2017年3月5日日曜日

本読みの行動初級編





前回書いたように、少々疲労を覚えたこともあり、読む本が減ってきたこともあり、三ノ宮へ購入の旅に出た。


まずはブックオフ。相変わらず目当ての作品はなかなか見当たらない。このへんある時は当たりまくるのだが、最近そうでもないな。べったりは見なかったがちょっとウロウロして、こんなラインナップとなった。


飛鳥井千砂「はるがいったら」

ウィリアム・ゴールディング「蠅の王」

高橋克彦「ジャーニー・ボーイ」

谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」

豊島ミホ「ぽろぽろドール」

初野清「退出ゲーム」

花村萬月「月の光(ルナティック)」


飛鳥井千砂は直木賞候補にも上がり、ちょっと気になっていた。最初に認められた作品らしく、興味深い。


「蝿の王」最近ノーベル賞ものに関心が向いてて、これもノーベル賞作家の代表作。ボロかったが、あるだけマシだ。「イワン・デニーソヴィチの一日」などすぐ入手できるものもあるが、一般的にノーベル賞ものはブックオフでは目につかない場合が多い。


「ジャーニー・ボーイ」確か去年秋の新刊。興味を持ってたんで、少し高めの設定だったが、新刊を割引で買ったと思って購入。イザベラ・バードの北海道探検歴史もの。題材が面白そう。


「涼宮ハルヒ」まあ、第2作めの「溜息」を先に読んで、あまり深いものは感じなかったが、シリーズデビュー作は読んどこうと。


「ぽろぽろドール」こないだデビュー作の「青空チェリー」を読んだ。最近けっこう取り上げられてるみたいだし、その後は、てな感じで。


「退出ゲーム」最近の新刊案内で「惑星カロン」というハルチカシリーズ2作めが出て、宇宙好きの私はタイトルに惹かれたのだが、シリーズの1作め読んどこうと買った。


花村萬月、どこかの本で、ロードノベルの傑作を書いた、と名前が挙がっていた。目当ての作品ではなかったが、まあ100円コーナーにきれいな状態であったから。


てな感じで7冊買って、新刊も欲しかったからとなりのジュンク堂へ行った。ノーベル賞ものがけっこうある、ハヤカワepi文庫で、


オルハン・パムク「私の名は赤」


を発見。現代ものの「雪」にしようか迷ったが、この作品が先に激賞されたようなので上下2冊とも買った。シャーロッキアンものも見かけたが、次の機会にする。さすがに全部はつきあえない。


電車バスでと思って持ってった長野まゆみ「夜間飛行」と合わせて10冊抱えて、クリーニングに出しておいた夏用ズボンを引き取って帰る。ライトダウンもやめて、春秋用のブルゾンを着ていったが、寒くない。気候は春、山道を文庫本10冊持つと汗が出た。(笑)


順調に読み進めば来月早々にはまた枯渇するだろう。でもしばらくはいらんな。あと新刊数冊くらいしか(笑)。本読みは、こんなもんだ。


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