各種ニュースをwebで見ていると、どうやら今年の台風は収束方向のようだ。台風が発生する帯域がかなり西にずれ、南太平洋に目立つ雲はない状態。例年より朝晩が寒いことを除けば穏やか。朝晩15度くらい、昼は23度くらいでまだ陽が射すと暑いが、風は秋風で気持ちいい。穏やかな気候だ。
で、この土日からしばらく遅めの夏休み。どこへ行くわけでもなく主夫している。
土曜日は本関係。図書館で3冊借りた。
「ビギナーズクラシック 伊勢物語」
川端康成「浅草紅団」
谷崎潤一郎「刺青・秘密」
続いてブックオフ
椹野道流「最後の晩ごはん6」
川端康成「掌の小説」
千早茜「あとかた」
河野裕「いなくなれ、群青」
と今月と来月の準備。千早茜、たしか直木賞候補のこの作品は興味があった。
日曜日は買い物の下見・リサーチ。どうもフランネルのシャツは思い切りがつかないな。UNIQLOでどうせ安いんだから買っとけと思うけど、踏ん切りつかず。あと、黒の革靴とリュックバッグ。革靴見たところはカジュアルシューズも安く、いいなと思う。
月曜日は映画を観に元町へ。またブックオフに寄る。
川端康成「千羽鶴」
芥川龍之介「河童・或阿呆の一生」
青山文平「白樫の樹の下で」
川端康成は「山の音」と並び戦後の名作とか言われる。図書館の「浅草紅団」は初期の作品で評価を得たとか。
芥川は次の「侏儒の言葉」まで読めば新潮文庫版はコンプリート。さて晩年は作風も違うというがどんなんだろ。
青山文平は「妻をめとらば」で直木賞受賞の作家さん。この作品は松本清張賞。ほー。どんなんかな。
南京町で豚まん、北京ダック、神戸元町コロッケ、ごま団子を食べる。平日はタイムセールもやっているようだ。それにしても私は神戸に来たら決まったランチばかり食べてるな。新規開拓しなきゃあ。
で、元町映画館。ハンガリー映画でベルリン映画祭金熊賞の「心と体と」。
食肉工場の部長と新しい検査官が互いに同じ夢、鹿になりつがいで森にいる夢を見ていると知る。年配の男は片手が不自由で離婚歴あり、恋愛に距離を置いている。
女は職務に厳しく、しかし男性との会話が苦手、関係性が苦手、ケイタイも持っていない。触られるのに慣れていない。でも独りでひとつひとつ改善する努力をするのがいじましい。
ドラマの筋立ては日本にもいくらでもありそうだが、舞台設定と色付けで仕立てた最高賞作か。主演の女性がまた妖精のような綺麗さだった。血の表現は苦手だったがまずまず。
これで年間12本め。年初の、月1本目標は2ヶ月半を残し達成された。元町映画館は4本めで、4月までにもう1本観れば1本無料となる。やった。11月はテアトル系の会員カードを更新しなければ。
急いで帰って息子を迎える。掃除を始めるが、掃除機の充電が予想外に早く切れることを発見、かけるべきスペースの半分くらいしかできず。後は洗濯ものをたたんだくらい。
火曜日。この日から息子は昼過ぎには帰ってくる。テスト期間の始まりだ。早めに掃除機かけて充電している間に外出て買い物。下見しておいた黒の紳士靴。前のは10年持った。今回もできればそのつもり。フォルムはそれなりに気に入って買った。
さっさと帰る。昼温めて食べコーヒーを飲み靴の紐を調整してたら息子帰る。ママが作ったお弁当を食べさせる。私は掃除。埃と犬の毛がすごく、隅の方とかベッドの下なんかも掃除機かけて手間がかかった。風呂掃除をして筋トレして犬の散歩。こんな忙しい日に限って宅急便も2件。父より、どデカい日田梨5個も。こんな大きくて数も多いの毎年いらんと言ってるのに聞こうとしない父。LINEで文句言っとこう。
夕方晩ごはん食べながらサッカー。新生日本代表は素晴らしい。前線の大迫、2列めの中島翔也、南野拓実、堂安律は流動性がありモビリティがありドリブルがうまく決定力もある。向こうは世界ランク5位のウルグアイで一時2点差までつけられたから本気になっていた。日本が本気にさせていた。とにかく動いて攻める彼ら。日本にひと昔前のナイーブなサッカーの影は微塵もない。南野、大迫、堂安、南野で4点。しかし3点取られた。やっぱり本気になったウルグアイは強い。でも強いウルグアイに勝った。
ここのところ千住博氏や大谷康子さんの著者、川端康成の名作の影響などで突き抜けたような心地でいるところにこの日本代表の新しい姿。そういうターンなんだろうか。
でも、休み中は家でたくさん本を読もうと思っていたのに、買い物行き帰りでほんのちょっと読んで読了に書評書き。午後イチには終わってたが、そのあと立ち働いてて新しい本読めず。
水曜はママ晩ごはん。明日は掃除やめ。食事の手配以外はしない。それでも忙しいだろう。
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