2015年1月26日月曜日

どん底





ゴーリキーの戯曲ではなく、サッカーの話である。アジアカップでまさかの準々決勝敗退。素人目にも実力的には格下のUAEに決勝点を取れず、PKは、本田と香川が外して負け。相手が韓国やイラン、イラク、ライバルオーストラリアなら納得もいくし、試合が拮抗したものならばまだ諦めもつくだろう。でも、武器といえば必殺カウンターだけで、攻めも組み立てられないし、ボールキープも出来ないチームにアップセットされちゃったというのは、これもサッカー、とは割り切り難い。本当に、ガッカリだ。メディアもまた混乱ぎみである。

ワールドカップでも活躍できず、所属チームでも苦戦する香川にとってはまたも試練となった。そればかりではない。日本代表は、ワールドカップでもボロボロ、アジアカップでも惨敗。まさにどん底。本田のコメントが気になった。

「代表の実力は上がっている」的なものである。なるほど、確かにその通りかもしれない。少ないスペースに変化のあるような攻撃で突破口を開こうとしていたし、ディフェンスも、ザッケローニ時代に比べて整備され、両サイドバックも上手いし、この試合に限っては、つけいるスキを与えていない。

ただ攻撃は、ワールドカップ前の「自分たちのサッカー」にこだわっているようで、とても気になる。結果を伴っていないのは偶然ではないと思う。自分たちのお気に入りのサッカーをしているだけではないか?とも思える。うまさはあるが、さらなる変化と、したたかさ、得点パターン、決定力が足りないのだ。力強さを感じない。

コメントから伺うに、クロスを嫌っているようだが、それも攻めのバリエーションだし、豊田もいたんだから、上げることも必要。必要と思ってないのは代表選手だけじゃないか?代表のサッカーは、自分たちのものじゃないのだから。

90分で決着をつけるべきゲームだった。気分は最悪である。はい、ワールドカップの時より感情的ですよ。柴崎のゴールの時だけ、スカッとした。

日本のメディアに期待する。時間はたっぷりある。詳細な検証をして、批評して、大いに危機感を煽って欲しい。

火曜日ポートアイランド、土曜日六甲アイランドいずれも仕事。日曜は穏やかな天候だったから、午前のうちに出掛けておくべきだったか、午後から息子をまた妖怪ウォッチゲームに連れて行く西宮北口。2週連続。帰りに本屋に寄って、星新一を買ってあげる。いやー我が息子も星新一読むようになったかー。図書室でよく読んでるらしい。

駅から20分ちょっと歩いて回転寿司。ママと現地待ち合わせ。腹いっばい食べて、帰って寝かしつけ。「吸血鬼インジャパン」オリジナル版を即興でやってるうちに眠った。オチを考えておかなければ(笑)。

次は朝から、どこかゲーム関係ないところに行きたいな。

2015年1月18日日曜日

20years ago




なんか、大したニュースが無いせいか、阪神・淡路大震災20年の露出が不自然に多く感じられる。これが正直。

まあ20年というのは、色々な意味で、区切りのいいところなのだろう。私にとってもそうだ。まったく人生でスーパー予想外の出来事だった。生まれてから20数年を暮らした福岡では、地震なんて体感したことさえせいぜい合計2、3回だったし、関西でもそれまでは1回も無かった。

大きな都市型災害で、街が壊れ、本当に多くの被害者が出て、何十万人が避難所で暮らし、仮設住宅なるものが建てられた。自分がこんなにもひどい災害に遭うなんて。しかも大阪神戸で。

大袈裟でなく、震災以前と以後とは、ハッキリと違う色がついている。震災以降数年の生活は、どこか暗い影を引きずっていたと思う。余震が収まった後でも、街のアスファルトは波打ってるし、ひび割れていた。電気電話は数日で通ったが、水道が1ヶ月、ガスは3ヶ月出なかった。そんな状況でもやれる、と発見した。

あれから20年。20代だった、まだ。揺れが収まって独りになった時、心細くて、ああ、結婚しとけばよかったかな、と思った、と言ったら同僚たちには笑われた。でも、してなくて良かったと思う。20年、そうだったなあ、と思い出すにはちょうどいい年月なのかも知れない。また、復興、という言葉が完遂されるのは、ニュースで取り上げられなくなった時かも知れない、とちょっと思った。

どうしてもくどくなってしまうが、あまり感傷的になりすぎてもいけない。いつもの日記に戻る。

土曜日は、午後天気が悪くなるようだったので、午前にワンコの散歩に出たが、大雪。クッキーは外出は好きだが歩くのは嫌いなので(笑)、早く帰りたがったが、いつも唯々諾々と従うレオンが珍しく「もっと歩きたい」とアピールした。やはり犬、雪がなんらか作用したのか?レオンは散歩に行くよ、と言っても出るのを嫌がるというややこしい我が家のワンコたち。外に出ると喜ぶんだが。バッグにクッキーを抱えてレオンと歩いて雪まみれ。

午後はゆっくりしようかと思ったが、息子が外出したいと言い出し、西宮北口のエディオン。妖怪ウォッチのゲーム4回。最初はすいててすぐ出来たが、3、4回めの待ちは長かった。急いで駅に戻って、本屋に行って、私の文庫本とコロコロコミック買って帰る。帰りの山道は寒く、パパのマフラーを巻いてやる。こういう会話の機会を持つのは本当に大事だと思う。

日曜日は久々の結婚披露宴。会社関係である。ヒラマツさんである。たぶんみんな行きたかった店である。宴会場モードとなっていたので、お店の雰囲気は推し量れなかったが、いやーさすがに、美味かった。

なんというか、友人が44で結婚して以来の披露宴。けっこう皆久しぶりだし、ちょうど行きたいな、という波長時だった気もする。大いに盛り上がった。

ゲームはパワプロの2シーズンめを始めた。144試合制。前シーズンは序盤に負けて、3敗2分がついたが、今シーズンはチーム成績は好調で全勝を目指している。もちろん相手のモードは最強にしている。ただ、前回はほとんどのタイトルをチーム独占したのに今回はさほど上がってこない。

「プレイボール」という、小学生の頃読んでいた野球漫画の小説版続編を書き始めた。マニアな楽しみである。原作のように野球そのものというよりは、主人公谷口くんの将来にスポットを当てて書き進めるつもり。まあ遊びですな。結構、いやとても楽しいけど。

さて、次週も、パタパタ忙しい。

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2015年1月14日水曜日

極寒観戦

この週の行動半径はやや広めだった。

1/7、1/9は三木。女子サッカーインカレを観に行っていた。ここは最大5面が取れる総合公園で、この冬は皇后杯も、高校の選手権も行われた。アクセスが悪いためか、インカレも高校も、決勝は市街地のスタジアムである。

大阪方面から行ったら、阪急電車で神戸の中心街、三宮を通り過ぎ、新開地というところで神戸電鉄粟生線というローカル電車で30分、押部谷駅からタクシー10分。去年から行っているが、今年は多少の発見もあり、楽しかった。観客も少なく、生の声が届く。目の前で観れる。周りと友達になる。強いチームはアジリティーとキック力がしっかりしている。

仙台大学を応援していたが、優勝経験もある大阪体育大学に0-5の負け。さすがは、どんな形かはともかく、今後運動で飯を食っていこうという子らの体育大学、しかも西の雄大体大、運動能力の差を感じた。走る、速く走る、キック力があって正確、攻撃、試合運びに経験が見て取れる。肩入れすることでゲームの流れに浸れた。泣きながらこちらに挨拶に来た選手たち。キャプテンが消え入りそうな声で「応援ありがとうございました。」と号令をかける。4年生には最後の試合だった。

すぐに帰って、三宮でショッピング。ダウンがヘタっているのでバーゲンを覗きたかったのだ。ノースフェイスに行ったが、目当てのものはセール外で、他ももひとつ気に入らず。スポーツワールドやセンター街のAIGLE、大丸も見るが、うーんというところ。どうもしっくり来ず、最後に海の方のL.L.BEANを見に行ったらあった。なんと1万円のバーゲン。それでもモノが悪かったら敬遠してただろうが、まったくOK。街用ではなくて外仕事用だから、華美なデザインは帰って邪魔で、もちろん防寒、着やすさ、軽さ、汚れに強い、撥水などが肝要なのである。かつ、街中で来てても無難でシンプル。着心地も、実にいい。呼ばれた気がして、購入。かなり満足の買い物となった。

10日は家でお留守番と犬の散歩。妻子は十日戎。バスケットのオールジャパン準決勝を観る。女子はカナダ人の新ヘッドコーチが就任した富士通に感心。速いボール回しで、ドライブで勝負する。ポイントガードの町田が素晴らしい。JX-ENEOSと大接戦で負けたが、可能性を感じさせた。もう一方のトヨタ対デンソーを観て、これは第1試合が事実上の決勝だな、と認識。トヨタは今なお、3ポイント頼みのチームから脱却できない。入らないとロースコアになる。

11日はノエビアスタジアムで女子サッカーの高校選手権決勝。午前髪切って三宮。お気に入りの店でなすベーコンピラフサラダドリンクアイスクリーム付き850円を食べて、地下鉄海岸線で15分ほど。駅から歩いて5分のスタジアムへ。やっば市街地のサッカー場はいいわ~。(笑)

入場無料でバックスタンド。結構お客さんが入っていて、いっばいではないが、見やすい席を探す感じ。2連覇を狙う兵庫姫路の日ノ本学園vs、宮城の雄、一昨年なでしこリーグ2部にあたるチャレンジリーグで優勝してしまったこともある、超名門、常盤木学園の宿命の対決。

序盤日ノ本のシュートはゴールバー、双方とも少ないスペースに果敢に攻め込み、日ノ本のゴールキーパーが接触で倒れる。なかなか立ち上がらず、時間がかかる。およそ10分。日ノ本は代えたがらないようだ。なにせキーパーだから試合が始まらない。決勝戦だから、多少は大目に見よう、という共通理解が運営側にあればいいが、ちょっと考えさせられた。正直に書くと、10分も治療で試合が止まるのは初めて見た。明らかに進行の妨げであり、そもそも、治療に時間がかかる選手を激しいプレーのフィールドに出していいの?指導者が勝ちたいから無理を通してるんじゃないのか、と思った。

双方ゴールに迫るが、スリリングな場面はあまり無く、どれかというと、もう一本を通させない守り合い。90分の終了間際、右を突破した常盤木、中央に折り返しゴール前でシュートを撃つが、惜しいことにゴールポスト。一番の決定的チャンスだった。延長でも決着つかずスコアレスでPK戦、日ノ本が勝った。PK戦もサッカーのうち。だが、高校の決勝でPK戦は必要なんだろうか。両校優勝でいいじゃない、と思ったな。今回。

スタンドは、もの凄く、三木なんか目じゃないくらい、死ぬほど寒かった。今季一番。ダウン着て襟立てて、マフラー巻いて、毛糸の帽子被って手袋しても、まだ寒い!インナーも一番厚い、首までのセーターを着ているのに。さっさと帰って、晩ごはん食べて人心地。

12日は、お気に入りの、心斎橋のシュラスコの店に行く。いつもながら最初の30分が美味しくて、後はお腹いっぱい。息子がテレビのCMで見た、簡易リモコンヘリ見たい、と言って東急ハンズに寄る。ここは梅田よりおもちゃ、手品、パーティーグッズが多い。リモコンはさすがに無く、でも好きな息子はずっと見ている。買いたい、とお小遣いで購入したものは・・なんと「必勝」ハチマキ。おお!ずっと欲しかったようだ。へええー。妻子話し合い、「人生ゲーム」買ってあげて帰る。

さっそく帰って1回戦。だいぶ忘れていて形も変わっているが、やっぱり面白い。就職して結婚して、息子は子供が産まれた。息子をようやく寝かしつけた後、残り少ない推理小説を一気に完読したらだいぶ夜更かし。明日は会社なのに~と思いつつ寝た。来週もイベントあり。ぼちぼち仕事もエンジン全開かな。

2015年1月8日木曜日

年始の1




大晦日は、例年通り午前3時くらいまで、カウントダウンTVをつけて、本を読んで寝て、10時半に起きた。歯磨いて顔を洗って、さすがにジャージーはやめてジーンズに着替える。(笑)年賀状はだいたい予想通りだが、書き漏らしが5、6枚あって、午前中にお返しを書いてしまった。

年賀状は、多い時は100枚を超えていたが、時勢に従い、また東京転勤時にかなり数が減ったこともあって、毎年ほぽ同じ方からもらうのみ。ウチの会社も昔は全従業員の住所録を配布していたが、プライバシーと経費の観点からなくなって久しく、本人の許可を得て、2ヶ月に1度発行の社内報に載るだけなので、転勤や引越しがあるとがくっと減るのである。私もそんなに追いかけない。昔年賀状は早めに郵便局に行かないと買えなかったが、いまやメールほか通信手段が発達したので、いついっても、コンビニでも、簡単に手に入る。お中元お歳暮年賀状、虚礼廃止。時代は変わった。私も面倒くさがりやなので良いのだが、ただお金かけない、手間かけない世の中になったのはちょっと寂しい気がする。年賀状を公園の向こうのポストに出しに行く時、新年の空は真っ青に晴れていた。

お昼に雑煮を食べて、お年玉。もちろん妖怪ウォッチのポチ袋。息子心から嬉しそうに、にま〜と笑う。しばし「戦うお正月」を見て、女子サッカー皇后杯決勝を観る。正直どちらも決め手を欠き日テレが優勝。良かったな〜と思う。

後半に息子がやたらと外に出ているような音が聞こえる。やがて私の部屋に走り込んで来て、「パパすごいよ!外吹雪!」カーテンを開けるとこれが吹雪でもう外は銀世界。パウダースノー、サラサラの雪である。えーっとびっくり。

夕方雪を見つつ、「格付けチェック」を予選から楽しむ。今年も家族でわやわや言いながら見て、寝る前にお笑い番組を息子と一緒に見る。年末年始は名のない芸人がよく出る時期でもあるが、2人してもりやすバンバンビガロのリンゴ食べながらのジャグリングにへ〜と感心。雪のテラスでタバコ吸って、風呂入って、しばし読書して寝る。マンガ「神戸在住」と小説「鹿男あをによし」両方なかなか進まず。

2日。昼まで寝る。お昼はスパゲッティ。外は寒く、読書の時間。「鹿男あをによし」快調。吉本新喜劇スペシャルにもりやすバンバンビガロが出ていて、息子と笑う。夕方息子が外で遊びたい、と公園に行くがじゅたじゅたで家の前の道路にする。すると激しく雪が。大雪の中キャッチボール、疲れて中に入ると止んだ。

きょうは「スポーツ王」毎年家族で楽しむ番組である。終わって子供を寝かしつけ読書の。「鹿男あをによし」読了。なかなか面白かった。しかし朝近い時刻になる。明日からは栞子さん。

3日。昼まで爆睡。ご飯食べて、「ビブリア古書堂の事件手帖」最新刊に没頭。太宰治の話にどっぷり。息子は昨日とは別局の吉本新喜劇年始スペシャル見てケラケラ。好きだなあ。夕方レオンとクッキーを散歩に連れ出す。雪で久々の散歩。メスのクッキーは草っ原でしかおしっこしないので、やや濡れの公園に行く。ぐるっと歩いてしばらくの自販機まで行き熱い缶コーヒー飲む。3が日どこにも行っていないので外お茶自体が久しぶり。小中高が集まる学校街は人の気配なし。

帰ってくると妻子は外出。ゆったり暖まる。エディオンに遊びに行ってた。夜はすき焼き丼。3日は観るテレビもなく、息子は宿題。「神戸在住」5巻の半分を読み終わる。明日は7、8巻を買わねば、だ。

1/4は書店に行って、「神戸在住」10巻まで買ってしまう。犬の散歩行って、次の日に備えて早く寝る。すっかり夜更かしの習慣がついたので早く戻さなければ。けっきょく西宮市域を出なかった年末年始。でも疲れもとれたし、今年はいいな、と思った。

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年の瀬の3




12/29。午前中冬休み初めての外出。とはいえクリーニング出して、本屋に寄ってすぐ帰る。また本買ってしまったー。マンガも買ったし、栞子さんの新刊が出てたのが予想外。昼に帰って、ウィンターカップ男子のファイナル福大大濠vs明成。なんと去年と同じ組み合わせ。去年は八村塁にいいようにやられてしまったが、今年は大濠が優位に進める。

しかし後半詰められ、それでも終始先手で残り時間わずか。攻め手を欠いた大濠は、ポイントゲッターのSF牧がスキをついて強引なレイアップ。しかし八村が超高空ブロック、次の明成の攻めで落ちたシュートを八村がタップで入れてついに明成リード。タイムアウトを取った大濠、しかしラストプレー、充分に攻める時間が残っていたのに打たない。そのうちにファウルを取られ万事休した。インターハイ王者大濠が、準優勝の明成にリベンジされた。終わってみれば八村は30得点超、加えて勝負どころで働いた。

決勝土壇場のあの場面で、迷うな、とかパターンで、とかいうのは、高校生には酷かも知れない。迷っても無理はない。ただシロウト考えでも、打つ人間は決めてたほうがよかった気がする。津山なのか牧なのか・・。そしたら周囲もそれに向けてフォローするのに。くそ〜。

レオンとクッキーを散歩に連れ出す。久々だ。こないだまで腹立つほど来ていた迷惑メールがまったく来ない。迷惑メール業者も年末年始は休みか。なんか笑ってしまう。

ホームズのパスティーシュを読んでいるが、けっこう難しくて?時間がかかっている。フランスの作家が、気合いを入れて臨んだ本格的パスティーシュだが、文学史的、歴史的なネタと解決法なので、小難しい。途中「はじめの一歩」とちょっと前に買った「宇宙兄弟」の最新刊読みふける。

夜は年賀状にやっと手をつける。今年は作ってあるので書くだけだが、深夜息子がお腹が痛いとピーピー言うので寝かしつけなど入り、落ち着けないのであった。書き始めは遅かったが、ほとんど書き終わる。昨年は自分の住所もいちいち書いていたからで、今回印刷してあるから早いこと。

12/30。連日の夜更かしでちょっと身体ダメージ。頭痛い。だらだらして過ごす。夕方、ワンコの散歩に出るころようやく回復。年賀状の残りを書いて、寝た。

12/31。ちょこっと片付け。妻子はアウトレットモールに出かけ、パパは麓の本屋にちょっとだけお出掛けして、ワンコを散歩に連れてって、基本お留守番。鴨なん蕎麦で年越しあまりに美味くて、たくさん食べる。ホームズ読んで、ハマっているマンガの「神戸在住」読んで過ごす。紅白のレリゴー見て、中島みゆき見て、屋上テラスでUSJの花火見て年越し。ついに2015年。ハロー未年。ついに年男だ。


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年の瀬の2




12/28はけっこう大変。10時からウィンターカップ女子3位決定戦、11時から女子サッカー皇后杯準決勝、12時からウィンターカップ女子決勝、ウィンターカップ男子準決勝、14時から皇后杯もうひとつの準決勝。夕方までずっと、チャンネル変えながら見続ける。

ウィンターカップ女子決勝戦は、心情的に判官びいきで昭和学院を応援。桜花学園に何度か点差を詰めるが、最後も詰め切れず5点差で負け。赤穂さくら、ひまわりとも健闘。会場に三女も観に来ていたが、なんて名前かすごく気になった。(笑)

男子準決勝福大大濠は、市立船橋を迎えての準決勝。高さのある大濠が終始優位に進め、一時は20点以上の差が付くが、最終盤にヤマ場がやってくる。オールコートプレスに活路を見出した市船は、最少3点差まで詰める。よく走るし、外からも入るし頑張るが、最後はファールゲームで突き放されて負け。

昨日から好試合が続くが、勝つチームは、取るところで、バリエーション豊かに、確実に点を取る。桜花は3Pではない、ミドルレンジのシュートや、さらにゴール下ではなく少しゴールから離れたシュートがよく入った。台形のライン上から打って入るようなイメージ。私も中高で顧問に、この辺から入るチームは強い、とよく言われ、練習もさせられた。さて一方の昭和学院は、勝負どころでのミスが目立った。点差が詰まってきて確実に入れたいところでインサイドの赤穂さくらに入れず確実性の少なそうなシュートを打ったりとチョイスに首を捻る部分もあった。それは男子の能代も、きょう頑張った市船もそうである。また、能代はハイポスト付近に入れられるとなぜかポッカリとスペースが空いている、という事が何度もあって、そこからやられていた。

皇后杯は、日テレは阪口夢穂につきる。勝負どころに強いこと。仙台は選手の粒は揃っているが、相変わらず決め手を欠く。浜田遥は素晴らしかった。U23じゃなくてフル代表に入れるべし。浦和とジェフは、好ゲームで、効果的に縦に急ぐジェフが優位に進めるが、後半選手交代で活路を見出した浦和が勝った。高校生ジョーカー、清家貴子は素晴らしい。フル代表考えるべし。決勝はリーグチャンピオンの浦和と2位日テレ。サッカー的に噛み合う両チーム、リベンジに燃える日テレに期待、かな?

夜は全日本フィギュア女子フリー。樋口新葉は、13才にして身体ががっちりとしていて、往時の安藤美姫を彷彿とさせる。スケールの大きな滑りはスピードも速く、ジャンプは大きめ。しかし、表現力が無い。かつてこういった選手はけっこういたので、ちと心配だが、世代交代にセンシティブなジャッジがつけた高得点は期待点か。

本郷理華は手足が長く、女性らしい体型で、顔も、少し日本人離れした、うるんだ表情をしている。ジャンプもまずまず、この日はカルメンで、赤黒の衣装に身を包み大人のフェミニンな演技を表現力豊かに披露した。

宮原知子は、かなり小さく痩せているが、きちきちと、指先まで行き届いたメリハリのある表現、また目が大きく独特の表情で訴えるものがある、ノリのいい演技で逆転優勝した。村上佳菜子は5位だった。

新女王誕生を興味深く見守ったし、ノーミスの宮原には拍手だったが、正直3人ともスケールは前代には及ばない感じだ。ジャンプには高さを感じないし、国際大会に出た時、抜きん出た武器があるかと言えばそうではないと思う。今井遥や西野友毬も魅力は感じるがもうひとつ。繰り上げでグランプリファイナルに出場した本郷やNHK杯で3位の宮原が、これからどう伸びていくか、といったところか。才能のある先人たちも苦労をして研鑽を重ね、強いライバルたちと凌ぎを削った。10代の彼女たちもまさにこれから、だと思う。



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年の瀬の1




みなさま良いお年を迎えられましたでしょうか。さて、トレンドの?テュリャテュリャ方式で年末年始を振り返ってみます。

12/24。来年の仕事で少し忙しかった年の瀬。でもおおむね片付いたこの日は午後を休みにして、妻へのクリスマスブレゼントを買いに行く。去年阪急3番街で買ったら、「あんな若者の街で・・グランフロントやろー」と言われたので行ってみた。人が多いが買い物してる人は少ない。アジア系の方も多い。

アクセサリーの店は事前に目星をつけておいたのでくるっと数件回り、最初の店にもう1回行って「お帰りなさい」と迎えられる(笑)。赤いルビーのネックレスに目を惹かれたが、最後に、店のHPで見たダイヤモンドのチェーンリングが出てきて即決。指輪はサイズがあるから、これまでネックレス、ピアス、ブレスレットが多かったのだが、レパートリーが広がった気がしてこれにした。

その後は、茶屋町の丸善ジュンク堂に行って、心ゆくまで本を楽しむ。人も少なく、至福の時間。洋書に興味が湧く。ジャック・ロンドン「野性の呼び声」、コエリョ「アルケミスト」購入。「タタール人の砦」?にも興味が湧いた。

家では息子が、サンタさん用のクッキーとミルクを用意した後、「夜中に起こして。早くプレゼント見たい。」と言ったが、それは朝目を覚まして見るもんよ、とほっとく。深夜1時ごろ、妻が吊るしてある大靴下にプレゼントの妖怪ウォッチゲームを入れていた。私はその後、ガサガサとそれぞれの椅子にプレゼントを置いた。

12/25。結局息子は4時過ぎに目を覚まし、プレゼントを抱いて再び寝る。「クッキー、食べられてなかった。と不思議そうな顔。あれ、これ食べとかないかんかったかな。朝、妻にも言われた。妻はプレゼントをさっそく指につけていた。指輪の上にさりげなく重ねてつけるのは大人おしゃれだと思った。夜はステーキにシャンパン、手作りのイチゴケーキ。しかし、イブにこれも手製のクッキーを20枚以上食べたという息子、ケーキのスポンジはあまり好みでない時期に入ったみたいでほとんど口をつけなかった。あーあ。

12/26。朝から整理をする。デスクの外に出ている不要なものを片付ける。夕方から納会。その後十三で行われている、高校同窓会忘年会へ。参加は5人。仕事納めの日はまあこんなもんだね。小ぢんまりとして、話せていい。同級生同士の結婚の話など意外な事実も出てびっくり。それにしても皆、活躍してるなあ。

12/27。とりあえず昼まで寝る。昼食後すぐ妻子が出掛けてウィンターカップ。女子準決勝、男子ベスト8。女子は昭和学院に注目。赤穂さくらとひまわりの長身姉妹に、他にもいい選手がいるようだ。男子は我が福岡大大濠と能代工業の、びっくりするくらいの好カード。インターハイ優勝の大濠は能代と競るが、終盤セーフティリードを奪って勝ち。能代ももはや男子バスケ界では最強ではなくなって久しいが、それでも主要大会で大濠は初めて勝ったそうだ。

おやつに余ったクリスマスケーキ半分を妻と2人で食べ切る。まあこれくらいは、苦いコーヒーがあればすぐ食える。

夜は全日本フィギュア。羽生は最初の四回転ジャンプこけるがあとは成功で貫禄勝ち。女子は、浅田真央も安藤美姫も鈴木明子も、そして、村主章枝もいない、世代交代の大会。

ジャンプの回転不足にジャッジが厳しく、エース候補と目された村上佳菜子はうまくまとめたように見えたが、やたらと減点され、なんと9位。新星と騒がれている中学2年の樋口新葉、わかばちゃんが3位。2位に関大高の宮原知子(さとこ)、1位は18歳の本郷理華。それぞれタイプが違う。ジャッジも世代交代にちょっとセンシティブになってる気がする。〜年の瀬2へ続く〜


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