2012年10月29日月曜日

クッキー&レオン

10時半ごろ、トイレに起きた息子に添い寝してやって、そのまま眠ってしまったようだ。なにも掛けてなかったから身体が冷え切っている。いま暖房を点けた。

きょうは、毎年大阪で行われている、世界スーパージュニアテニスの決勝を皆で観に行くつもりだったが、あいにくの雨で断念、神戸のIKEAで、ランチと買い物をした。

寝かしつけの時に、息子に、地球と太陽系の未来のこと、太陽は赤色巨星となり、地球を呑み込むくらいまで膨張する、とかの話をした。最新の研究では、太陽が末期に近づくと、質量の低下のために、重力が弱まり、地球の軌道も外へ広がるので呑み込まれることは無いらしい。ただ地球宇宙規模で言えば、どんな変異が起きるか分からず、昔栄えた恐竜も全くいなくなったし、人類がいるかどうかもわかんないよーなどと話した。

さて、10歳のオス、チョコレートタンのレオンと2歳のメス、ブラックタンのクッキー。好対照である。

レオンは語り尽くせないくらいのクセがある。この犬は、ウチに来た時から頭がいいなと感じたが、それがゆえの神経質さも持ち合わせている。経験もあり、私と妻が言っていることはほとんど分かっているはずだ。

我が家はまだ息子も居ない頃、レオンを猫可愛がりに可愛がった。ドッグカフェにもたくさん行った。構いまくった。しかし息子が生まれ、王子様の座から滑り落ちた。まだそのことを根に持っているフシがあるし、息子より自分がお兄さんだと、確実に思っている。ママが息子に〜しなさい、というと、真似するように吠えに行くし。

エサを食べる時にうーうー、ワンワン言って、パパに遊べと言う。これは幼少の頃、パパが構って、食べている身体に足を当てて遊んでいたからで、未だに毎食遊べと要求する。パパが寝床に入ろうとすると、おそらくママは僕のものという意識が有るせいか、猛然と吠える、が、横になると、ねえパパ撫でて〜とくっついてくるあまのじゃくだ。気に入らないことがあると、ソファだろうが布団だろうがおしっこウンチをしまくる。パパが帰ってくると、息子とクッキーがわーっとくる後ろで、俺を一番先に撫でろとワンワン吠える・・と言った具合だ。

それに比して、クッキーは微笑ましく少々天然でビビりだ。この子はレオンほど構ってなくて、来た当時やや厳しくしつけたため、悪気のあるおいたはほとんどしない。ママが好きだが、パパも大好きで、どんなに遅く帰っても必ずわーっと迎えに来る。オスは女性、メスは男性が好きだというが・・。おしっこウンチ優秀、外出時も布団かソファかで大人しく寝て待っている。しかし、食べ物が前にあるとき、レオンは、ダメだと言ったらほぼ絶対食べないが、クッキーの食い意地は大したもので、取れると思えば少々無理な位置からでもタックルに来る。何回手か箸で持っていた食べ物を取り落としたことか。

ドッグカフェにはほとんど連れて行ってないので、付き合い上手なレオンが大型犬もものともしないのに対し、クッキーは率先して吠えるクセに張り子の虎で、相手がこっち来たら私の後ろに逃げ込むビビりである。夜の散歩は怖くて歩こうとしない。テレビの犬の声にも、猛然と吠える。ある朝、パパがママ車で駅まで送ってもらう途中、外へ向かって激しく吠え出したので何かと思ったら、松岡修造の等身大パネルだった。身体も小さいが、まだ仕草が子犬のそれである。レオンと違って、言葉による注意は意味をなさない、などなどだ。

まあだが、クッキーが来てから、外出時にはレオンも落ち着いたと思う。やはり仲間がいるのはいいものだろうし、仲もいい。好対照な、この2頭。騒がしい我が家の構成員である。

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