2017年5月25日木曜日

怯まない

水曜日、Uー20W杯グループリーグ第2戦、優勝候補のウルグアイと戦った日本。

結果から言えばしたたかで上手いウルグアイにやられてしまった。ウルグアイは前から鋭く当たって来てカウンターが速くてチョー危険である。

こういうチームに当たった時、下手にパスを出すとカットされてカウンターを食らうから慎重になり過ぎて前線に思い切ったパスが届かなくなる。前半はまさにその展開で、日本は怯んでいた。0点なら良かったが、38分に先制された。

久保も負傷交代で出番が早めに巡って来たが持ってはすぐつぶされて、で、ある。この試合通じて、おそらくウルグアイは久保を警戒し、フィジカル的に狙っていたと思う。

ハーフタイムで確認したのだろう、後半になると、日本のサッカーはグッと良くなった。大胆で速いパスを出すようになり、攻めが繋がる。ドリブルからの久保のシュート、やはり久保のスルーパスからの岩崎のシュートなど惜しい展開もあった。うがった見方をすれば体力温存を図ったウルグアイに守られた、というのかもだが、それだけとは思わない。

ただ、点を取るまでの胆力が無かったか。ゴールは出来ず、終了間際に追加点を食らってキレイにジ・エンド。このチームでは初めて当たった世界レベルのサッカーだったろうと思う。

前半萎縮し、後半攻めていても、自分達が点を取る、勝つ、ことをどこか本当に信じていないように見えた。下がっても、いや下がってスペースが無いとなおさら、ウルグアイは手強かった。

痛いけれど、これをどう取るか。次は決勝トーナメントが懸かったイタリア戦。引き分け以下ではダメ。勝てば前に進める。シンプルだ。相手も強いが、ウルグアイに負けている。今日の教訓は「怯まない」。

日本の力を見せつけよ。がんばれ、日本。

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