2017年8月21日月曜日

聖地

土曜日は午前中、中央図書館に行った。川沿いの、風光明媚な遊歩道を歩いていく。木陰と風とが気持ちいい。


借りていた本「霧の殺人鬼」を返して1時間ちょっと「トレント最後の事件」を読んで帰る。このパターン多い、最近。借りなくても、涼しいところで集中して読めるんだよね。クラシックCDコーナーで、あなたのお気に入りをここに飾ってみましょう、というのを張り切ってやってみたり(笑)。


8月はミステリー強化月間。今年は古典の名作を3つ完読。比較すれば落ちるが、ボアロー&ナルスジャックも合わせ、海外ものに偏っている感じだ。来年は日本ものを多少固めようかな。


帰りにいつも気になっていた封筒や便せん、ポチ袋の店で気に入ったものを見かけて買った。


帰ると妻が、第1試合の、盛岡大付属の子すごかったー!と力説。2本ホームランを打ったらしい。昼ごはんから高校野球を見る。聖光学院vs広陵は、広陵の主軸中村奨成が外角高めのボール球を左中間スタンドへ勝ち越しホームランで勝利。落ちるスライダーを空振りした後の釣り球で、しかも力でレフトへ持って行ったのにびっくりした。打ってすぐガッツポーズが出たのも印象的だった。いやーまいった。


大阪桐蔭vs仙台育英は、クロスゲーム。無得点が続いて大阪桐蔭が1点を8回表に取りリードした9回ウラツーアウト、ヒット、フォアボールで1塁2塁、次の打者はショートゴロ。ショートからファーストへ渡り、誰もが試合終了と思ったその時、ファーストがベースタッチしておらずセーフで1アウト満塁。次打者は左中間へ逆転サヨナラ2点タイムリー2ベース。


ドラマにも無いようなサヨナラ劇で、大阪桐蔭は史上初、2度目の春夏連覇の夢が破れた。誰も責められないが、1点をリードしたところ、もしくはピンチを迎えたところでエース徳山を投入する手はあったと思う。


夜、熱闘甲子園を堪能。サヨナラ負けの時に、キャプテンのキャッチャーの顔で押していたのが印象的だった。


翌朝は息子を起こして、7時のバスで甲子園へ。電車はすいている。三本松(香川)vs東海大菅生という、人気があるとは言えないカード。意外に人いないかなと期待するも、球場ではもう3塁側アルプスが少しだけしか残ってないようで売り切れの可能性があるとか、やはり人多い。きょうが大会中最後の土日で盆休み期間の最終日。


実は息子は中継や熱闘甲子園を見て三本松高校が気に入っていた。三本松の1塁アルプスなら入ったもしれないが、では外野に行こう、とレフト席へ入る。もう半分以上埋まっている。ポール側の中段やや前の方、8時の試合開始10分前に座った。


試合は序盤から東海大菅生の猛打が爆発する。初回に右中間へホームラン、3回にもホームラン、レフト側にホームランが飛んできて、息子は大興奮。三本松は10ケタ安打を放つもののもう1本が出ずに完敗。


途中ジリジリと暑く、あらかじめ買って行ったスポーツ飲料は飲んでしまい、かち割り買ってタオルで包んで息子の首や頭に当て、冷凍アクエリで喉を潤す。いやー暑い。4試合全部観るツワモノもたくさんいそうだね。


ぐるっと外周を回ってグッズショップ。息子は東海大菅生の記念球を買っていた。日大三、早稲田実の本命2校に勝って出て来たのに好感があるらしい。ま、ホームラン見たしな。初めての甲子園で。私はうまく踊らされてると思いつつ準々決勝対戦入りシャープペンと大会記念タオルとを買う。99回だから目立つ。


帰っていると、眠い、暑いと言ってた息子がどこかへ寄りたいと言う。なんだ、バッティングセンターとか?と言ったらビンゴだったようで、駅から15分炎天下を歩いて行く。ストラックアウトとバッティング、少しずつましになっている、をして帰る。これだけ遊んで12時のバスに乗れるから、早起きは得。


帰って昼ごはん食べて、午後、広陵vs仙台育英をエアコンかけた部屋で観ながら、親子ともに爆睡。暑さに当てられると眠たくなるのだ。私は早めに起きて活動したが、息子は暗くなるまで寝ていた。やれやれ。


東海大菅生、天理、広陵、花咲徳栄が勝ち、関東2、近畿1、中国1が残った。2校の東北勢が消えたのは残念。さあ、休養日をはさんでいよいよファイナル4。99の優勝は、どこだろう。





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