2017年10月14日土曜日

草野球 アホなこだわり

先日の3連休は、まず歯医者に行った。今回は主にプラーク(歯垢)掃除だった。前回歯磨きがあまり出来てない、歯周病を防ぐために有効、もうトシで歯ぐき弱ってきてるところもあります、と指摘されて、そうか、みな歯みがきしてるのは、エチケットじゃなくて歯周病予防だったんだ、と今さら気づいた。で、昼食後も歯みがきをすることにして、歯ブラシ、磨き方も研究して、ちょっとだけ期待をしつつ^_^診てもらった。


声の大きい歯科衛生士さんの反応は、しごく妥当なものだった。よく磨かれてますが、ちょっと強くて、上の前歯が削れてます。(汗笑)歯ブラシも少し大きいようですね。フロス(歯間ブラシ)してますか?してない、歯の間にプラークできかかってますね、とっときます。1日1回でいいので、やってくださいねー。


前回歯医者に行ってからおよそ1ヶ月半。頑張って磨いたが、ちょっと磨きすぎかもと思ったのは確かだし、歯ブラシは会社で使っている携帯用のものがいいと買ってきたはいいが、これって接歯面が大きくない?とすぐ思った。フロスに至っては糸ようじ型ではなくひも型のもので試していたが、ちょっと扱いにく買ったので敬遠していた。


西宮北口の本屋に行って、カズオ・イシグロの本を探す。店員さんいわく「すみません売り切れです。」新聞では出版社に追加注文が殺到している状態とかで、本屋ではフェアーの体制が出来ない。も少し待つことにした。で、ブックオフ。

絲山秋子「沖で待つ」

ジョン・ウィンダム「トリフィド時代」

東山彰良「流」

米澤穂信「満願」

買ってきた。


月曜祝日は草野球である。2年前にやった時にはバッティングセンターも行くわ、早朝練習するわ、入念な投球練習するわで準備万端だったが、今回はほぼぶっつけ。投げて、と言われているからシャドーピッチングはしたが果たして。


服部緑地。実は行くの初めて。新大阪までJR、そこから北大阪急行。緑地公園駅から歩いてしばらく。野球場3面。でも少年野球仕様かな。外野は広くはない。この日は30度を超えるかも、という暑い日。


5番セカンドでプレイボール。初回は互いに静かな?立ち上がり。相手ピッチャーは若手でけっこう速い。


2回表、草野球らしくなる。エラーエラーでランナーが溜まり、カーンと左中間。満塁走者一掃のタイムリーツーベース。ありゃあ〜。


私の第1打席は2回ウラ。初球から積極的に、と打っていったが当たり損ねのピーゴロ。しかしピッチャー弾いてくれて1塁セーフ。まだ両軍当たり損ねが多い。こんなもんか。前回打った者も感覚がつかめないようだ。私はこの後内野ゴロ2塁封殺。


スコアボードもあるにはあるが、雨ざらしで使い物にならないのでイニングがわからなくなる。皆第2打席以降はピントが合ってきたのか、いい当たりも出てきて、我が方も同点に追いつく。その後1点をリードされ、満塁で迎えた私の第2打席。積極的に振っていこうとしたが、高めのボール球を振ってしまい、落ち着こうと思い直す。カウント2-2。次の球はインコース高め。


打席ではボールに対しバットのヘッドを被せるように心掛けている。あと、私は球を迎えに行って体勢を崩すことが多いからこの日はステップほぼなし、後ろにより引いて構えていた。


インコースのボールを見極めた瞬間、腕をたたんでバットの芯をコースに合わせ、フォロースルーを大きくするスイングをしていた。打球は思ったより飛び、レフト線深めへ一直線。ところが、レフトは女子。だれも教えないのか1回からずーっとレフト線沿いに守っていた。ちとやばいか?しかし無事(笑)レフトオーバー。走者一掃のタイムリー。バックホームの間に私は3塁へ。まあ3塁打ということで許してもらおう。前回から顔見知りの相手サードに「すっげ。今日イチの当たりだったんちゃいます?」と気持ち良くなることを言ってくれる。ウレシイ(笑)。でも後で意地の悪い審判に「レフトフライだったかなー?」と言われる。


気持ちいい当たりで、振り抜けたし、これでメンツも保てたかな、とちょっとは安心。でも不満はある。


本当はボールを呼び込んで、後ろ足に体重を残すようなバッティングをしたかった。インコースを捉えてコンパクトにフォロースルーへ持っていく流れは良かったが、やはりテクニカルで、大きな当たりを打つフォームではなかった。最後は片手がバットから手が離れたし、身体の回転重視で後ろ足に体重残らず、感触もやや軽かったかなと。


でもまあこれで務めは果たしたので余っているメンバーと交代。チームでも高年齢だし。と、先発のピッチャーがバテている。ほんならオレ投げよか、とマウンドへ。


やはりマウンドはいい。しかし、18.44メートルは遠い。正直いうとシャドーピッチングのフォーム通りにはなかなかいかない。足はきれいに上がってるかと思うが、その後は、前に出す左手でなるべくコントロールしながら、どっこいしょ、と投げる。何というか、その日にコントロールがつきそうな、肩が痛くならなさそうなフォームで投げる。山なりまではいかないくらい、なんとか真っ直ぐ、と言えるくらいの球速。自分では能見っぽいフォームかと。盛り過ぎ?


ピッチャーの後ろに上がるビミョーなフライを処理しきれずノーアウト1塁。次はピッチャーゴロだったが2塁封殺のみで1アウト1塁。上位打線、次は速い打球でピッチャーの左を抜けるセンター前ヒット。打球方向を認識した瞬間思わず飛びついたが間に合わず。悔しい。転がって砂だらけだし。でも、グラブで捕りにいこうとして、左手首が地面についた時、変に曲がりかけた。あぶないあぶない。こうやって怪我するんだな。鋭い当たりのピッチャー返しは正直予想してなかった。もう少しだけ慣れがあれば・・なんてまたムリなことも思いつつ、1塁3塁。2アウトめは三振だったかと思うが覚えていない。


次は、50年配だが、高校時代野球部で近畿大会に出場した方。暑いしフォームを保つだけで精いっぱい。球数も多いからバテている。3球ボールでノースリー。テレビで観ているピッチャーの気持ちがなんか分かる。狙ってくるかな草野球だし。だとしても工夫のしようがないんだけど。なんとか3-2までこぎつけるがフォアボール。2アウト満塁。


次は、奈良の高校でピッチャーやってた若手。第1打席はライトへものすごい当たりのヒットを飛ばしている。肩もほぐれ、フォームも固まってきたから少しだけ勢いをつけて投げる。な、なんとかインコース高めで空振り三振。0点に抑えた。相手はおそらく本来ではない左打席に立っていたこと、大きいのを狙ってたこと、たまたまインコースの捌きにくいコースに行ったことが功を奏したかもしれない。マウンドを降りた後、頭がボーッとして、しばらくベンチで休憩。1イニング以上は投げれないな、やっぱり。


試合は結局逆転負け。あーあ。まあ気持ち良く出来た。出来れば次はも少し涼しい時に。たぶん1年後だろうな(笑)。


先輩とビール飲んで、帰って寝た。分かってはいたが、翌日から全身筋肉痛。右肩はさほどでもないが、左のお尻、両太ももは水曜日までホントに痛かった。腹筋まで痛い。


まあまた、1年後に向けて、トレーニングしようかね。アホなこだわりだと分かっちゃいるが、そこには、当日の達成感がある、はずだ。






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