ひどく冷たい風が吹く4月8日Sundayはブックオフに行って数冊売って物色。
文豪マンガ「月に吠えらんねえ」読んでみたいが見当たらず。これフツーに買ったら1冊800円もするんだよねえ。
100円コーナーはあまり惹かれるものがなく先日書評読んで興味を持った「ジキル博士とハイド氏」、美術関係読みたいなーという気持ちに合った「モジリアーニ・スキャンダル」に、ひさびさに長野まゆみを購入「カンパネルラ」。宮沢賢治風味が特徴の著者だけに期待。
先日再読した「六の宮の姫君」で出てきたチェーホフ「かもめ」は260円、太宰治「新樹の言葉」は360円、そして知念実希人「黒猫の小夜曲」は510円・・。うーんいまお金ないタイミングだから次にしよう。「新樹の言葉」は書評を読むと、イケてないようなので再考かな。
最近は本当に新しい作品には目を惹かれない。まあ待ってるのが出てくると一気に買うことになるんだけど。
夜、息子に「見た目若いけど」と言われてちょっと嬉しかった。
書評サイトで京都本特集の掲示板が起ち上がったから探してみた。もちろん「京都寺町三条のホームズ」は投下。ほか「等伯」や芥川龍之介など。最近は大正昭和の文豪作品を読むこともあって多めだが、去年一昨年はほとんどなかった。びっくり。森見登美彦もかなり前にしか読んでおらず。
日曜日に「1973年のピンボール」読了。たまのハルキはいい心地。深夜までかかって「ジキル博士とハイド氏」読了。思ったより恐怖をあおっている。読み物としては面白い。1886年の作品で、この翌年にシャーロック・ホームズの第1作「緋色の研究」が発表された。私は昔ウェルズの「透明人間」、ちなみに1897年の作品を読んだが、知性と論理を重視しているところが似ているな、と感じた。
で、その次の日、つまり月曜日、長野まゆみ「カンパネルラ」を行き帰り昼休み+家で読了。遅くまでかかって書評を書く。ベッドで強烈な眠気に何度も意識を失いながらアップ。果たして文章乱れたりしてないだろうか・・と思いつつ眠りに落ちる。後で見ると思いのほかまともなことを書いていた。ともかく寝不足。明日こそは早く寝るぞーといさんだものの、なでしこのワールドカップ予選の韓国戦を2430まで観たので遅くなる。ガチの試合。で、スタメン11人のうち9人は話をきいたことのある選手たち。韓国もチャン・スルギにチ・ソヨンとなでしこリーグで知る選手がいた。気持ちも入る。0-0のドロー。韓国は守備が固かった。どちらも攻撃がいまいち。ガチの試合、けっこうな肉弾戦になった。
ひとつ言えば、アジアのステージで肉弾戦はやめといたほうがいいと思う。世界に行くと通用しないからだ。男子の中国が、北朝鮮が、日本相手のときの韓国が、世界に通用してるだろうか?それよりは、世界の中での特性を生かしたサッカーをすべきだと思うが、またしかし、何かを懸けたガチの試合はそうそう出来るものではない。ここで経験して良かったかなと思う。
眠くてベッドに行ったら、深夜息子の靭帯損傷の包帯を巻き直す事態発生。この日も遅い。読書は「モジリアーニ・スキャンダル」んー、もひとつ感。
水曜日、血液検査の結果が出たと医務室。今回もまったく問題なし、だが、強いて言えば血中の水分が少なめ。冬だからね、と先生はおっしゃったが、年をとると喉が乾くのを感知できずつい水分の補給を怠って、暑くないのに熱中症になる人もいると聞く。たしかにあまり飲んでない。ちょっとだけ意識しよう。「モジリアーニ・スキャンダル」2日で340ページ一気に読了。サスペンスお色気風味でモジリアーニについてのうんちくはなし。ガクッ。書評書いてたらまた遅くなった。
書評サイトで、最近2つ立て続けにプレゼントされている。片方はインドリダソンという最近売れてるアイスランド人ミステリ作家の文庫本。片方は「早い者勝ち!」の本で今もまだ残っている子育て本だった。で、シャーロック・ホームズものが出たのでまた応募。希望者も多いし当たらんやろと思ってたらなんと当選。500ページ超の大もの。嬉しいが、大変だ。書評書くのがマストだし。でも届いたのを見たときは嬉しかった。これってさー、4500円もするんだよ。最近外国書籍は高いと思うがこれは高すぎる。かなり得した気分だ。
翌日は室生犀星「蜜のあわれ」読了。会話だけで構成された、幻想的、ちょい倒錯的でコミカルな作品だった。金魚であり少女の、赤子(あかこ)。二階堂ふみで映画化もされている。ちと興味ありかな。で、ホームズ早速読み出してまた寝不足。ちょっとやばいなあ。
(続く)
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