2011年1月27日木曜日
PK戦
アジアカップ準決勝韓国戦は、珍しく店で観た。約束してて、2軒めのバーを1時間くらいで切りあげて後半は家で観ようと思っていたら、バーの店員がTVをつけたので、帰れなくなった(笑)。TVが小さかったこともあり、あまり集中しては観れなかったので、録画でもう1回観て研究しようかと思う。ザッケローニの采配は少しづつ明らかになってきているが、後半同点で、香川に代えて細貝、というのにはびっくりした。勝ち越し点を狙って攻撃的な選手を入れるのが、今の日本人サッカー好きには常識的に思えたからだ。試合後会見でも質問が出たし、ネットでも、同じ疑問を感じた人はいたようだ。しかしザックは動じていない。ふむ、興味深い。試合は、迫力はあったが、ボール取ったらわーっと攻めるという、少々落ち着きのない状態だったかなとも思う。そして、PK戦。PK戦というものは、負けると大ダメージをメンタルに受けてしまう。そのため、今回も正直「これまでPK戦で勝ったことなんてあったっけ?ワールドカップも前のアジアカップもシドニーオリンピックもハッサン2世トロフィーも負けたし・・」なんて思ってしまった。実際には、前のアジアカップの準々決勝はオーストラリアにPK戦で勝っているし、その前、2004年大会は、いまもよく出るヨルダン戦、日本の抗議によってサイドが変わり、川口のスーパーセーブで勝っている。勝ったのは忘れてしまうのが(私だけかもしれないが)PK戦というものだ(断定・笑)。さて、率直に言って、韓国のグァンレ監督は、キッカーの順番を間違えたと思う。日本が本田から始めたように、パクチソンかキソンヨンから蹴らせたほうがよかった。後半にヤマが来ると踏んだのかもしれないが、PK戦は、先手勝負のものだし、国際大会デビューしたばかりの若手には酷な場面だったかも。まあ勝ったからいいけど。私がいたバーは、深夜は常連のおっさんばかり、というイメージがあったが、この日は人も少なくほとんどが若い女性で、勝った瞬間、拍手と黄色い歓声が飛んだ。やっぱおじさんはこの日ばかりは家で観てるんだな。まあスッキリした。PK勝ちは記録としては「引き分け」だが、大きな大会のガチンコ勝負で、韓国に勝てたのが何より嬉しい。さあついにファイナルだ。オーストラリアは好調でこちらは香川が骨折離脱だが、またとない舞台、代役には、はっきりと活躍を望みたい。先のW杯予選でどうしても勝てなかった悔しさを晴らすのだ。向こうはGKの名手シュウォーツァーを中心に今大会まだ、韓国戦の1失点のみ。準決勝はなんと6得点。にっくきケーヒルもいるし、キューウェルは好調だ。そして監督は日本通のあのオジェック。色んな意味で強い。しかし、必ず2点は取って、抑えて勝つ!日本の力を、見せつけよ。頑張れ、日本。
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