息子は、パパと戦いごっこをする時は、仮面ライダーとかレンジャーものの影響か、荒っぽい言葉遣いになり、パパのこともお前、とかのたまう。完全にテレビの悪役扱い。こないだ「また言っとる。あんなー、たまにはお父さまとか父上とか呼んでみい、おぼっちゃま。」と言ったら、
「うちがもっと豪邸なら、ぼっちゃまもお父さまも言えるけど、この家じゃ似合わないよ」
ぐっ・・。生意気な。成長したな。一瞬、それもそうだな、などと思ってしまった。
先日、いつものようにふわふわボールでドッジボールごっこをやっていて、私が投げたのが息子の顔面に当たってしまい、息子怒った。実は顔に当たるのはよくあることで、痛くは無いはずなのだが、ムカっと来たのだろう。
息子なにやら書き始めて、階下に行った。見に行くと、道路標識のような、人型に斜め線の絵付きで
「パパ立ち入り禁止」
と書いた紙が息子の部屋のドアに貼ってあった。妻が「何があったの?」と訝しがるので、ありのままを説明すると、「いつものことなのにねえ。」
居間に上がってきてからも息子、プンプンでパパに絡んでいたが、ソファの足のせにあるパパの脚をどけようとして、パパが軽く力を入れて踏ん張ったから、反動で足先がコツンと頭に当たり、痛いやんか、と脚をぶとうとした拳が、パパの脚の固い部分に当たり、痛悔しくて泣き出した。よしよしとパパ宥める。
息子が風呂に入っている間、先に上がってきたママに、きょうは一緒に寝ないでいいのかな、と言うと「貼り紙の裏を見て来てごらんなさいよ。」
改めて見に行って裏をめくると、
「ただし寝る前に物語を読んでくれたら入っていいです。でなきゃずっと入ってはだめです。」
ああこりゃいつも通りだなと、この日も風呂から上がった息子の身体にアトピー用の薬を塗ってやり、髪にドライヤーしてやり、ご本を読んでやって寝かしつけたのでした。
週後半は、千葉行き。幕張のホテルは、安くて広くてしかも朝食が充実していた。都内のホテルって、名を知られたホテルでもだいたいどこか欠落してるから、やや辟易してるところがあったが、さすがディズニーランド近くのホテル、といったところか。
息子は日帰りと勘違いしてて、「パパは遅く帰ってきてもボクのベッドで寝るから、きょうはそれまで1人で寝る」と言ってたらしい。微笑。
帰りに春の富士もきれいに見えた。
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