2012年5月30日水曜日

お買いもの

たまには話題を変えて、服の話。昨日ははららぽーと甲子園に買い物に行った。スーツの職場から、基本ジャケットパンツの部署に移ってはや半年、まだまだ特に夏物は足りないので、紺のパンツと、夏物ジャケットを2枚買った。

ジャケパンはスーツより取り合わせが難しい。冬場はチノにスーツの上着を合わせたりしていたが、背広が「スーツの上ですよ〜」と主張しているのがよく分かるし、夏物スーツは特に使い勝手が悪いのである。

きょう買った上着は、紺の、目が粗く夏物ぽい生地で、裏地が水色のチェック、肘に流行りの当てがデザインとして付いているもの。それから、明るいグレーで、柔らかい生地の、何にでも合わせやすそうなもの。上着はこの2枚と、これまでの、麻っぽい紺と、カジュアル気味の茶色スーツの上着、春秋はモスグリーンのものも使えるので、この中で回していくことになる。パンツは、天気悪い時用の黒、オフホワイト、薄い茶色のツータックチノにカチッとしたジーンズ、といったところ。いずれも合わせやすいもの優先で揃えたが、グレーの、チノではない生地のものとか、いかにも的な茶色のチノもバリエーションとして欲しいところだ。中は、ポロシャツがたっくさんあるのと、スーツ時代に多く買った半袖ドレスシャツを組み合わせる。この時期から先は、実働時は余りにも暑くなるので、上着は取るであろうが、室内や、TPOもあるので、状況に応じて使い分けていく感じだ。社内勤で人に会う予定が無い時はラフで上着なしでOKだが、普段は滅多にない。

あんまりというか、贅沢はまるでなし。変化として高く見える服も欲しいし、少々くらい目を引くデザインも嫌いではない性格だけれど、基本は安く冒険しない服装が好みになっている。まあ年齢もあるしね〜。

独身時代は買い物は趣味みたいなもので、ちょっと目を引くものとか安くて良い、と思ったものは片っ端から買ってたなあ。懐かしい。

たまの平日休みなので息子の学校帰りを待ち受け一緒に帰る。おやつを食べて、宿題を見て、そろばんに連れて行こうかという時、雷と雨がピークに達し、息子にレインコート着せて傘を持たせて、パパは大きめのビニ傘に息子のそろばんバッグ持ってジーンズ濡らしながら歩いて送る。帰りにはもう、雨止んで晴れて来た。

で、一緒に風呂入ってご飯食べて宿題の音読聞いてあげてサインして歯磨いてあげて寝かしつける。
音読の際、文の切れ目で、カチカチと、口の中で歯を噛み合わせるので訊いてみると、丸が2回、点が1回と指導されているのだそうだ。

夜は、借りてて長い間読んでなかったマンガ「読経しちゃうぞ」「さんすくみ」を読む。寺と神社と教会の息子3人のドタバタ喜劇で「聖お兄さん」と似たようなテイストだ。宗教的雑学が沢山あって面白い。

きょうは別行動で、午前中は伸びまくり白髪出まくりを何とかすべく床屋。なんと中学生が社会奉仕活動で手伝っていた。短めにしてサッパリして、近くの小料理屋で夏野菜スパイシーカレーのランチ。客は私1人。で、通勤定期買いに行って、本屋覗いて、淋しがり屋のワンコたちのために帰って来た。もう2頭ともべったりだった。ほんで、息子と風呂入り、ポケモンカードゲームをして、寝かせた。

夜外に出ると涼しい。天気が不安定なのは困りものだが、この時期の寒冷な空気は助かったりする。もうすぐ梅雨か。蒸し暑いのは嫌だなあ。

2012年5月27日日曜日

冒険

きょうは、伊丹のこども文化科学館に行った。いつものように男2人、いつものようにコンビニパンめし。先日の昆虫館と経路はほぼ同じ。阪急伊丹からのバスが違うだけで、今度は空港方面に10分で到着。ちょうどプラネタリウムの時間だったので入る。お客さんは、10人くらい。世田谷教育センターもこんな感じだったなあ、と思いながら星空の世界に浸る。気分も気温も涼しくて快適だ。

終わった後は展望室でパン。さらに屋上があって、空港に隣接しているので、飛行機の離発着がよく見える。初夏の太陽に暑かったが、風が心地良かった。息子も面白がってはいたが、「高いとこ苦手やねん」と屋上にはあまり居なかった。

小さい施設だけれど、展示はそれなりに面白く、はやぶさのビデオには見入ってしまった。1、2階には幼児が遊ぶスペースがあり、息子はそこを気に入ったようで(笑)、帰って来てもママには、それを一番に報告していた。次は、日本標準時、JSTの明石の天文館に行きたいな。さて、空港で思い出した。

空港には、万が一オーバーランした時のために、滑走路の外側に緩衝地帯というのがある。ここは何も建てるわけにいかない場所だ。

確か小学6年の頃、あちこち出かけるのが好きだった私は、近所の友達を誘って、空港方面へ出かけた。

私の家からは上昇したり下降して行く飛行機がよく見えた。空港から確かにそうは遠くはなかったのだが、それも自動車ベースの話である。今の常識で言えばおそらく有り得ず、当時の常識で言っても、けっこうな遠出であった。しかも行くところが荒唐無稽。末の弟も着いて来た。

家から自転車で10分で最寄りの駅。駅をさらにずっとまっすぐ行ったら空港、という方向感覚だけはあったので、車が少なくない道を、ひたすら進んだ。おそらくゆうに1時間くらいはかかったはずである。まあその程度は、冒険に出かける男の子達のワクワク感の前には、大したものでは無かったのだろう。

空港の近くに来て、そこからが、我々の変わったところであった。緑豊かで広い緩衝地帯に入り込みーと言っても、まったく厳重なものではなく、誰でもガードレールを越えれば入れたーその小山のように土が盛られ草が生えている所に登り、そこで差し向かいに座って、家から持って来ていたポータブル将棋をしたのである。おそらく私が発案したのだと思うが、ゆっくりと緩衝地帯に居るための手段だったのだろう。頭の上の、澄み渡った青空には物凄い迫力で、大きな飛行機がひっきりなしに通る。弟は将棋には加わってなかったが、退屈せずに飛行機を見続けていた。

よく有る事で、その友達とは、同じ中学校に進んだものの、まったく仲良くはしなかった。ただ、あの時の、青空に大きな飛行機、という記憶は消える事がない。

考えてみれば、リトラクタブルライトを日本で初めて搭載した、マツダRX-7を見に、自転車2時間走らせて行ったり、中学になってからだが、厳寒の日に、地元の1055メートルある脊振山に自転車で登ろうとしたり(途中で自転車は置いたが山頂までは登れた・途中のダムまでは何度も登った)、かなり遠くへ行くのに地図も持たず、知らない道を通った方が面白いからと、わざと知ってる道を通らなかったりした。カーナビもケイタイもペットボトルもない時代に、無茶をしたものである。全部と言っていいくらい、言い出しっぺは私だった。弟や、友人や後輩がいつも着いて来た。田園風景や、山道を走るのは面白かった。なによりあのワクワク感は抑え難かった。いま振り返れば俺も、男の子してたんだなあと思う。

息子との次の冒険は、どうなるのか、やはり楽しみだ。

2012年5月21日月曜日

よく見えました

昨日はヨットハーバーに行った。午前中出掛け、途中スタバのドライブスルーに寄って、潮風に吹かれながら気持ちいい朝ご飯。芝生でサッカーをし、犬を走らせ、海沿いを歩いた。曇っていたので、さして暑くもなく、海にはディンギーや競技用ボートも浮かび、いい午前だった。

家に帰って午睡して、息子とじゃんけんカードゲーム&神経衰弱。いやーもう勝てませんな。

で、今朝も曇りかな〜と思っていたら、雲に隠れていたのは欠け始めだけで、その後はばっちり見れた。買っておいた日食グラスで家族代わる代わる観て、おお〜と言っていた。金環食の方が、月の存在がよく分かるような気がした。少し日差しも弱まって、神秘的な雰囲気も漂った。写真はこんなものです。iphoneではね・・。でも良かった。

今日は感慨を抱いて寝よう。息子に見せられて良かった。ではでは。

2012年5月19日土曜日

旅の日常

週末は、決まったように1泊の東京行。なんか単身赴任してたときと逆パターンだな。

いま帰りの新幹線、新横浜ー名古屋間だ。いつも、喫煙ルームに近い車両の、一番前、3人並びの方の窓側を取る。一番前は、やや窮屈感はあるものの、前の席がないのて、気を遣うことがない。また物を載せる台が大きく、安定している。窓側を取るのはやはり好きなのと、窓際に飲み物は置けるし上着は掛けられるし、充電は出来るし、だから。3人並びの方なのは、2人並びだとほぼ間違いなく隣に人が来るけれど、3人の方は、時間帯にも寄るが、50%以上の確率で、真ん中の席には人が来ないから、である。

もちろん概ね通路側には人が座る。故に出る時はすんません、をしなければならないし、まかり間違って真ん中の席にも人が来たらぎゅうぎゅうで出にくい、ということは有るのだが、そこまで頻繁には出ないし、特に帰りは名古屋で空いたりするので、いつもこうしている。ちなみに東京の時は新大阪発、新大阪止まりにこだわる。乗る人が少ないし、乗り過ごさないし、車内がきれいだから、だ。

今は席が取れなくて、一番前では無いところに座っている。久しぶりだしなんか慣れない感じがしている。帰りの駅弁は品川で、お決まりのシューマイチャーハン弁当を買う。きょうも美味かった。

東京では、品川か汐留の、ダブルのシングルユースが安いパックのホテルに泊まる。どちらも似たような感じで、朝ご飯がいただけないところまで似ている(笑)。そこだけが大きな不満。メニューが少なくてダメだったり、スペースが狭くて混雑し過ぎたり・・。汐留の方は、バスが、自分で2つの蛇口をひねって調整するやつ。家庭用の様に、温度の目盛りがついてて、蛇口はひとつで、カランとシャワーがあっさり切り替えられれば良いのに。それさえ無ければ汐留ほど寝心地がいい宿は無い。そろそろまた新規開発してみようかな。

ここのところは金曜夜入り、土曜仕事のパターン。昨夜はいつもの向きの部屋ではなく、東京タワーがきれいに見える部屋だった。同僚と晩ご飯食べて、部屋に入ろうかと廊下を歩いていたとき、女性の大きな声が廊下に漏れて聞こえてきた。何の声かは、金曜の夜、東京タワー向きの部屋、ダブルベッドで想像して下さい。しかし、生あ◯ぎ声なんて、韓国はデグにワールドカップを観に行ってパックで泊まったラブホ以来だな。ちなみに男2人で行って部屋別々でした。念のため。まっやらし。

寝るときは、ホテルのパジャマ様のものを来て寝る。いまだに浴衣だけ置いているホテルも多いが、正直もういらない。1泊なら普段のバッグに、替えのYシャツと下着靴下入れればOK。2泊以上ならキャリーバック。いつぞやの沖縄のように1週間とかなら多少重くもなるが、多くは衣類のため軽い。

東京以外ならまず誰かと一緒なので、晩ご飯はたいてい食べに行く。東京は、旧交を温めるが半分、一緒の同僚とが4分の1、ゆっくりしたいか、遅入りで1人で過ごすがあと4分の1。今のところまだ東京には、知り合いが多い。

書いてるうちに浜名湖だ。名古屋はもうすぐ。ちょっとのんびりしよう。

2012年5月17日木曜日

間もなくannular eclipse

当日曇りだったりしたら元も子もないので、今のうちに多少金環食に触れとこうかなと考えた。

金環食は、私も初めての経験だ。皆既日食もないが、これは死ぬまでに海外ででも見られればいい方だろう。我が国にはまあ、天照大御神の神話から皆既日食が登場するのでまあいつか1回くらいは・・ですな。あんまり太陽そのものには実は興味が無くて、フィーバーにも乗りたくないし、惑星・衛星探査や深宇宙の方が面白く思えてしまう。ちなみに、先日、日食メガネは、科学館で安いの買ってきた!

で、いま読んでるのが、リチャード・コーフィールド「太陽系はここまでわかった」この時期に読むのも意義深いかなと・・。これまでの概説が数百年単位で書いてあるのだが、興味深く、面白く、ワクワクする。ただ小説のようなわけにはいかず、この類の本はさすがに時間がかかっている。

久々に靴を磨いてしまっておく。すると玄関を出る時に、ぷんと磨かれた皮の匂いがする。これが、とっても好きである。

母の日は、ケーキとカーネーション。まだ夜は涼しく、快適。冷夏を求む。

2012年5月12日土曜日

東上

今週火曜にも東京、そしてきようも出張東京行。きょうは用があって、久々に銀座を歩いた。

おなじみ和光の時計時計塔、の奥にある山野楽器には大変お世話になったし、さらにその向こうにある教文館書店は、道に面した作りと名前から、子ども向けの本屋、というイメージがあって敬遠していたが、後半とてもいい感じの本屋さん、というのが分かってこれもお世話になったものである。

火曜は、東京タワーの近辺での会合だった。六本木から、外苑東通りを、道の真ん中に雄々しく聳える東京タワーを目指して歩いた。

もう一昨年のことになるが、そのゴールデンウィークには、この道を歩いて東京タワーに行った。六本木ヒルズに車を置いて、じゃあ歩いて行こう!と言ったら妻はえー?歩けるの?と言ったが、角を曲がり、道の上の東京タワーを見て、うわぁー・・と見惚れていた。その散歩は楽しく、通り沿いのおしゃれな店にも立ち寄った。

着いてみたら凄い人で、エレベーター乗るのに1時間。えいや、と階段で250メートルの高さまで昇った。もう汗だくだく&ヒーヒーで、喫茶店ですぐ水をガブ飲みしたものである。アイスが美味かった。

六本木ヒルズは、家族のお気に入りで、いつも東京タワーを眺めていた。息子は今も思い入れが強いらしく、昇ったことをよく話す。

夕方の銀座は、歩行者天国の人も少なくなり、折からこの時期珍しい寒気で、少し寒かった。

2012年5月6日日曜日

SUPER MOON

スーパームーンという事で、撮影してみた。が、iphoeではこれが精一杯。

月は、太陽系で5番目に大きな衛星である。ガニメデ、タイタン、イオ、カリストの次。他の4つが巨大惑星の衛星、ということを考えると、地球の大きさにして、地球の4分の1の月は、他の惑星と衛星の大きさの比率から言ってケタ違いに大きい。この大きさがあったからこそ、地球は安定している。

スーパームーンを見ていてどうしても考えてしまうのは、地球は月の4倍だから、月から見た地球は、我々が見ている月の4倍の大きさに見えるだろう、ということ。また、例えば木星や土星は巨大惑星であり、その衛星は10数分の1の大きさなので、衛星から見ると巨大惑星は、地球から見る月の40倍くらいの大きさに見えるのではないか、という事である。実際月と公転半径が4万キロ違うだけの、イオから見る木星って、どんな迫力なのだろう。

いやースケールでっかいなあ。きょうはこの辺で。

2012年5月5日土曜日

GWはINSECT

阪急を乗り継いで、伊丹駅からバス停5つめ、昆陽池(こやいけ)公園の中にある伊丹昆虫館に行って来た。

行きつけの床屋のお兄ちゃんに「どっか子どもと出掛けていいとこ無いかね〜」と隔月で訊いたところ、2回とも同じ答えが返って来たから行く気になった。

バスを降りると、空港近いだけにキーンと飛行機。息子は青空の機影に見入っていた。私は飛行機の通り道の街に生まれ育ったし、会社近くでも普通に見るのだが、息子にはまだ珍しいのかな。昆虫館前のテーブルで、禁断のコンビニパン飯。父子だからできる昼ご飯。ここでこれからの話をする。息子は少し怖いようだ。「ちょうちょが飛んでる温室有るらしいよ」
「ハチとかおらんよなあ」
「いや、すっごいデカいの、居るらしいよ」
息子ちょっとびっくりする。
「外国には日本より大きいの居そうやなあ」
「いや、お前くらいのが居るってよ、ここに」
息子動きが止まる。
「そんな大きいのいるわけ無いやん、この世界にー!」
「世界は広いんだよ〜」
息子半信半疑ながらビビっている。
で、入ってみると上の写真のがどでーんと居たわけでした。

最初は、世界のカブトムシ、コーカサスカブトムシ、ヘラクレスカブトムシやクワガタムシの標本を見てわーわー言いながら、次に生きてるやつも少々飼育されているので、でっか〜と見て、メインイベント、蝶の温室。南国、沖縄までの蝶を集めて放してある。普通のモンシロチョウから、大型のオオゴマダラまで11種類1000匹の蝶が居て、身体の周りをヒラヒラと飛び回り、帽子にも、普通に止まる。目の前を飛ぶことも何度もあり、子供にはなかなか楽しさ満点、の筈なのだが、我が子は、面白いながらも少々ビビって居るらしかった。蝶は噛みつかないのになあ。

展示室を廻って、お絵描きコーナーで標本を見ながらカブトムシとギンヤンマの絵を描いて、出る時にカブトムシとママ用ちょうちょの缶バッジ買って、売店でアイス買う。シャボン玉したいと言ったので、買って散歩する。昆陽池公園はその名の通り、池の公園。暑過ぎないくらいの気持ちいい気候の中、息子シャボン玉を飛ばしながら、ぶらぶらと1周歩いたのでした。相変わらず亀や鯉が見えるところに浮いていて、白鳥もいて、楽しい散歩だった。

寝る前に、ちょうどベランダから見える位置に満月が浮かんでいたので、双眼鏡で見せてやる。最初なかなか見つからなかったが、突然画角に入ったらしく、
うわーお月さまが、目の前にあったー」
と、驚いていた。それにしても大きいな、まだ低いからかな、と思っていて、先ほどWEBを見たら、今日明日の月は、楕円軌道の関係で、14%も大きく見える「スーパームーン」だそうである。へえ、明日息子にも教えてやろうっと。

GWはSCIENCE

5月のこの4連休は3日がポケモンセンターオオサカだった。これがまた当たり前だが混み混みで、以前ほどでは無いが並ぶのパパ係でレジした後ゲームコーナー、去年もトライしたというマッギョ釣りコーナーでは2年連続で1等賞、ムンナのぬいぐるみを貰って来た。その後大丸の上でご飯を食べたが・・はっきり言ってうなぎ定食はうどん定食で、久々にぼったくられた感が満載だった。よく文句が出ないもんだ。その後パパ息子は大阪市立科学館へ。ひと巡り遊んで、パパは日食メガネの一番安いやつを買ったのでした。

翌4日は三宮元町にひょいと出てみたが、これまたすんごい人。去年もそうだったっけー、やっぱりなぁ〜、来年は行くのやめよう、と思いながら帰った。先に行ってたママと息子は昼ご飯何処も長すぎる行列で、ついに外れのラーメン屋でギョーザを食べていた。ここは意外にキレイで、禁煙で、空いていた。
ママが買い物をする間、何処も人ばかりなので父息子は脱出し、都会のオアシス、三ノ宮神社の境内の椅子で涼んでいたのでした。

さてこどもの日。どこ行こうか。ママダウンしちまったので、密かに狙いをつけていた、彼処にしたのでした。

2012年5月1日火曜日

4月書評

先日貸してもらった、北村薫「秋の花」を読んでいる。4月は、冊数でいうと6冊だった。

山崎豊子「沈まぬ太陽」の「御巣鷹山編」「会長室編」都合3冊。取材力は凄いと思うし、私が大学生の時に起きた日航機事故について、詳しく知った。映画化に当たり、ウィキペディアによれば、日航は不快感を示しているという。

主人公には実在のモデルが存在する。が、その他は何処までが取材の結果か、推し量ることは容易で無い。

正直、読後の感想としては、いつか巨悪が一掃されると思っていただけに、爽快なものではなかった。もちろんハッピーエンドでないものを否定もしないし、いくつかは因果応報となるのだが、すっきりしなさが残った。

平山讓「ファイブ」いやー、面白かった。先日も書いたが、伝説のゲームとこないだテレビでやっていた、2002-2003シーズン、佐古賢一と田臥勇太の対決がクライマックス。アイシンバスケットボール部の成り立ちも良く分かり、楽しかった。

辻村深月ほか「宇宙小説」映画に合わせて発売された本。まあその、内容としては幼い小説が多くって、企画本ぽくて、深く感じさせるものは正直無いが、雰囲気で楽しめました。はい。

恩田陸「劫尽童女」研究者の父に、人体兵器となるべく実験改造された少女が、その超能力を駆使して見えざる敵と戦う。最初からドキドキで、なかなか楽しめた。飛躍が大きいのか小さいのかもうひとつ分からないような感じでもあり、少女がもう少し成長する姿もやはり見たかったし、ラストも含め、面白い割には、なんかこぢんまりしちゃったな、という作品だった。

5月も電車読書で頑張ろうっと。