2014年9月7日日曜日

名作

朝晩はそこそこ涼しいが、日中はまた暑い。次週は最低気温が20度台を割るとか。さすがに多少過ごしやすくなってきた。

私は週末が空いていたら、最近ジブリのアニメを観ている。息子が小さい頃録画したものが多いが、録っただけで、結局親も子も観れていない。ドラえもんと違い、あまり息子のお気には召さないようだ。

「コクリコ坂から」に始まり、「魔女の宅急便」ときて、前週が「崖の上のポニョ」。そして今週は「ルパン三世 カリオストロの城」だった。

1979年の作品というのにびっくり。私が小学6年生。確かに、ルパン三世のTVシリーズが始まって、その頃みんな見ていたけど、こんなに古かったとは思わなかった。

壮大な城の塔にいる可憐な姫の救出、という古典的なベースにルパンのにぎにぎしくハチャメチャな部分を絡ませる。もちろん相手は強大だ。

クラリス姫、カーチェイス、水の城、ルパンが救いに行った場面、暗殺集団、ルパンと銭形警部の共闘、オートジャイロでの戦闘、なとなど記憶に残るシーンがいっぱい。それでいて、仕掛けもギャグも面白い。

時計塔での最後の対決から結末は、スケールが大きい。そしてすぐにラストシーンがやって来る。

モーリス・ルブランが描いた、アルセーヌ・ルパンシリーズの、「カリオストロ伯爵夫人」「緑の目の令嬢」に着想を得、江戸川乱歩「幽霊塔」の時計塔のイメージを描いたとされる。全部読んでみようかな。

そんなにたくさんアニメ映画を観てるわけではないし、ツッコミどころもやはりあるのだが、「カリオストロの城」は日本アニメ界が誇る名作で、製作から35年目の今日でも全くその面白さとスケールは色褪せない。素晴らしい作品だと思う。

さあ、手元にあるのは「耳をすませば」「もののけ姫」。それに「カリ城」を返却するときまた借りることも出来る。やっぱ「ラピュタ」かなあ。楽しみだ。

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