2014年8月10日日曜日

すぐそば通過

台風一過のスーパームーン。

台風11号は、結果的にすぐそばを通って行った。いや我が地域は、暴風域の真ん中付近にあった。台風の中心がこんなに近いのも珍しい。

土曜日はまだ九州の南海上にあったが、こちらは朝から強い雨が降っていた。昼頃雨は止んで、陽が射したが、そこからは降ったり止んだり。湿った空気に、風がざわついて、雰囲気はあったが、夜もさほど吹き降りはなかったようだった。

日曜日は午前中に暴風域に入り、雨が強くなったが、風はあまり吹かなかった。台風は午前10時に兵庫県赤穂市付近、神戸より70キロほど西に再上陸。来たあ〜。岡山あたりかと思ったら兵庫。確かに赤穂は、そうあの赤穂浪士の赤穂です。赤穂は、兵庫県と岡山県の県境付近の都市だが、予報ではもっと岡山寄りになってたぞ。

進路予想では暴風域をかすめるくらいの筈が、中心付近にどどんと、入っている。去年ひと晩荒れた台風の時は、中心は和歌山あたり。これが普通のコース。瀬戸内横断は珍しいし、台風の中心の東側にいるのも珍しい。そもそも、こんなに中心近くだなんて、初めて?765ヘクトパスカル、最大風速35メートルがまともに来る。

台風の中心は、赤穂から相生を通って丹波篠山から舞鶴へ。11時ごろから風も強まる。12時〜13時くらいがピークで外は嵐でごうごうと風がうなる。14時くらいには弱くなり、やがておさまった。ピークは確かに激しかったが、暴風は吹き続けるというよりはやや強い突風が時折うなる感じで、なんというか、予想したよりは弱く感じた。

今回は、自転車置き場の布ルーフが飛ばないよう針金で補強したくらいで、自転車は外に置いておいたが倒れなかった。

また、いつも悩む屋上ルーフテラスの木製テーブル椅子セットは、今回もほとんど位置を動いてもいなかった。テラスは東西の壁が切り立った形になっているので、そこが強風を止めて、テラスの床付近への風を防いでくれるのである。テーブルも見かけと違ってやや重い。去年の台風で無事だったので、今回も大丈夫だろうとそのままにしておいた。もちろんなめてはいけないと思うし、飛んで行って事故になってからでは遅いし、次買うときは折りたたみのしまえるようなものを買おうと思うが。

台風一過で、夜空にはスーパームーン。最も近いところにある月だそうで、おととし見たときも、でかっ、と思ったけれど、やっぱりデカい。月は月だけれども、地球を回っている巨大な星と考えると立体的に見える。台風の名残の飛ぶ雲と風の中、これも季節の風情かと思う今夜でした。

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