2011年4月24日日曜日

とりにくおんだりく

だんだんタイトルが分からなくなってきた(笑)。きょうは、息子からの電話で起こされた。「今からねえ、梅田のポケモンショップ行くんだよ!」とのこと。後に替わった妻によると、服もないので、阪急に買いに行くという。行ってらっしゃーい。

こちらは、昨夜のごはん残りでおにぎり定食。カフェオレ飲んで、目を覚ます。天気は昨日と打って変わってピーカンだ。まずふとんを干す。毛布を洗う。この毛布、妻が犬と一緒に寝ていたやつだが、息子はいつも「犬臭い」と言っていた。たっぷりのボールドで洗濯機。その間に、スーパーに出かける。

きょうは冷凍庫の鶏肉を食べると決めていた。昨夜は出来るだけ簡単なレシピをネットで探した。中濃ソースと、ケチャップ。あと小麦粉少々。しかし、小麦粉は、最低500gの袋とでか過ぎる。結局買わずに帰る。あとで駅前のスーパー行って探してみよう。昨夜の魚焼きグリル洗ったときに、スポンジが油まみれでダメになったのでついでに買う。

帰って、毛布を干す。さらに、横倒しになっていた自転車を起こして、被さっている車カバーを庭に干す。これは結構骨が折れた。GWは帰るので、それ用の衣類や妻からオーダーのものを詰めようと、うーんと考えるが、すでにひと通りのものはあるので、服はあまりない、ダンボール箱スカスカの可能性あり。妻から電話。大阪駅前は、再開発されてものすごく変わっていたらしい。「あんたもう、よそもんやで」5、6年も経てばそうかもなあ。

所用で渋谷に出向くが、あまりにあっさり終了、すぐ取って返し、ブックオフで恩田陸を探す。順番に制覇する、という目標を立て、ここまで「球形の季節」「不安な童話」「三月は深き紅の淵を」と読み進んだ。次は「光の帝国 常野物語」「象と耳鳴り」だ。いまは目標だけ追えばOK。もともとそういうタイプだし、本の話をすれば、必ず誰かが何かを貸してくれる。幅はそれで広げればいい。ただでさえホームズものとかサッカーとか入るものだ。

帰って、米を洗って、朝から冷蔵庫に移しておいた鶏肉凍ったままで、水解凍に切り替える。小麦粉しゃーないな、買おうか、と行きかけたところへ、お隣の奥さんが・・考えないでもなかったのだが、ほとんど反射的に、小麦粉下さい、とお願いしていた。器を持ち出し、貰う。恥ずかしかったが、これで準備万端だ。

解凍した鶏肉に、塩コショウ、ポリ袋で小麦粉を合わせる。フライパンで焼く。こんがりとよく焼けるまで少々時間がかかる。昔独り暮らしを始めたころ、鶏肉をステーキのように焼いたら、中はまったく生だった、という記憶が強く、よーく火を通す。ここで余分な油をキッチンペーパーなどで拭き取る、とあるが、さすがに怖くて火は止める。油は多く、結構な手間がかかった。再び点火、ケチャップと中濃ソースを混ぜておいたものを絡める。で、鶏肉のケチャップ炒め出来上がりー。ちょっとベタベタした。小麦粉が多かったのかな。でも、レシピに書いてある通り、ご飯によく合い、発泡酒飲みながらほぼ完食。少しだけ残して明日の朝用にする。

ケチャップ好きの息子に作ったら食べるかな・・。冷凍庫の残りは牛肉とベーコンだ。連休明けにまたトライすることにしよう。

2011年4月23日土曜日

雨風シャーロック

ここ数日は暖かさも感じていたのだが、きょうは朝から雨と風。寒くてじめじめしている。家事をする身になったからか、じめじめ感がより身に迫り、掃除は放ってしまった。折角の、満開になったばかりの、庭の桜も、強風に抗えず散って、そこら中濡れた花びらだらけだ。

ゆっくり起きて、パンにとろけるチーズと厚めのソーセージハムという、最近好きな朝食を済ませ、外出しようとしたら斜めに強い雨。駅前に着くまでに、靴の中までずぶ濡れとなってしまった。ユニクロで下着を買って、ビデオ屋で「シャーロックホームズ」を借りた。アクション系なので、劇場にまで観に行く気にならなかったが、正統派シャーロッキアンとしては、観ておかなければなるまい(笑)。借りたDVD機がちゃんと再生するか試したいし。

ついでにスーパーで、サラダ、コロッケなど、晩ごはん用の買出し。本当は、帰って別のスーパーに行く予定だったがもう雨の中出たくなかった。家の駐車場で、自転車が倒れてしまっていた。風も強いしいま起こすよりはとそのままにしておく。

帰って、米を洗ってから、DVDを観る。のっけからアクション、ワトソンが格好良すぎて鋭いのも、シャロッキアン的には少々興味深くもあるが、なにやらハリウッドの相棒ものを観ているようで好感が持てない。予想通り、美女のアイリーン・アドラー登場。題材は黒魔術。えーっ。ネタバレは防いでおくが、やはり思ったような展開であった。2作目も撮り始めているというが、今度も劇場には行かないだろう。アイリーン・アドラーとは、短編第1作の「ボヘミアの醜聞」でホームズが出し抜かれた美女で、生涯結婚しなかったホームズが唯一気にかけたと言われる。当時この物語は大評判となり、不動の世界的ホームズ人気に繋がって行く。ホームズは後の話の中でも「これまで男に3回、女に1回出し抜かれました」と自ら話している。

元オペラ歌手で絶世の美女、ホームズを唯一出し抜いた女性、しかも恋愛感情がある、というキャラクター設定のため、長編のパロディやパスティーシュでは必ずと言っていいほど登場する人気ものである。「イタチのような」レストレイド警部やメアリ・モースタンなど、なかなか楽しいことは認めるが、やはり2時間ではこんなものだろう。しかし、ロケの壮大さには唸らされた。イギリスにも時代ものがあって、そのような撮影には慣れているところもあるのだろうが・・CGも良くできているものだ。評判は良かったという。

晩ごはんは、冷凍してある、魚。鯛、に見える。分からない。皮はスズキにも見えるが、妻は確か鯛と言っていた。まずは解凍の仕方が分からずネットで調べる。ふむ、水につけておくのか、DVDを観ている間つけておく。ご飯は1.5合、水加減微妙だったが、ここ最近ないくらいのツヤで炊き上がる。あとは魚だけだー。

水から出して、ラップ開けてみると、大きな切り身だと思っていたら、3切れあった。そらそうか。塩ふって、とにもかくにも焼き始める。中のほう生、っていうのだけは嫌、と注意しながらよく焼いて、こんなもんだろ!と自信満々で口に入れたら、味が無かった・・。それでも温かいうちに完食したが、うーん、肉と違って、魚はあまり経験がないし、味付けは難しい・・我流だけでは通用しないようだし、研究しなければ。

まだ降っている。雨に振り込められた一日。ロンドンの、陰鬱な天候の描写は、シャーロックホームズにもよく出て来るが、きょうはそんな気分に、ちょっとなった。さあ、食器と魚焼き網と洗って、のだめの映画TVでやるから観ようっと。

2011年4月21日木曜日

男の悩み

普通のサラリーマンには、共通の悩みがある。それは、スーツ姿をどうキープするかということだ。

鞄を肩に掛けたりすると、上着の布地が傷んだり、ポケットに財布入れてたりすると穴が空いたり破れたり、よく見てみると、テカテカになっていたり、変色していたりもする。ネクタイに変なしわや、擦り切れがあったり、靴が汚れたり擦り減ってたり、靴下に穴が空いていたり・・。

中でも最大の悩みはワイシャツであろう。着る頻度が高く、肌に直接当たり、よく動く部分だから、汚れやすく、しわになりやすい。襟や袖は擦り切れやすく、またボタンが厄介で取れやすく、クリーニングで傷んでしまうことも多い。

以前から、特に冬場は、2回着れないかと思っていたが、妻がアイロンを残して行ったので、昨夜は食事も風呂もとっとと済ませて、本当にひさびさにアイロンかけにトライした。結果は、上々。もっと早くやればよかった。また、まだ擦り切れていない好きなワイシャツでボタンがダメになっていたやつに、合計11個、チクチクとボタンを付けた。裁縫セットは残されていなかったので、ボタンと一緒に、ユザワヤで帰りに買って来た。さらに、擦り切れたけどボタンはきれいなワイシャツから、すべてボタンを取った。これで、多少ボタンが欠けたりしても、大丈夫だ。

裁縫は、小学校の家庭科で好きだった。でもさすがに「いろはのい」も知らない事に気がつく。ただ馴れは素晴らしいもので、アイロンも、あらためて服の縫製やたたみ方が分かったり、コツが見えたりする。ボタンの方は、多少針や糸切りバサミで痛っ!となることもあったが大過なし。やれば、馴れる。ただ、結び方、留め方は調べよう。

全部終ったのは、夜中1時半。ちょっと手間と時間がかかった。しかし、これで明日は、気に入った、きれいなワイシャツを着る事が出来ると、気持よく眠りに就くサラリーマンであった。

2011年4月19日火曜日

平日日記

たまには、平日にも更新しようか、というのと、恩田陸「不安な童話」を読み終わったばかりで、温かいうちに感想を書きたかったのもある。

昨日は、やや遅く起きた上に、粗大ゴミ、燃えるゴミを出す作業があったので、バスを1本ぶん、15分遅れて家を出た。遅くまで本読んでいたから寝坊した。会社には遅れずに着いたが、久々にやばいかも、とちょっと思った。交通の混乱以来、早めに出ていたから余計だった。

通常朝御飯は、前の日にご飯を炊いたらその残りでおにぎり、なければ、とろけるチーズのせトーストに、熱いブレンディだ。月曜は、ママ友に持たせてもらった前日晩御飯の余りのおにぎりだった。感謝。市販の、例えば小さなウィンナーロールがいくつか入ったものとか、アップルパイの菓子パンを買うこともあるが、基本的に温かいものを食べたり飲んだりする。たぶん暑くなったらまた変わるかと思うが、いまはそれがベスト。4月の朝晩はまだ寒い。

交通の混乱で懲りて、最寄り駅の電車は使ってない。何せこの路線は、混むうえに、トラブルに極端に弱い。それが嫌になった。そして、近所のバス停が循環の始発だということに改めて気づき、ちょっと時間はかかるが座って行けるのを気に入った。着く駅からも座れる可能性高し。バスでも電車でも本が読み込める。帰りは逆に辿る。バスの数は1時間に3本ほどだが、遅く帰ることも最近は少ないしあまり困らない。地震で大きく変わった部分だ。

晩御飯は会社の食堂が多い。昼、夜食堂のこともあるがあまり気にしていない。東京に来て、接待もあるのでおいしい店も覚え、舌も鍛えられた。また単身赴任になって最初は、早めに食べなければならない食材もあったので毎日ご飯を炊いてもいた。ただもともとあまり食にこだわらないタイプである。早く安いほうがいい。食堂は量も調整でき、魚も野菜も摂れるのでありがたくもある。おかげでか、太りぎみだったのがウエストが楽になり、顔も痩せたと言われる。

きょうは、帰りに、新橋のヤマダ電機に寄って、iphoneのケースと充電ケーブルを買った。どちらもくたびれていたのでようやく、だった。また、パパ友に借りたDVD機を接続するのに、赤白黄のケーブルなどが足りず、このままでは再生は出来るが録画が出来ないので、これも買おうと思ったが、デジタル館という駅向こうの別のところに行かなければならなかった。雨模様、それに給料日前、諦めた。また電動歯ブラシの替えブラシがこんなに高いと初めて知って、これもあきらめた。なぜかこのタイミングで晩ごはん食べてないことに気づき、帰りに近くのスーパーで、たまにはとお弁当買って帰り、さきほど食後の休憩で、「不安な童話」読了したところである。ああ、やっと辿り着いた。

エキセントリックで魅力的な、殺された女流画家。その生まれ変わりと言われた主人公の女性。強烈な既視感が物語りを展開させ、なにもなかった日常に危険が迫る。ファンタジックでミステリー的。少年と、少女。「不安な童話」は、確かに面白い。しかし、残念ながら、恩田陸が得意な、学園ものにはやはり面白さが及ばない。恩田陸的な不思議さ漂うミステリーだが、どこかで私はこの手の話の展開を知っている。そう、綾辻行人に非常に似ているのだ。にしては、スケールの大きさも感じられないし、そこまで迫ったプロットでもない気がする。実はそうだったんです的な、後出しのエピソードが多いし、探偵役も、ちょっと都合よく頭が良すぎる。小ぢんまり感が拭えないのだ。学園ものとジャンルは違うが、もっと恩田陸らしく暴れる姿が見たいのである。あくまで、個人の感想です。ファンの方、荒らしたりしないように(笑)。狭すぎる願望なんだろかー。次は「三月は深き紅の淵を」だ。

寝ているときに、感じる余震は、大体ひと晩1回。ここ2日は目が覚めている。風呂をためておいたり、不要コンセント全部抜いたりと、ちょっと変わった?独り暮し。さあ、今夜はマンガでも読んで寝よう。

2011年4月17日日曜日

掃除!そうじ!

土日といろいろ掃除した。なにせ、2週続けて帰ったこともあり、3週間は基本的な掃除すらしていなかったし。まずは、土曜起きて、布団干して、シーツなど洗濯した。掃除のための買い物に行って、帰ってクイックルワイパーかけまくる。埃が出て来ること。さらに、気になっていたソファの下、犬用のでかいケージの受け皿の下を徹底的にやる。ベタつきもあるので、かんたんマイペットでひたすら広い範囲を拭く。カーテン衣類にはファブリーズふりまくり。さらに庭の、粗大ゴミで出すマットレスとついたてを広がらないよう紐で縛る。特についたては、腐って分解していたので、再び組み立てるのに骨が折れた。

スーパーでサラダコロッケ買ってきて、ごはん炊いて魚の缶詰でさっと食べた後、風呂でケージの受け皿を洗う。新聞紙敷いて干して、残り湯に、ガムテープで出来るだけ毛を取っておいた、犬のクッションをつけておく。土曜はこうして終了。前からだが、もう12時には眠い年齢になってしまったので、本読むの諦めて寝る。疲れたし。

日曜8時過ぎに起きて、仮面ライダーオーズ観て、朝御飯は、おにぎりと、冷蔵庫に残っていた、いかなごくぎ煮。早めに食べなけれはならないものはもう食べたり捨てたりしてしまったが、保存食系も暖かくなってきたのでそろそろやばい。

犬用クッションのカバーは洗濯、中身は水を搾って、外に干す。汚れた風呂を掃除。この日は、パパ友に招かれていたので、ビールとお菓子を手土産におじゃまする。ビールと刺身とおでんをいただき、もう家庭料理に飢えている身はばくばく食べた。子供たちとも遊んだ。古いDVD機貸してくれるというので、ありがたく持って帰る。ママ友である奥さんが、晩御飯も持たせてくれた。

帰って、駅前でマンガを買って来て、ほろ酔いで、幸せな夕寝。起きて、クッション取り入れて、階下に行くと、プンとにおいが。前から、帰ったときに臭ったりしていたので、捜索開始。どうやら、流しの下にあった、油濾し溜め容器のようだ。油溜め鍋もそういえば洗ってない。大した量ではなかったが、新聞紙に油染み込ませて処理、後、ひどい油汚れを徹底的に洗う。鍋は蓋がくっついてしまって取れず、苦労して開けた。これでにおいはなくなるか?懸案解決か?だったらいいなあ。で、いま油のにおいで少々気持ち悪くなったので休憩中だ。まだまだ細かい汚れも多いし、やること多い。次週も奮闘だ〜。

2011年4月16日土曜日

ひさびさに書評

木金と飲み。余震は水曜以来、大きいのはなし。でも鎮まっている時期と、活発になる時期があるそうだ。M8クラスの余震が1ヵ月以内に起きるとする学者もいて、社会に不安を与えている。阪神大震災のときも、M6クラスの余震がある、ある、と言われていたが、小さい余震で分散されて、結局来なかった。今回も平和的解決はできないものか。そろそろ。

折原一「漂流者」を読んだ。タイプとしては、ハードボイルド系エンタテインメントか。とにかく全編中、漂流の時間があまりに長い。ひょっとしてこれが流行かもしれないな・・と思いつつ、読み込んだ。確かに面白かった。細かい部分にかなり気を遣って書いているのも分かる。でも、登場人物が1人として愛せないのは、やはり読後感が悪い。プロットも、残念ながらまったく新鮮とは言い難いし、結末に必然性が感じられない、というのが感想だ。海の怖さだけはよく分かった。

これより先に読んだ、ロバート・B・パーカー「初秋」は、本道のハードボイルド系エンタメだった。主人公の探偵はめっちゃ強く、弱点もピンチもなく、頼れる相棒あり、お色気ありで楽しめた。この主人公、スペンサーのシリーズはたくさん出ているが、この作品がヒットし、日本でも人気を得たという。依頼者の夫婦の間で翻弄される、愛されない息子を1人前の男に育てる、というのが軸の珍しい話で、アクションその他とのバランスが取れている。スカッと楽しむ本である。この10年後を描く「晩秋」も近いうちに読みたいな。

白石一文「私という運命について」は、女子の間で人気だったので買ってみた作品。しかし、やはり女子系だった。4編の、最初の一つを読んでしばらく放って、2編めが博多の話だったのでここまで読んで、読みたいという方に差し上げた。恋愛・結婚ものは読まないわけではないが、正直好きではない。映画もそう。私のクセ、だ。次は恩田陸「不安な童話」を会社行き帰りの本にして、家ではハードカバーを読もうと思う。また書評はアップする。

木曜の飲みは、会社の新人たちとの懇親会で、礼儀正しく、理想と希望を語るキラキラした若者たちに、情けないことに?元気を貰ったような気がした。今週末は東京。色々片付けなくっちゃあ。ではきょうはこのへんで。

2011年4月11日月曜日

行き帰り

関西に帰るときは、通常東京駅から新幹線。近いし、着いてからもアクセスいいからだ。会社には飛行機派が多くいるが、私はかなりな頻度で新幹線を使う。今回はたまたま、ちびっ子鉄道ファンが大好きな、ドクターイエローが向かいに停まっていたのでラッキーとばかり写真を撮った。周りも皆急ぎ撮影していた。

きょうは、朝から息子が小学校やだと言っていた。前からだけど、よく言うのが「1人で?」という言葉。親が教室に入らないのはもちろん、幼稚園の友達がいないことも指しているのだろう。にしては、というか、だからか、と言うべきか、集団登校のとき、説明会で友だちになった2軒隣の男の子と一緒になったら、嬉しそうにじゃれ遊び、出かけて行った。

見送った後、パパも神戸空港から飛行機で帰った。神戸空港は初めてだったのだが、思った通りアクセスがよく、いい具合に規模も小さくて気に入った。

単身赴任初心者としては「どう東京に帰るか」は考えどころだ。金曜に帰るので、やはり日曜まで泊まりたい。始業までに帰るには、新幹線なら7時発でギリギリだ。自宅から新大阪までは、遠くはないがすぐというわけにはいかない。発時刻の15分前には着いていたい。となると、6時前の電車には乗らなければならない。もうひとつ、伊丹空港から飛行機、というのがある。8時発の飛行機が定番である。飛行機の場合30分前には空港に着かなければならない。しかし、電車モノレールを乗り継いで行くと1時間半ではすまない。もっともポピュラーなのはリムジンバスで、最寄の駅は結構近い。ここが微妙で、6時半のバスで50分。そうは狂わないはずだが、道路事情に左右される。前日も書いたように、自宅周辺の道路事情は決して良くはない。保険で、6時15分のバスとなると、やはり6時前の電車に乗らなければならない。

うーむと思い調べたのが神戸空港で、電車ポートライナーで行けば乗り換え含めて40分くらい。道路事情に左右されない。ところが世の中そうはうまく行かないもので、神戸空港から羽田は、8時発の便はなく、7時15分。うーむとまた考えて、とりあえず神戸濃厚とした。どの道6時前の電車に乗らなきゃならないのなら、早く着いたほうがいい。新幹線は、時間がかかるしギリギリ。伊丹は、空港も大きく人は多いし、バスはジリジリするし、8時の便ではやはりギリギリ。神戸空港は、早い便に同じ電車で乗れ、早く着くので羽田から余裕がある。

で、きょうは予行のつもりで試してみた。思った通り、ポートライナーからドアくぐったらすぐチェックインカウンター、手荷物検査終われば目の前が搭乗口である。これだ。なんて、まあグダグダ書いてきたが、人が多いのが嫌で、またなじみがあり好きな神戸三宮経由で行くことが楽しい、というのが大きい(笑)。飛行機がスカイマークで安いのもかなり惹かれる。ジャンボじゃない分、早めの予約が必要だがwebを見てる限りは早い便はだいじょぶそうだ。ともかく次は、これでやってみよう。
東京帰ってきたら、久々に震度4。ちょっとビビって、動揺した。被災地が可哀想で、心配だ。もう、お願いだから、やめてあげてよ、神様。

2011年4月10日日曜日

人と車と

私の家は、全国桜百選に選ばれた桜の名所から近い。きょうは晴れてポカポカ陽気だったものだから、ドドドドドッと物凄い人が繰り出していた。

日曜の我が家、ニチアサキッズタイムで7時前から起きて、仮面ライダーオーズ終わりで朝食。息子と2頭のダックスを散歩させて、ホームセンターへ。金魚の飼育セットを買ったら、結構な金額になってしまった。それから近くのスーパーで買い物して帰った。もうこの間も人が多く、駅前などまるで休日の自由が丘状態であった。

家でマックの昼食食べて、飼育セット発動。妻がカルキ抜き剤等水のケア。パパは底石をひたすら洗う。ポンプもセットして金魚ちゃんいよいよ新しい住処へ。6匹のうち一番小さい子に「りぼんちゃん」黒出目金に「ネロ」赤にところどころ黒が入っている1匹に「レオネオ」という名前をつけた。あと3匹は特徴つかめず後日となる。みな元気で、涼しげで、癒される。

息子の食器周り買うために2駅隣のアカチャンホンポへまた車で出向くが、ショッピングセンターも人と車が多すぎて、普段20分くらいで行くところが1時間。帰って来たらすっかり夕方だった。生姜焼きでビール飲んでちょっぴり酔っ払っていまに至る。明日はゆっくりめに東京だ。

2011年4月9日土曜日

入学雑感

木曜日に帰って、金曜の入学式に行って来た。東京は、6日だったようで、幼稚園のお友だちのランドセル写真が、妻に続々と届いていた。曇りで空気のひんやりした中、山に向かって県道脇を登る。大人の足で20分くらい。いやあ〜、これはすごいわ。自宅へも、平地からはだいぶ坂道を登るが、さらに山、県道はブンブン車が走るし、歩道無いところもある。その県道の下には谷があり、渓流がある。正直、危ないなあー。

初めて来た小学校は、街や湾が一望できるロケーションで、校庭も広い。スケール大きそうである。しかし、東京にもしいたら、真っ平らの土地で、小学校まで5分、さして危険もない。こっちは、私の田舎の小学校より野趣満点だ。通学危ないのは気にかかるが、ここで6年間は、逞しくなるやろなあ、と思う。グラウンド見ながら、やっぱ東京は関東ローム層で土が黒いけど、こっちは赤めだなあ、などと考えていた。

教室は3階、新6年生が案内してくれて、色々とお世話してくれる。保護者は体育館、と言われて行こうとすると、息子、涙ぐむ。さっとお兄ちゃんが来て相手してくれる。他の父母も、まだみないるので、しばらくいた。ひとクラス30人ちょっとで3クラス。1年3組。パパも同じくらいの人数で、1年3組だった。

立派な体育館で入学式。6年生と手をつないで入場。国歌斉唱、校長先生挨拶、来賓は「おめでとうございます」とだけ20人くらい。そのたび子供達は「ありがとうございます」と返す。校歌は、決めどころを心得た作りとなっていた。最後に担任が一人ひとりの名前を呼んで元気よくお返事。退場、写真撮影。後ろの掲示板に祝電が貼り出してあり、息子1人のために出してくれた東京の幼稚園に感謝。妻も感動していた。私と違って東京で暮らすことが無いぶん、ということもあるだろう。

息子は一番前の席。担任はベテランの、女性の先生。最初ちょっと泣いてたと教えてくれた。雰囲気にちょっと慣れ隣の子とも仲良くなった息子は、先生の言うことに口を挟みまくる、かと思えば話を聞かず手遊びをする。妻は「もーっ」となっていたが、パパは、かつての自分にそっくりな息子を怒れないのであった(笑)。パパも、ああだった。ただ、私よりは明るい。

帰りは、雨に風。これ、この程度だったらまだいいけど、この山道で大雨だったら危ないなあと話す。やれやれで帰って昼ごはん食べて写真撮影。ランドセルからって写す。晩は久しぶりの店の焼き肉。美味しかったな。やっぱ。

きょうは、午前は別行動で、豚まんの昼ご飯食べた後、息子と2人、お散歩。河川公園が好きな息子とぶらぶら。花見の露店でまた金魚すくいした息子、うまく4匹すくい、お持ち帰り。パパの用事とママに言われた買い物済まして、息子の仮面ライダーゲーム本買ってやって帰る。パパも見たが、買いたい本は無かった。Newtonの宇宙特集はさ、欲しいけど、ちょっと高いんだよねー。ほんならweb引くよってなもんである。

坂ヒーヒー言いながら登って帰る。なにかと会話するので好きな時間である。
「なんで勉強や運動しなきゃならないと思う?」
「わかんない」
「お前に子供ができた時・・」
「そっか、教えるためかー」
「それだけじゃない。運動するのも、勉強するのも、小さな子供を守らなきゃいけないからだ。でもそれはたくさんある答えの一つだ。後はお前が勉強や運動していく時に考えてみなさい」
うーん、ハードボイルド。最近ロバート・B・パーカーなんぞ読んでるから影響されたかな。まだちと早かったかな。

金魚鉢に赤と、黒出目金を入れて、お風呂入って、ごはん食べて、おやすみ。明日は金魚のエサ買いに行かなくっちゃあ。

2011年4月4日月曜日

花見はやはり・・

朝、息子とニチアサキッズタイムをして、ママダウンのため息子と犬2頭と散歩&花見に出かけた。

長い河原を山の方から下って、昔なじみのドッグカフェで一休み、とはいえ、レオンは騒ぎ、こんなとこ初めてのクッキーはビビり、また混んできたので早々に退散。河川公園の桜を見ながら、露店で、金魚すくい、スーパーボールすくい。1回300円で、おっちゃんも優しかったが、腹ごしらえと買ったポテトは少量500円、水は300円、たこ焼きは500円。そりゃまあ店で食べたと思えば安いけどさ、花見はやはり食糧水の類いは事前に買って行くものだと再認識。景品にゴーカイジャーのサーベルが入っていたので、息子はボール入れにチャレンジしたが、2回10球ひとつも入らずで、いわゆる銀玉鉄砲を貰って帰った。昔のお散歩コースにレオンはハッスルしすぎ、山あり川ありの長距離、犬2頭に子供、上着ないのでスーツに着る春物コートは埃だらけになっちゃったし、さすがにパパいささか疲れた。

家でもババ抜き、ベイバトル、近くの神社へ散歩、腕相撲とじゃれ遊び、夜は息子が外で食べたいと、ご希望の回るお寿司屋さん。すっごい寒かったけど、着込んで歩いて出かけた。息子最初は平気だと言ったが、余りの寒さにパパが持って行ったマフラー、手袋、ダウンの下の薄ジャケットを次々装着して店までおよそ20分歩いた。そして食べること食べること。お腹すいてたから、また、皿の数でパパに負けたくなかったから、卵焼き3皿、まぐろ、中とろ、鉄火巻きにサーモンと食べまくり、最後の方は半分パパが食べてあげてたが、7皿同士で満足の引き分けに持ち込んだ。

店を出たら、また寒!で温かいものを飲みたいとなったので、喫茶店でココアを注文、スプーンで飲んでたら、ちとこぼすのでパパ得意の持ちウエットティッシュで拭きふき。店の前でタクシー拾って帰った。おなかいっぱい、あったまった息子、すぐ眠くなりバジャマに着替えて布団に寝転がった瞬間、幸せな眠りに落ちたのでした。

今回は、とにかく寒かった。明日朝は3度だとか。次週は暖かい、というか20度近くまでいく予想だが、4月の夜は油断出来ない。こちらに持ってくる衣類も限られるし、難しいなあ。まあ次なにかあったら街で買おう。さすがにかなわん。

2011年4月2日土曜日

セーフ

いま関西に帰って来ている。2週間ぶり、初の、何というか単身赴任となってからの帰宅である。金曜仕事終わってから7時過ぎの新幹線に乗って焼売弁当食べながら帰った。

大阪は、平和であった。ネオンは普通に輝いてるし、エレベーターもエスカレーターも動いている。阪急電車も、宝塚線はだいぶ混んでいるみたいだが、神戸線は、普通。普段田園都市線の激混みを体験している身としては、やはり羨ましい。とはいえ、保守用の部品の工場が被災したため、JR西日本は都市圏でも、運行本数の削減を開始するとか。こちらにもついに来たか。

妻はもう地震酔いは抜けたという。一方きょうまた、茨城県では震度5の余震が起きた。もう発生から3週間以上経つのに・・被災地は大変だ。息子と仮面ライダーの映画を見て、中華の昼食、ケーキを買って帰ったが、これが座ってようが立ってようが、じっとしていると揺れているように感じてしまう。やれやれ。

仮面ライダーは、今年40周年。ウルトラマンは45周年。2006年に40周年記念作品として、ウルトラマンメビウスが登場、昔の怪獣やウルトラ兄弟を総出演させ、また円谷プロの本懐、とでもいうのか、ウルトラマンに流れている思想に沿ったシリーズ展開で、子供にも、父親にも愛された。映画も、総括のような、2本の作品が製作され、息子と初めて観た映画となった、「超ウルトラ8兄弟」には、感動したものだ。

仮面ライダーは、ここ数年の人気ライダー、仮面ライダー電王と、いまの仮面ライダーオーズが軸となっていた。電王に変身する佐藤健はビッグになってしまったせいか、もう出演しないが、それでも電王はやっぱり楽しい。よく観ていると、作りに、ウルトラマンの40周年を研究しているな、というのが、ほの見える。しかし、両者には決定的な違いがあって、それはヒーローものだから、話に無理があっても当たり前なのだが、ウルトラマンは結構真面目に、無理のあるところにもストーリーを考えて付けていたり、思想的にも形が有るのに対して、仮面ライダーは、花相撲的エンタテインメントだということだ。割り切るところは割り切って作っているように見える。巨大ヒーローと人間型ヒーローの違いか、文化や、現実の違いか?私は子供のときからウルトラマンの方が、話が壮大で好きなのだが、テレビシリーズで常に人気を博す仮面ライダーは立派だとも思う。

晩御飯は家で、カレイの煮付け。最近は自分で簡単に作ったものか、外食だったしやはり美味しい。東京に行った時、右も左も分からず当惑った妻は、東京の便利さ、何でもあるところが懐かしいという。まあそんなもんだ。今回帰宅する際、私服部屋服が足りないので宅急便を送ったのだが、息子から発注が出て、風呂遊び用の、ポケモンのミニフィギュアも送ってくれという。風呂のおもちゃは処分していいので、早々に捨てようかとも思ったが、ここ数日のバタバタで、思い出もあるしゆっくりやろうと思い直していたところだった。よかったねー、セーフ。

先日引越しから帰る際、新幹線に乗るため早く家を出たのだが、寝ていた息子は目覚めてしばらく、家の中を探し回ったと、自分で言っていた。

来週は入学式。桜も7分咲き。明日は、花見だ。