週明け多くの仕事に見舞われたせいか、仕事酔いで食欲が無く、晩ご飯のカレーを半分しか食べられなかった。これもサザエさん病の一種なのだろうか。
ともかく、このワタクシがママの作ったごはんを完食出来ないなぞ、何年に1度の大事件である。息子の寝かし付けはいいから、休んでなさいと言われる。ふうむ、東日本大震災直後、気分の問題で食欲が無く昼ご飯を残したことはあったが、その時もママの晩ご飯は食べていた。小難しいことを考えすぎているような気もするので、少しクスッと笑えるお笑いネタでも。笑えないかな〜自信は無いなー。
以前スポーツニュースのタイトルで
「ベッカム、息子をFBに」
というのがあった。私は、さすがイングランドはラグビー発祥発展の国。シャーロックホームズにも「スリー・クォーターの失踪」という物語があり、その中でホームズを訪ねて来たケンブリッジのラガーマンが、ラグビー・フットボールの事情を全く知らないホームズに呆れびっくりする場面が出て来る。彼は、失踪した有名なスリー・クォーターの名を挙げ、「このイングランドで知らない人が居るとは思わなかった。いまの今まで、一体どちらにいらしたんです?」とまで言うのである。ちなみに、この物語で私は、新聞表記で、ラグビーのセンターは「CTB」ウイングは「WTB」と略すホントの意味を知った。「センター・スリー・クォーター・バックス」ですよね。
ともかく、昔から彼の国ではそれほど人気があるスポーツということだが、パパのベッカムはサッカーの有名選手でも、息子は
『フルバックかあ〜』
と思ってしまったのでした。
正解はもちろんFacebookに息子の写真を公開した、というものでした。ちーん。
またもニュースネタで、こちらはいささか不謹慎。
「北島、急死のライバルを語る」
私はなぜか、尾崎紀世彦を思い浮かべてしまい、そうかー知らんかった〜、
『尾崎紀世彦って、サブちゃんのライバルだったんだ〜』
などと思ってしまったのでした・・。もちろん、競泳の北島康介選手が、先に亡くなった金メダル争いのライバル、ノルウェーのアレクサンデル・ダーレオーエン選手を悼むコメントをした、というニュースだったのでした。
高校野球が終わったら少し涼しくなったが、少し前までは熱帯夜の連続だった。またマンションのどこかにスズメバチの巣があるらしく、夜廊下の照明にたかってたこともあった。加えて、隣の神社を根城にしているイノシシとはこれまで平和的互恵共存関係でやってきたのだが、最近私の存在にイライラしている様子。悪意ある所作で、追い払うようにこちらへ寄って来たりする。夜にタバコに外に出るのも楽じゃない。
さて、先日の昼間同僚から電話がかかってきた。「きゅういちろうくんについて、○○さんが訊きたいことがあるらしいので替わりますねー」私は瞬間的に、きゅういちろうくん、とは誰の事だろうと考えた。
警察ものの小説を読んでいたせいか、その時は、私は小さな子供を殺した容疑で、いまから刑事に尋問されるのではないか、実はこの平和な世界は虚構で、そういった立場こそが真の現実なのではないか、などと悪い想像をした。もちろんクロである。きゅういちろうくんはきっと被害者なのだろう、可哀想に。
電話を替わった刑事がまた聞き取りにくい早口で喋る。「ああ、どうもお疲れ様です。きゅういちろうくんの事なんですけどねー、○▲※☆・・」いまに厳しい追及が始まると思われるが、何言ってるかさっぱり聞き取れない。それとも耳がきつい質問を拒絶しているのだろうか。おそらく最初はソフトに入って、こちらの話で不自然な所に、鋭い質問をしてきて、私が動揺してじどろもどろになった所をたたみかけてきて、罪を認めさせてしまうのだろう。きゅういちろうくん、というのは九一郎、とでも書くのだろうか。それともボールで球一郎、だろうか。
一瞬呆然としたが、それでも聞き取れないのだから仕方が無い、「はいはい?えーっと、きゅういちろうくん、ですよね?」「そう、きゅういちろうくんなんですよ」取り敢えず、おうむ返しにすると、相手も、聞き取れなかったと考えてか、もう一度同じ説明をする構えだ。いやいやこれも、とぼけている、という刑事独特の掴み方なのかもしれない。私は追い込まれたような気分になり、もう一度繰り返した。
ところが、場面は一瞬にして「きゅういちろうくん・・9/16・・はそのシフトでいいですよー」日常に戻った。先ほど聞き取れなかった部分もあっさり理解できた。刑事は、取引先の人になった。
デイドリームにもほどがある、という現実のお話でした。
まあこんなもんで。ちょっとおなかがすいてきたので、カレーの残りを、食べようっと!
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