写真は今週食べた天丼セット。美味しい居酒屋さんのランチ。なかなかGOODな昼休み。
忙しいためか2月は過ぎるのが早い。あっという間に月末。最高気温は上がってきたが、最低気温は真冬並み。朝晩はダウンにネックウォーマー、毛糸の帽子がかかせない。
平昌オリンピックも後半。スピードスケート女子パシュートの金メダルを見る。最初は負けていて、逆転勝ち。最後は行け行けー!と応援した。これで高木美帆は金銀銅メダルコンプリート。すごいなあ。菊池彩花はかわいい。
女子フィギュアは先輩が現地に観に行ってるとか。近いし行かなきゃ損と思う気持ちも分かる。さて、日本勢はほぼ実力を出し切り予想通りの順位。神戸の17歳、坂本花織は6位、京都出身の宮原知子は4位。銅メダルのオズモンドの方がやはり上に見えた。宮原は、出来ることを全てして相手にプレッシャーをかけて、といういいシチュエーションではあったが、女子はノーミスの流れが途切れなかった。
坂本は、はたから見ても足りないものが分かる。柔らかさ、芸術性。宮原は教科書的、優等生的だった一時期から大人になった。演技も工夫されていて表現力が高い。今後は自分の新たな魅力を探すべきだろうと思う。
ザギトワは表現力の才能、ジャンプの精度と美しさ、バレエ的な柔らかさ、さらに小顔美人、手足の長さとなにもかも揃っている。それはメドベージェワもだが、表現がなんというか、正統的でない気がする部分があって、ジャッジのウケが悪いのかも。見る方としては面白いのだが。またジャンプの入りに、不器用そうなところも見受けられる。2人のフリーの得点は同じ。ショートプログラムの1.31点差がそのまま勝負の分かれ目となった。
ザギトワはこれからも成長するだろうが、キム・ヨナのような絶対的な表現力、強さはまだ感じない。演技以上のものがまだ見えないので、今後の勢力地図はまだまだ流動的だと思う。15歳でオリンピック金メダル。その意味合いを本当にわかる今後の4年間になるだろう。
土曜日、髪チョキチョキ。床屋の女性に「だいぶ痩せましたよね~なんかやってるんですか~?」と言われ喜ぶ。もう合計10年くらい通ってるし気安い。100円ショップで落書き帳買って帰る。シャーロック・ホームズの挿絵の模写をしようと思ったからだけど、この週末はしなかった。
夜はオリンピック。スピードスケートマススタート、高木菜那金メダル。一瞬の勝負のあや。スリリングな金メダルだった。高木家金3つ、メダル合計5個ってどういう幸せ家族?(笑)
そしてカーリング。そもそも冬季オリンピックはゴーグルしてたり、ジャンプにしても滑降にしても距離が遠くて顔がよく見えないものが多い。カーリングは競技が始まれば2時間くらい、近くのカメラで何もつけない顔がずっと映って、声もはっきり聞こえるから、感情移入しやすい競技だと思う。試合数も多いし。
で、観れる限りは観ていたから、今回感慨があった。2016年の世界選手権では銀メダルだったらしいが、あれだけ取り上げられるわりには、今回が初めてのオリンピック決勝トーナメント進出。準決勝は勝てる試合を僅差で負け、3位決定戦は有利不利がよく入れ替わる試合となった。相手はイギリス。イギリスのミュアヘッドは世界を代表する投げ手だとか。たしかに貫禄がある。
8エンド終わりで日本が同点。イギリスは9エンド後攻。無得点で流されたら先攻後攻は入れ替わらないから、最終10エンドはイギリスが後攻で1点取って逃げ切る展開が考えられた。日本は8エンドで2点取って逆転出来なかったため、ここで不利となった。これだけ先攻後攻で有利不利が極端な競技もあまりない。しかし、9エンド、なんと日本がスチールで1点をリードしてしまう。4-3。イギリスは最終エンド、有利な後攻で、最低1点取って延長戦に持ち込めば、という展開だった。しかし3-3のまま10エンドを迎える、という目算が外れ、微妙なプレッシャーがイギリスにかかったと思う。
そして10エンド日本最後の一投、藤澤五月は相手のストーンにピタリとつけられないミスショット。イギリスは1点負けているから、日本のストーンを弾き、ナンバー1とナンバー2を作って2点、逆転サヨナラを狙う。投げ手はミュアヘッド。
ストーンは微妙な配列をしており、簡単なものではなかった。しかし藤澤は自分がミスった時点で「負けた」と思ったという。
ミュアヘッドが投じたストーンが当たる。何回かの衝突音が響き、最も近くに残ったのは、日本のストーンだった。日本スチールで5-3。イギリスのミスショットで日本が銅メダルを獲得した。
よかったよかった。11試合もやった後に何も残らないのは避けたかったからね。形が残ったのは非常に大きいと言える。それにしても、テクニカルな競技だ。
土日とも春夏物スーツをクリーニング屋に出す。早ければ再来週くらいから必要になるかも知れない。春への準備。
日曜はブックオフ。最高9度というところだったが朝は寒く、分厚いダウンを、おそらくは着納めと思って出かける。読むものはたまっていて、今回は薄くて軽いものを何冊か、という考えだったが、7冊も買っちゃった。
阿刀田高「新約聖書を知っていますか」
井上靖「わが母の記」
ナサニエル・フィルブリック
「白鯨との闘い」
夏目漱石「文鳥・夢十夜」
初野晴「初恋ソムリエ」
村上春樹「1973年のピンボール」
阿刀田氏のシリーズは去年旧約聖書版を読んで大いに啓発された。こんだキリスト以後の世界である。
井上靖、最近映画になったとか。フィルブリック、1820年の実話であの「白鯨」にインスピレーションを与えたとか。夏目漱石は周りの本読み軒並み好きなので私は入りやすい短編からと。初野晴はハルチカシリーズの第2弾。ハルキは「風の歌を聴け」からの第2弾。このへんがいちばん面白かったという読書家さんも多い。楽しみだ。でも積ん読多いなあ~。本屋行ったら欲しくなるし。
気のせいか家から聴こえる小鳥のさえずりの声も大きく、おそらくはコゲラ、キツツキがドラミングという、それこそ木をつつく音も聴こえる。春の訪れを告げる音。ワンコを連れて山の方へ散歩。レオンは一時の不調から脱して元気。クッキーは最近また太ってきて歩きたがらない。
クッキーはきょうバッグに入れてやって、これがまた嬉しそうに入るのだが、抱えた。その方が散歩が進むし。1時間の散歩。こないだ息子と卓球したときにも感じたが、どうも運動すると、これまで感じたことのない疲れが出る。トシだなあ~。
ちょっと自分の都合で息子にあたって反省。