昇る」


「入らずの森」は新聞の宣伝で見かけて興味を持った。ホラーっぽいんだろうか。「がんばって」はNHK朝ドラ。だが、どこかの書評を読んで興味を惹かれた、愛媛の名門松山東高校の話。「斜陽」は、いつか読もうと思ってたから。ヘミングウェイはノーベル賞シリーズの一環。


行き帰りのバスと自宅で「ブラインド・サイド」読了。アメフトを題材にしたミステリー小説かと思ってたらノンフィクションだった。「レフトタックル」はクォーターバックのブラインドサイドを狙って潰そうと突進してくるディフェンスを阻止する、重要なポジションということがよく分かった。アメリカの貧困層から出たNFL選手の生い立ちを追った社会派の作品だった。


夕方はサッカー、U-20W杯。グループリーグ初戦の南アフリカ戦。開始早々に先制点を与えた日本は後半、エース小川のゴールで追いつくと、交代出場の久保が左サイドからガンバの堂内にナイスすぎるアシストで勝ち越し。気持ちいい逆転勝ちで初戦を飾った。この年代のサッカーは動きが多くて面白い。日本はパスワークが良く、攻めも多彩。左サイド、川崎の三好もいいし、右SBのガンバ初瀬はとてもいい。久保は素晴らしい。南アフリカは運動能力が高く、攻撃時のラッシュは日本を混乱させていたし、カウンターも鋭かった。ただ、日本もだが、決定機のシュート技術がもひとつだし、終盤は日本も落ち着いて対応できていた。次も見たくなるな。


夜はヤクルト−阪神戦を観る。タイガースルーキー小野は奮闘したが5回持たず。しかし7回逆転、9回のピンチもしのぎ、連敗脱出。


さてさて・・。先日の十三呑みの時、2人の共通の同級生の名前が出た。私は仲良かった。高校はもちろん、浪人の時は互いの家がバイクで15分くらいだったから、毎週日曜日の夜遊びに行き、大学4年の時には広島での就職活動で広島大学の彼の家に滞在させてもらい、就職してからも確か会っていた。


彼が勤めていた外資系の企業を辞め、福岡で焼鳥屋をする、というくらいまでは年賀状のやり取りもあったがやがて途絶えた。それからおよそ20年くらい経ち、同窓会ブームが起きた時、大手電機量販店に勤めていると聞いた。呑んだ友人は、パソコンその他の機器の世話をしてもらったが、その後やめたようだ、と言っていた。その日はそれで終わったが、翌日、昨年12月に亡くなっていたという連絡があった。


信じられない。虫の知らせだったのだろうか。事情を聞くのは、興味本位と受け取られるやもだから遠慮している。


高校時、バンドのベースをやっていて、歌舞伎役者のような顔立ちで、モテていた彼。それが鼻に触る奴がいて、陰で悪くいう奴も居た。女の子にカッコいいと言われてもプライドを高くすることもなく、男らしいところもあって付き合いやすかった。


何があったのかは、聞かないことにする。都合いいかもだが、あの時間も、話したことの断片的な記憶も、すでに永遠だ。バカヤロウ、早過ぎるだろ。なんで思い出ばかりなんだよ。


さよなら。



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