2018年3月18日日曜日

春浅く?







春浅く、というにはもう3月も下旬。木曜日までの日中は20度くらいまで上がったらしい。高い階層でデスクワークをしていると、さほど感じない。ランチも食堂だし。行き帰りは風がまだ冷ためで怖く感じるが、木曜日は初めて春夏物スーツにコートなしで通勤。しかし翌日の金曜日の夜から冬並みの冷え込みとなり、1日でフルの冬装備に戻った。


土曜日は図書館。午前中は厚いダウンでもちょうどくらい。雲ひとつない青空のもと川沿いを歩いて行き、本を検索して、30分くらい集中して読んで出てくる。ポール・オースター「ムーン・パレス」見つけたのは収穫。今度借りよう。


今週は百瀬しのぶ「おくりびと」を1日で読んで、夏目漱石「文鳥・夢十夜」に3日かかって、ゴーゴリ「外套・鼻」もまた1日で読んで、阿刀田高「新約聖書を知っていますか」を土日2日間で読了。合計7日間で4冊。はい。


で、日曜はブックオフ。じっくりと見たが今の指向は文豪もの。


芥川龍之介「地獄変・偸盗」

谷崎潤一郎「吉野葛・盲目物語」

宮沢賢治「注文の多い料理店」


谷崎潤一郎は初。芥川の本には、北村薫の「円紫さんと私」シリーズのタイトルにもなった「六の宮の姫君」が収録されているのが決め手となった。いいなあ、文学探偵、リテラリー・デテクティヴ。再読しようかな。


バスで帰る。この日は気温が上がると言っていたが、西宮北口は北側だから日陰で寒いのか?ブルゾンでは寒かった。天気は雲が多く風も冷たい。正午ごろ家へと帰る山道でやっとネックウォーマー外した。思い切って秋篠寺行って伎芸天像観て、平城宮練り歩いて、法華寺の十一面観音像という奈良巡りしようかなとも思っていたが、緊縮財政中ということもありやめる。節約節約。


家に帰って午後に「新約聖書を知っていますか」読了。いやー絵画や小説のモチーフでたくさん出てくるから、少しは知ってるつもりでいたけど、たくさん知らないことあった。読んで良かった。阿刀田氏も、「ギリシア神話を知っていますか」「コーランを知っていますか」よりも真摯な姿勢だったような・・。やっぱ話を知ってる人が多く宗教関係者にも配慮したからかな。


「受胎告知」は大原美術館でエル・グレコを観て、大阪でティツィアーノを観た。太宰治の「駈込み訴え」は何のことかと思ったらイスカリオテのユダの話だった。今度何か観たり読んだりする時は、少しは違う見方ができるかな。


夕方いつものようにワンコの散歩に出る。風が冷たそうに思えたのでライトダウン、下もほこほこ系で行ったが、ネックウォーマーいらず、そこそこ春っぽかった。


季節は確実に移ろっている。明日から雨がちで火曜以降気温も下がるそうだが、その先には暖かい桜の季節が待っていて、過ぎたらすぐ暑くなる。


医務室で計ると、また1kg減って61kgになっていた。腹筋の種類を増やしてから手応えがある。これで記録に残る最も高い体重から約7kg減。昨年10月の検診から4kg減。すでに今年10月までの目標クリアしている。この上は、次は60kgと、ウエストもうワンサイズダウンが目標だ。


ちょっと落ち込むことが多い今日この頃。でもメンタルは強いから、大丈夫だ。

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