写真は、久しぶりに食べた、ちょっとだけお高いうな重である。にぎやかに話しながらで、美味かった。
台風の予想進路が日本に向かっていると、それろ、それろ、と思うが、科学の発達のためか、ここ近年の予想進路はなかなか外れない。
台風21号は、超大型で非常に強い勢力となり日本へ向かっていた。予想進路は名古屋直撃〜東へ曲がり関東上陸コースだが、名古屋の前で一度日本寄りに曲がるため、紀伊半島南端あたりに上陸するかも。となると、ここ兵庫はギリギリ暴風圏を掠めるくらいかと思える。嫌だなあ。
嫌な要素はいくつか。台風は上陸すると途端に勢力が落ちるものだが、今回は海上をまっすぐ来る。意外に足も速そうで、若いエネルギーを持つ台風かもしれない。生まれてから日が経った台風はスカスカだったりするものだが、けっこうな発達具合で来るという。
土曜日まで、週を通じて雨が降った。秋雨前線が刺激されている。
日曜日は、思っていたより早く吹降りが激しくなり、予定をキャンセル。まだけっこう遠くにあるはずなのにちょっと激しい。
昼すぎからものすごい吹き降りになる。って、暴風域かすめるのは深夜だろう。神戸で最大風速33.6mを記録したとか。どうもちといつもとは違うかもだ。台風の一番激しいところに当たっているようだ。夕方、地区アナウンスで、避難準備情報がでる。この辺も、避難に時間のかかる高齢者や小さい子どもは避難指示が出た。アラートも来た。ずーっと暴風雨で止むことがない。こんなに長いのも珍しい。大風が吹くと、家が揺れる。これはいつものことではあるが、やはりちょっと、である。
正直言うと、私は嵐の音が苦手なのだ。息子といても、指で耳栓をしている。態度だけは悠然としているつもりだが、見抜かれているだろう。
こうなると、本も読めない、筋トレも出来ない、食欲も出ない。ちゅーか晩めしは9割がた食べたけど(笑)。
でも心の底から怖がっている。残念だが、私は肝っ玉が小さいようだ。家族の前でなんとかかんとか取り繕っている感じだ。ベッドに潜って、耳栓をしてじっとしていたい。なんか太宰治っぽくもある(笑)。
暴風域に入ったはずの深夜0時に雨が止み、あとは風だけだな、と思えた。我が家はもしも裏山が崩れたら一巻の終わりである。これでかなりホッとしたが、風はまだ尋常でなく強い。眠りつつも、大風の音に何度も目が覚めた。
やはり、今回はひどい嵐が長くて、怖かった。こんなに強い勢力で接近するのも滅多にないことだから、今度こそ災害あるかもというのがチラついた。
翌日、バス停まで下る道沿いの家は、瓦が飛んだり、木が折れていたり、雨樋が外れてぶら下がってたりとダメージを受けていた。神戸は10月としては観測史上1位、全体でも3位の、最大瞬間風速45m超を記録したそうだ。川沿いの道は松の枝が散乱して、松の葉は絨毯みたいになっていた。電車もまだ通常通りとはいかない。
選挙のため、台風情報が極端に少なかったし不安は大きかった。いつもならNHKは上陸前からずっとやってるのに。
で、米軍の予想ではまた台風が生まれ、今週末また21号と同じようなコースで来襲するという。かんべんしてくれよ、ホンマに。
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