2020年7月5日日曜日

2020上半期ランキング!

【上半期ランキング2020】

https://www.honzuki.jp/smp/book/215435/review/244947/


あっという間に今年も半分終わった。コロナの半年。読了したのは73作品。このままいけば年間150くらいで今年もいいペースかなというところ。上半期のランキング、今年も作りました。各賞も。巣篭もり期間の再読もちらほらあったな。ではどうぞ!


1 青木玉「幸田文の箪笥の引き出し」

2 星野道夫「イニュイック」

3 真藤順丈「宝島」

4 杉本苑子「天智帝をめぐる七人」

5 谷崎潤一郎「細雪」


6 ジャック・リッチー

         「クライム・マシン」

7  川端康成「月下の門」

8  オルハン・パムク「赤い髪の女」

9  深緑野分「ベルリンは晴れているか」

10 京極夏彦「今昔百鬼拾遺  河童」


11 アンソニー・ホロヴィッツ

               「メインテーマは殺人」

12 瀬尾まいこ「図書館の神様」

13 中野京子

「名画で読み解く ロマノフ家  12の物語」

14 青山文平「半席」

15 原田マハ「異邦人」


やはり、感銘に素直に、あまりジャンルを考えずに選びました。物語ではないものを1位に持ってきたのは初めて。文の味わいと幸田文の姿、鮮やかな写真がとても良かった。幸田文関連はもう少し読みたい。2位は、想い出に火がつきましたねー。3位、エネルギーと、物語を貫く、南国っぽい明るさのようなものを評価。


では各賞。


◇食のエッセイ賞

平松洋子「肉まんを新大阪で」


とにかく美味しそうだった。コロナで移動制限の中、いつか行きたい、がたくさん溜まった。


◇特別賞

森野正子 堀内興一「昔話 北海道


以前よく行っていた北海道を思い出す。語り尽くせない、異国情緒あふれる北の自然。


◇まぼろし賞

川村湊「満州鉄道まぼろし旅行」


決して読者に優しい本ではなかった。が、まぼろしぐあいに不思議と感銘を受けた。


◇文豪短編賞

芥川龍之介「南京の基督」

菊池寛「身投げ救助業」


この2つは、いかにもあの時代の短編小説らしくてとても良かった。短いのがいいですね。


色々なジャンルの本を楽しく読んでいる。まだまだ、書とか絵とか、色についても学んでみたい。残り半年も、読むぞ〜!

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