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あっという間に今年も半分終わった。コロナの半年。読了したのは73作品。このままいけば年間150くらいで今年もいいペースかなというところ。上半期のランキング、今年も作りました。各賞も。巣篭もり期間の再読もちらほらあったな。ではどうぞ!
1位 青木玉「幸田文の箪笥の引き出し」
2位 星野道夫「イニュイック」
3位 真藤順丈「宝島」
4位 杉本苑子「天智帝をめぐる七人」
5位 谷崎潤一郎「細雪」
6位 ジャック・リッチー
「クライム・マシン」
7位 川端康成「月下の門」
8位 オルハン・パムク「赤い髪の女」
9位 深緑野分「ベルリンは晴れているか」
10位 京極夏彦「今昔百鬼拾遺 河童」
11位 アンソニー・ホロヴィッツ
「メインテーマは殺人」
12位 瀬尾まいこ「図書館の神様」
13位 中野京子
「名画で読み解く ロマノフ家 12の物語」
14位 青山文平「半席」
15位 原田マハ「異邦人」
やはり、感銘に素直に、あまりジャンルを考えずに選びました。物語ではないものを1位に持ってきたのは初めて。文の味わいと幸田文の姿、鮮やかな写真がとても良かった。幸田文関連はもう少し読みたい。2位は、想い出に火がつきましたねー。3位、エネルギーと、物語を貫く、南国っぽい明るさのようなものを評価。
では各賞。
◇食のエッセイ賞
平松洋子「肉まんを新大阪で」
とにかく美味しそうだった。コロナで移動制限の中、いつか行きたい、がたくさん溜まった。
◇特別賞
森野正子 堀内興一「昔話 北海道 」
以前よく行っていた北海道を思い出す。語り尽くせない、異国情緒あふれる北の自然。
◇まぼろし賞
川村湊「満州鉄道まぼろし旅行」
決して読者に優しい本ではなかった。が、まぼろしぐあいに不思議と感銘を受けた。
◇文豪短編賞
芥川龍之介「南京の基督」
菊池寛「身投げ救助業」
この2つは、いかにもあの時代の短編小説らしくてとても良かった。短いのがいいですね。
色々なジャンルの本を楽しく読んでいる。まだまだ、書とか絵とか、色についても学んでみたい。残り半年も、読むぞ〜!
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