2018年10月23日火曜日

スポーツ三昧





先日まで世界バレー女子を観ていた。日本はエースを温存したセルビアに勝ち3次リーグ進出。3チーム中2位までに入れば準決勝だったが、エースのボシュコビッチが復活したセルビアには0-3でやられ、大接戦となったイタリア戦は最終セット13-15で敗れ、惜しいところで決勝トーナメントへ進めなかった。


メンバーは固まってきたようだ。エースは古賀紗理那、その対角に黒後愛、MBに荒木絵里香と奥村麻依、オポジットに新鍋理沙という布陣。セッターは田代佳奈美。それぞれの役割がよく見え、コンビネーションもある程度こなれているように見えた。黒後の代わりに石井優希、新鍋に代えて長岡望悠、というバリエーション、守りたい時は内瀬戸真実を後ろで起用、というパターンも現実的で手堅かったと思う。


やはり世界には、高さで圧倒的にかなわない。日本はキャプテン岩坂名奈の187cmが最長身なのに対して、強豪国はアウトサイドヒッター、いわゆるウィングスパイカーでも190cmが普通にいてセッターも大きかったりする。平均身長で10cmくらい負けている。


となると戦術的にはレシーブが中心となる。日本はディグとレセプションでリベロを変えていたが、どちらも粘り強いレシーブでチームを大いに助けていた。ブロックもあいてが乱れた時にしっかりとついてポイントを取っていた。


発見はセッターの田代。20代後半、手練れというイメージ。合わないこともあったが、試合後半は速いトスを散らして攻撃をリードしていた。


バレーボール部の息子はそれなりに専門的な視点から解説を繰り出す。日本は出だしがわるい。中央からのバックアタックを止められたているのを見て、狙われにくいトス回しを提言、調子のいい選手を見て誰に上げろ、というのがこの試合に限ってはよく当たっていて機嫌が良かった。ま、調子乗りすぎだけど(笑)。


日本はオリンピックを2年後に控え、仕上がりの良さも伺わせたが、相手のレベルが上がってくるとかなりしんどい。勝つためにまだまだ整っていない部分があるようにも見える。今回はめいっぱいやって6位。メダルを獲るには準々決勝がおそらくポイントとなる。ベスト4に食い込むためにどう上積みをしていくかが問われるだろう、という気がする。ずっと見ているわけではないから勝手な言い方です。


逆に今シーズンよく観た西武ライオンズ・・日本シリーズ楽しみにしてたのに・・。まさかのCS負け。


ソフトバンクとの差は投手力。向こうは武田や石川が中継ぎやってるし、専門のセットアッパーも名の通った選手ばかり。こちらはシーズン中からよく打ち込まれた中継ぎ陣プラス十亀、郭。うーん、弱点がモロに出た形となった。打線もどこかバラバラで単発では強いけど、最後までまとまらなかった印象。


はーあー、これでシーズン終了かー。まあ強かったから楽しかったけど。来年こそは日本一。もうすぐドラフト会議だ!


0 件のコメント:

コメントを投稿