2017年7月10日月曜日

ハンバーグ

写真はもう6年も前、東京単身赴任時に作っみたハンバーグ。いま思い出してもまずまず美味かったな。

小さい頃のごちそうといえば、サツマイモの天ぷらだった。母が作る天ぷらは衣が厚くべたっとしていたが、ソースか塩で食べると、中の甘みが活きて子供ごごろにはとても美味しかった。

我が家も決して裕福なわけではなく子だくさんでもあった。周囲には新築の住宅が建ち、遊びに行けばケーキと紅茶が出るようになってきていたご時世に、ウチは10年家が古くて昭和色が濃かった。だからというわけではないが食べるものもあの頃度が高い、特有のものだった。

ハンバーグは、大きいのも食べたのだろうけど、母親は小ぶりの、OKマーク大のものをたくさん作って、大皿に並べて出していた。それを、ケチャップとマヨネーズを5:5で混ぜたものに付けて食べると美味かったし食べやすかった。皆の年齢と食欲に合わせた作戦と言えよう。年齢が上がると、とんかつソースとケチャップの混ぜものに変わった。

単身赴任時に自分でハンバーグを作った事があるが、余った肉で小さいのも作ってみた。食べやすくて美味かった。

会社の近くにも美味いハンバーグを出す店はキープしてある。知り合いが言ってたが、ハンバーグは突然食べたくなる時がある。そんなときは行って食べる。「美味い」は「味が深く、旨みが出ている」感じである。それは大人になってからの楽しみである。

でも、あの頃の家ハンバーグの味に勝るものはない。今から考えると、肉の匂いと味が濃厚で、でも市販のものからするとドライな感じの味がした。実際ハンバーグはほぼ乾いた感じで、武骨さがあった。姉弟4人と祖母で食べた味は一般的にはどうか知らないが、今でもはっきりと覚えている、懐かしく忘れない味だ。

この週は飲みにも行かず、残業してたちょっとバタバタの日々。マジメに家で腹筋してた。金曜はどうも眠れず遅くまで起きていて、土曜は学校に行く息子に合わせ早起きする。

そのまま朝一番から西宮ガーデンズでスペアの眼鏡を購入。もはやレンズ込み5000円プラス税で手に入る時代。ガーデンズはバーゲンで開店前から行列していた。息子が「宇宙兄弟」のアニメに興味を持ってるので27、28巻を買う。帰りに靴クリームと、100円ショップでグレーの夏用靴下と、いわゆるハタキを買う。暑かった。この夏初めて短パンで行った。短パンも新しいの欲しいな。もう10年くらい着ているし。研究しよう。

帰って来て読みかけの早見和真「イノセント・デイズ」読了。本屋のフロントにも積み上げられてたな。よくある、不幸もの、死刑もの。作り込み過ぎの気もしたが、どこかで願いながら、ラストに向かって疾走する感覚は、ひとつ小説的だなと思った。夜は前夜の夜更かしの影響で早めに眠る。

日曜日。妻子は散髪買い物でガーデンズへ。私はお留守番。新しいシェーバーを水洗いする。前のブラウンは掃除というものをせず申し訳なかったし、今後は週イチを心がけよう。電動ムダ毛カッターも開けて試す。これも安く売っている。前日300ページくらい一気に読んだせいか、読書欲がわかない日。

で、ABCお笑いグランプリ。コーヒーに、チロリアンと父が送ってきた豆腐かりんとうを食べながら鑑賞。当たり前だがどの芸人も、自分のスタイルを持っていることに感心しつつ、最後は霜降り明星とマルセイユの漫才一騎討ちに。僅差で霜降り明星が優勝。冷静そうなツッコミが大泣きしていた。

マルセイユも面白く、大声を上げて笑ってしまった。でも違いがあるとすれば、新しさか。マルセイユも動きを取り入れていたが、どこか定番風味があった。霜降り明星は独特の新しい笑いを持っていたかな、と感じた。いろんな方式は試すべしだが、グループから1組勝ち抜け、は難しい。今回はBグループの実力が伯仲していた。ジャイアント・ジャイアン、田畑藤本なんかも面白かった。

でもま、大きなコンペティションではないし、優勝以外意味がないとすればそれでも勝ち抜けなければ、なんだけど。

夜7時からはアメトーーク高校野球芸人を観る。ホントにきょうはテレビの日。

風呂から上がってドライをかけ涼しい部屋で今度こそ読書と思ったら息子が眠れない、と久しぶりに来る。早く電気消して寝かさなければならないため、本日の読書は10ページで終了。またたまにはいいよね。

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