写真は哲学の道近くの紅葉。
ちょっとだけ忙しいこの頃。だいぶ慣れてきた。
妻が夜に用があるという日、帰りのスーパーで冷凍チャーハンと餃子と唐揚げを買って帰ると、近くに住む方からおでんが届いていた。息子と美味しくいただいた。久しぶりに腹いっぱい。
所属するアニソンの会、今回は1才ちょっとの子連れさんのためキッズルームで童謡大会。全部持つわけもなく途中からいつものようにポップス大会となったが、お子さま終始機嫌良さそうで泣きも眠りもしなかった。
京都で居酒屋レストランのおかみさんをしてる同級生がいて、今年の忘年会はその店で開催。2階は居住スペースを宴会場していて広々とした部屋でのびのび。
ちょっと早く行ってセレクトブックショップへ。阪急京都線特急で河原町、京阪四条へ橋を渡って出町柳、出口とバスの系統を確かめてバス停・・ってめっちゃ並んでる、けどそかまでキュウキュウにはならずに立って乗れる。6駅目の4駅目が銀閣寺道。ほう、なるほどちょっと道分かってきた。今出川通の突き当たりみたいなとこが銀閣寺、白川通を折れてから2つめ、錦林車庫前が目的のバス停。京都の方角は分からない。スーパーの交差点を東に、とある。太陽を見て沈んでいく方向が西と見当をつけ逆に渡るとあった。
ホホホ座京都。1階は新本、こだわりが見える。2階は古本。どちらもオシャレめだが、なんかですな、古本は整理とこだわりが足りないような気がした。古本で「京都文学散歩」という地元出版の本を買って帰る。
哲学の道。実に36年ぶり。冬は何もないなぁと思いつつ少年の頃を思い出す。またバスに乗って銀閣寺道から出町柳。
宴会は楽しかった。おかみさん、なんか私が話しやすいのかやたらご指名でボーイ業をやってた。まあ1年の時同じクラス、3年の運動会は応援団とチアガール、ほんで彼女の弟さんはバスケ部の後輩という縁はある。そこまで親しんだ記憶はないけどでもそれが同窓会の良さ。高校の時まったく話したことない人も今は仲良く話すし。
2次会の誘いもあったが帰る。出町柳からなら直通で帰れるし、9時から帰っても11時にしか着かないから。あと1時間遅れたら午前様。やっぱ京都って泊まって観光するのが理想だな。
雨がちの週は暖かく、金曜日の帰りからいきなり寒くなった。ホントに寒い。夕方犬の散歩に行った時、耐えられないくらい寒かった。年末年始並み、とテレビで言ってたがようは真冬並みだということ。暦的には冬なんだけど、これまで温かすぎた今年。こりゃ次週は体調崩す人が続出しそう。でも風邪ひかない私は多分だいじょうぶだけど。自信というか馬鹿だしいぃ。いやいや。ひかないんです。
土曜日は歯医者。私はいつも土曜朝に定期検診を予約する。受付の若い女性いわく
「歯科衛生士が1人やめるので予約取れにくくなっちゃいます。」
聞いて欲しそうだなと感じたから
「人の入れ替わりがあるんですね」
と穏やかに言うと
「結婚で1人辞めるんです」
歯科衛生士だから受付の彼女ではない、と思う。だけどはにかんでおっしゃる。
私の
「おめでたいことですから。」で双方笑顔で会話は終わった。
んで、ワンコの散歩中。
公園の下、山茶花咲く空き地でワンコの散歩中、気がつくと後ろに、見事なカットのプードルが来た。
「これは、きれいだねー」
と思わず声が出た。
この時点で年下であろう女性、くらいしか意識してなかった飼い主は
「きょう美容室行ってきてえー」
ジャージに高校名が入っている。スポーツ部活の高校生か。相手を伺うワンコたち。2頭がくるくる回るように動きリードがからむ。よくあることで飼い主は両手を使いからみを解く。
「プードルとは相性がいいんだけど、どうかな?」
「(うちの犬はこういう時いつも吠えるんけど)きょうは怒らへん」
ほどなく犬同士が離れた。少女とプードルは階段を昇っていった。
堺でいまサラ・ベルナール展というのをやってて、ロートレックとミュシャが展示されてるとか。同じところに、いずれ行きたいと思っていた与謝野晶子文芸館もある。こりゃ行かなくちゃ。駅からも近いらしいし。だいたい堺には市立の「ミュシャ館」なるものがあるようだし。
図書館で北原白秋詩集と、三好達治が書いた「萩原朔太郎」という本を見つける。さらに、読みたいと思っていた与謝野晶子訳の源氏物語文庫で全巻あるのを確認。借りようかとも思ったけど、積ん読の消費が遅れるので見送り。雨月物語もきょうは見送り。
京都で買ってきた「京都文学散歩」では宮尾登美子の「序の舞」とか沢野久雄「夜の河」、中河与一「天の夕顔」、大仏次郎「帰郷」あたりも読みたくなった。青空文庫で梶井基次郎「檸檬」を読む。寺町二条の果物屋で買ったレモンを、三条の丸善の本を積み上げた上へ置く。素晴らしい短編だ。丸善では本の上にレモンを置いて行く人が後を絶たなかったとか。
なんかこう、感性をツンツンされる情報が多かったな。さあ寒い中お仕事だ。
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