阪急を乗り継いで、伊丹駅からバス停5つめ、昆陽池(こやいけ)公園の中にある伊丹昆虫館に行って来た。
行きつけの床屋のお兄ちゃんに「どっか子どもと出掛けていいとこ無いかね〜」と隔月で訊いたところ、2回とも同じ答えが返って来たから行く気になった。
バスを降りると、空港近いだけにキーンと飛行機。息子は青空の機影に見入っていた。私は飛行機の通り道の街に生まれ育ったし、会社近くでも普通に見るのだが、息子にはまだ珍しいのかな。昆虫館前のテーブルで、禁断のコンビニパン飯。父子だからできる昼ご飯。ここでこれからの話をする。息子は少し怖いようだ。「ちょうちょが飛んでる温室有るらしいよ」
「ハチとかおらんよなあ」
「いや、すっごいデカいの、居るらしいよ」
息子ちょっとびっくりする。
「外国には日本より大きいの居そうやなあ」
「いや、お前くらいのが居るってよ、ここに」
息子動きが止まる。
「そんな大きいのいるわけ無いやん、この世界にー!」
「世界は広いんだよ〜」
息子半信半疑ながらビビっている。
で、入ってみると上の写真のがどでーんと居たわけでした。
最初は、世界のカブトムシ、コーカサスカブトムシ、ヘラクレスカブトムシやクワガタムシの標本を見てわーわー言いながら、次に生きてるやつも少々飼育されているので、でっか〜と見て、メインイベント、蝶の温室。南国、沖縄までの蝶を集めて放してある。普通のモンシロチョウから、大型のオオゴマダラまで11種類1000匹の蝶が居て、身体の周りをヒラヒラと飛び回り、帽子にも、普通に止まる。目の前を飛ぶことも何度もあり、子供にはなかなか楽しさ満点、の筈なのだが、我が子は、面白いながらも少々ビビって居るらしかった。蝶は噛みつかないのになあ。
展示室を廻って、お絵描きコーナーで標本を見ながらカブトムシとギンヤンマの絵を描いて、出る時にカブトムシとママ用ちょうちょの缶バッジ買って、売店でアイス買う。シャボン玉したいと言ったので、買って散歩する。昆陽池公園はその名の通り、池の公園。暑過ぎないくらいの気持ちいい気候の中、息子シャボン玉を飛ばしながら、ぶらぶらと1周歩いたのでした。相変わらず亀や鯉が見えるところに浮いていて、白鳥もいて、楽しい散歩だった。
寝る前に、ちょうどベランダから見える位置に満月が浮かんでいたので、双眼鏡で見せてやる。最初なかなか見つからなかったが、突然画角に入ったらしく、
うわーお月さまが、目の前にあったー」
と、驚いていた。それにしても大きいな、まだ低いからかな、と思っていて、先ほどWEBを見たら、今日明日の月は、楕円軌道の関係で、14%も大きく見える「スーパームーン」だそうである。へえ、明日息子にも教えてやろうっと。
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