2011年6月5日日曜日

みじん切りっ

昨夜は結局、マーラーの4番5番のDVDを点けて通しで聴きつつ、「蜜の味」を3分の2読み、遅くまで起きていた。それもあり、エンジンがかかったのが午後遅くで、掃除機と、気になっていたところの雑巾拭きをして、米を洗って、晩ご飯に取り掛かった。

ハンバーグである。パン粉、牛豚挽肉、牛乳に卵は買ってある。まずは玉ねぎをみじん切りに・・つって、みじん切りやるのそういえば初めてだった。いつもはシチューとかでそんなに切らないので目が痛くなったことなどないのだが、みじん切りは痛い、見えない、危険、なんとか!てな感じで、だいぶ男らしい大きさの(笑)みじん切りとなった。

あめ色になるまでたまねぎ炒めて、全部混ぜる。粘り気が出るまで、たがすでに出ている。ちょっと柔らかいか・・4人前レシピを分量みて2人前作ってるが、どんなものか、初めてなので分からない。まあこんなものかというところで、手に油つけて、形を整える。なかなか楽しい。よし!焼くぞ。レシピによれば、引っくり返すのは最初の1回のみ。焼き始めるが、なんか上下厚い。ちゃんと焼けるかな、と、フタしてしばらく焦れる。上下に焼き色ついてからフタして6〜8分だそうだが、トロ火にして、10分焼いた。

皿に取り出して、ケチャップと中濃ソースをフライパンに。煮立てて火を止める。と、なんとここで、炊飯器のスイッチ入れてなかったことが発覚!頭を抱える。まあ仕方がない。ソースかけたら格好がついた。うまそうだ。ご飯ないが熱いうちに食べ始める。レシピの狙い通り、肉汁が封じ込められてて美味い!自分の作った料理には採点甘くなるものだし、お腹もかなり減っていた。でもウマい。2人前作って明日の晩くらいまで持たすつもりが、小2個残して全部食べてしまった。ご飯は途中で、なんとか間に合った。

そんなに時間かからなかったし、パン粉あるからまた作ろう。明日はアスパラ、玉ねぎの残り、冷凍庫ベーコンあたりでパスタかな。さあ片付けよう。

「蜜の味」は、派手な内容、例えばジャックザリッパーが出るとか、フロイトなど同時代人が出演するとか、アイリーンアドラーやマイクロフトやモリアーティが出る国家的陰謀、などという類いのものではなく、怖るべき殺人は起こるが、ホームズはあくまで淡々と対向措置を取る、というもので、心理描写に重きを置いた作品である。確かにそのジャンルはある。逆に丹念に地道に練り上げられているので、世のシャロッキアンは、快哉を叫んだのではないかという予測もできる。書いたのもロンドンの人だし。渋い、本だった。次は「宇宙戦争」だな。

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