2012年4月27日金曜日

爆睡 間近?

夜遅く朝早い日々。飲みも多くて寝不足気味。きょうは仕事終わりで東京へ移動。明日朝からの仕事に備えて前泊である。いま、久々に余裕あり、のんびりしている。

ホテル着いてすぐ爆睡か〜と思いきや、飛び乗った新幹線で、身体の温度を落とさなければ、とじっとしている内に意識を失い、40分ほど深く眠って、名古屋で隣に人が来て起きた。また寝ようと思ったが、これが眠れず、今もさしてしんどくも眠くも無い。昔勤務中の15分ほどのうたた寝はかえって仕事の能率を上げる、という論があったが、それを地で行ってる感じだ。年齢もあり、そう長くは最近眠り続けることが出来ないし、あんまり長く寝ると逆に体調が整わないので、普段よりちょっとだけ早寝という感じにする。それにしても、深い睡眠の際、自分のいびきが聞こえていたような・・周りの方、失礼しました。

漫画の名作、というか自分が影響を受けた作品と言えば「キャプテン」「プレイボール」というちばあきおの中高生野球もの、それから、女性漫画家さんの少年漫画、「わが輩はノラ公」であろう。父と祖母を除く、母と姉弟4人全員が繰り返し読んでいて、母が機嫌が悪くても、新刊を読んでいる間は怒られなかった。

「キャプテン」は、野球の名門、青葉中学から公立の墨谷二中に転校してきた、元2軍の補欠である谷口くんが、周囲に誤解され大きな期待をかけられて、それに応えるために努力をしてついにはキャプテンとなり、チームを鍛え上げて、青葉と、東京都の決勝戦を戦う、というもの。

物語は続き、伝説のキャプテンとなった谷口は、自分を尊敬している丸井にキャプテンを託すが、丸井は情にもろく、すぐ感情に走り失敗を経験、しかしチームを立て直して、猛練習の末、また都の決勝で、前年のメンバーがほとんど残っている青葉と、延長18回の死闘を繰り広げる。

丸井がキャプテンを託したのは、1年生のときからのレギュラーにして良き僚友、イガラシ(作中も全てカタカナ表記)だった。イガラシは、頭脳もプレーも抜群だが、思いやりに欠け、目的のために手段を選ばないという欠点を持つ。昨年のレギュラーがほとんど抜けてしまったチームを前にしたイガラシは、部員に常軌を逸した猛練習を課す。新チームに短期間で全国優勝の力を付けさせるのが目的だったが、ケガ人が続出した特訓の模様が新聞に載ったことから大問題となってしまう。再スタートした野球部は夏の大会で都の決勝、そして全国大会を苦戦しながら勝ち上がる。

イガラシが新キャプテンに指名したのは、1年生から実質上エースだった関西人、近藤だった。恵まれた体格から中学生離れした重い豪速球を投げ込む近藤は、天才にありがちな、気分屋で自己中心的な性格。これではチームが崩壊してしまうと、元社会人野球の名選手だった近藤の父親が、後進を育てることに目を向けさせ、選手層の充実を図る・・。

という、全25巻(確か)のストーリーだ。人に優しく優柔不断、という谷口に始まって、歴代のキャプテンは何かしら欠点を持ち挫折を経験する。また前のチームに見えていた、ウイークポイントを修正していく、という流れで描かれている。谷口の高校生活を描いたのが「プレイボール」である。

ちばあきお2作品の魅力を語り尽くそうと思ったが、「キャプテン」のストーリーを書いただけでえっらい長くなったので、今夜はこの辺で。これから読むという方、ネタバレでごめんなさい。これでもかなり端折ってるのでこの上で読んでも面白いとは思います。では爆睡します。

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