2014年7月1日火曜日

2014上半期ランキング・各賞発表!

さて、今年も6月読書まですでに終了。半年間も早いもんだ。半期のランキング、やりますよ今年も!

まず今回は、読んだ本の紹介と各賞から。6ヶ月で72作品80冊でした。今年はテーマを決めて本を探したり読んだりする遊びも欲しいな、と思い、例えば1月はシャーロッキアン特集にしてみました。次はミステリー特集でもしようかなと思ってます。また、世界の名作、日本の名作に手を付けていこうと、いくつか読みました。この路線は愉しみも多く、続けたいと思っとります。

では読んだ本の一覧から!

M・J・トロー
「レストレード警部と3人のホームズ」
ロバート・L・フィッシュ
「シュロック・ホームズの冒険」
ローリー・キング「シャーロックホームズの愛弟子 女たちの闇」
エラリー・クイーン「恐怖の研究」
ピーター・ローランド
「エドウィン・ドルードの失踪」
ダニエル・スタシャワー
「ロンドンの超能力男」
スティーブン・バクスター他
「シャーロック・ホームズの大冒険」(2)
エドワード・B・ハナ
「ホワイトチャペルの恐怖」(2)
キース・オートリー
「ホームズ対フロイト」
テッド・リカーディ
「シャーロック・ホームズ 東洋の冒険」
中山七里「いつまでもショパン」
桜木紫乃「氷平線」
朱川湊人「花まんま」直1
カーレド・ホッセイニ
「君のためなら千回でも」(2)
三上延「ビブリア古書堂の事件手帖5〜栞子さんと繋がりの時〜」

1月 15作品18冊

京極夏彦「後巷説百物語」直2
木内昇「茗荷谷の猫」
白石一文「ほかならぬ人へ」直3
石田衣良「REVERSE」
三谷幸喜「清須会議」
浦山明俊
「鬼が哭く 陰陽師 石田千尋の事件簿」
佐藤賢一「王妃の離婚」直4
夏川草介「神様のカルテ3」
沼田まほかる「ユリゴコロ」
高田郁
「美雪晴れ みをつくし料理帖 」

2月 10作品10冊/25作品28冊

高村薫「レディ・ジョーカー」(3)
高橋克彦「空中鬼・妄執鬼」
モーリス・ルブラン「七つの秘密」
浅田次郎「鉄道員」直5
ロバート・A・ハインライン
「夏への扉」
奥田英朗「空中ブランコ」直6
小関順二 「2014年版 プロ野球 問題だらけの12球団」
モーリス・ルブラン
「8・1・3の謎」
北森鴻・浅野里沙子
「邪馬台 蓮丈那智フィールドファイル�」
青山潤「アフリカにょろり旅」
井村君江「アーサー王ロマンス」

3月 11作品13冊/36作品41冊

柳広司「ジョーカー・ゲーム」
山本一力「あかね空」直7
マイケル・ハードウィック
「シャーロック・ホームズ わが人生と犯罪」
天野篤「熱く生きる」
ウィリアム・サマセット・モーム
「月と六ペンス」
朝井リョウ「もういちど生まれる」
松井今朝子「吉原手引草」直8
北村薫「ひとがた流し」
詠坂雄二「電氣人間の虞(おそれ)」
夏目漱石「草枕」
宮内悠介「盤上の夜」
福澤徹三「東京難民」(2)

4月 12作品13冊/48作品54冊

藤田宜永「愛の領分」直9
柚木麻子「あまからカルテット」
有川浩「レインツリーの国」
掛布雅之「若虎よ!」
NHK「ポスト恐竜」プロジェクト編著
「恐竜絶滅 ほ乳類の戦い」
奥田英朗「イン・ザ・プール」
城平京「名探偵に薔薇を」
近藤史恵「タルト・タタンの夢」
アサヒグラフ特別取材班
「ドキュメント 横浜vsPL学園」
宮部みゆき「小暮写真館」(2)
三崎亜記「失われた町」
はらだみずき「スパイクを買いに」

5月 12作品13冊/60作品67冊

ジョン・クラカワー「荒野へ」
夏目漱石「こころ」
近藤史恵「サブァイヴ」
朝井まかて「恋歌」直10
ルイス・キャロル
「不思議の国のアリス」
柳広司「ダブル・ジョーカー」
荻原浩「コールドゲーム」
乙一「箱庭図書館」
村上春樹「女のいない男たち」
乾ルカ「君の波が聞こえる」
石田衣良「シューカツ!」
和田竜「村上海賊の娘」(2)

6月 12作品13冊/72作品80冊

では、まず、各賞発表から!

特別賞
ウィリアム・サマセット・モーム「月と六ペンス」

印象度はベスト3にも劣らなかった。身勝手なストリックランドの人生。過去の名作はランキングに入れないわけではないが、今回は逆に殊更取り上げたく特別賞。

夏目漱石「こころ」

人のこころは行きつ戻りつ、芸術作品というよりは泥臭い。プロットは見事かと言える。現代ではまた捉え方が違うとは思うが。

表紙賞

宮部みゆき「小暮写真館」
木内昇「茗荷谷の猫」

上の2枚。「小暮写真館」はちょうど仕事で千葉の内房線あたりをウロウロしたので、思い入れもこめて。小説の中から何を持ってくるかのセンスが抜群。

「茗荷谷の猫」はよくある挿絵風だけど、この不思議な短編集を表しているような気もする。

FBで書評を上げるようになってから写真も撮るので、賞を新設してみました。

ベストパロディオブシャーロッキアン賞

M・J・トロー
「レストレード警部と3人のホームズ」

いやー20年ぶりの再読となったが、こんなに面白いとは思わなかった。原作ではいつもホームズと皮肉の応酬をして、結局出し抜かれてしまうレストレード警部の、格好いいハードボイルド活劇です。まあシャーロッキアン向けだね。

グッドインパクト賞

青山潤「アフリカにょろり旅」

賞の名称通り。もう、ホントに、絶対無理な世界。

井村君江「アーサー王ロマンス」

表紙から惹かれる、お勉強の本。この路線、次は何にしようかなあ。ギリシャ神話とか面白そう。

次回はいよいよランキング発表!

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