2013年10月6日日曜日

旅読

先週から今週は、全部日帰りで旅から旅となった。岡山に行って、台風が来る中仙台へ。仙台は少しは涼しかろうと思ったら、台風で湿った空気が入ってきてるのか、関西と大差なく、ホンマにはるばる東北まで来たのかな、という気にさせられた。

そして東京。これがまた暑かった。帰りに大阪に着いたらまた生ぬるい空気が出迎えた。30度近くまで上がるのはそろそろやめにして欲しいのだが、いつまで暑いんだろう。バテバテだ。

しかし出張が多いと読書が進む。特にここのところ読みやすい作品が多いせいか、今月は、6日間で5冊。まあここからは本格派の小説や上下巻が控えているので、おそらく月末にはいつもくらいになるだろうが、それにしても早い。

寝かしつけの時の話、イザナキ、イザナミの話をしようとしたら、「それはもう聞いた。桃太郎・完結編にしてくれる?」とリクエストが。

ここまで、桃太郎の話を飛躍させて、犬猿キジだけだなく、猪に熊にムササビにカブトムシなどを加えたり、鬼と来れば、で頼光四天王に請われて渡辺綱の家来になったり、鬼も酒呑童子やいくしま童子や茨木童子に色んな性格付けをしたりエピソードをたくさん作ったりとバラエティに富んだ話をその場で作って来た。しかし確か・・

「桃太郎はもう2回完結したぞ」
「じゃあシーズン3のスタートね。」

ああ言えばこう言う。今回は、10歳で鬼ヶ島に行った桃太郎、2回目で渡辺綱に付き従ったのが20歳、そして今回はさらに20年経って、元のお姫様と結婚した桃太郎は持ち帰った鬼の財宝のおかげで裕福に暮らしているが、子宝には恵まれなかった。ある秋の日に桃太郎が散歩していると、川の上流から大きな梨と大きなイガ栗が流れてきて、年はとっても力持ちの桃太郎は両方拾って持ち帰り、梨の中からは可愛らしいお姫様が、イガ栗の中の2つの実からは2人の男の子が産まれた、という話。

成長した梨姫は過去と未来を見通す能力を持ち、栗太郎と栗次郎は両方とも力持ちで賢く、栗太郎は物書きが、栗次郎は算術が得意という特徴を持つ。噂を聞いた老碓井貞光が、最近暴れ出した鬼の退治のために、3人を迎えに来る、という設定にした。このへんで息子は夢の世界に行ってしまった。

さあこれからどう展開して行こうか。少しは考えとこうかな。きょうはこれまで。それにしても、夜も蒸し暑いこと。せめて写真だけでも涼しげに。

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