写真は、すごく美味かった、シラスとズッキーニのパスタ。ある日のランチ。
さて、ほんの少し、というのは、夏の最盛期は朝8時にはすごく暑かったのに、今週は暑く感じなかったとかささいなことなのだが、土曜日に、一気に涼しくなった。日中のひなたは30度を超えてるかもだが、影はかなり涼しい。この時期としては強い寒気が入り込んでるんだそうで、台風が運んでくる暖かい湿った空気とぶつかるため、日曜日は雨が降るとのこと。
そう、日本の南には、史上稀に見る、南大東島付近からの「Uターン台風」がいて、これが強力になって日本付近に来るから恐れていたが、東日本の方へ行きそうだ。
まあ、というわけで、涼しい土曜日はまた本屋に行った。息子は夏休みの宿題で今回単独行。
ここのところの状況は、ブックオフで買った数冊の積み残しに、最近文庫新刊で欲しいものが多く、積ん読が2冊あり、1つはかなり分厚い。こりゃ来週までは楽に在庫は足りるだろう、しかも8/31にはまた読みたい本が発売される。当面いいか、とブックオフに行くのはやめる。
きょうは買っても1冊だよね、と思い、最初は「黄色い部屋の謎」の続編「黒衣婦人の香り」を探したが無し。しょうがないからかつて江戸川乱歩が決めたという海外ミステリーベストテンの「赤毛のレドメイン家」とか「赤い館の秘密」とかを見つけてはワクワクしていた。これら古典ミステリーは正月にトライで残りは来年の8月ミステリー特集かな。
また、岩波文庫でハッブル「銀河の世界」を探したが無かった。いずれ読みたいな、と思っている「タタール人の砂漠」はあったが、きょう買う気にはならず。
友人にSFものと、児童文学ものを薦められたので、SFを眺めてから児童書コーナーへ。翻訳ものが多くて、「レオポルド・ショヴォー」という作家の本を目を皿のようにして探したが、無かった。なんだきょうは買うのやめか、と思い、ふと目を上げると、そこに、上橋菜穂子「月の森に、カミよ眠れ」を発見した。
私は上橋菜穂子の「守り人」シリーズは全部読んで、「獣の奏者」は敬遠、「鹿の王」は文庫待ち。シリーズではない「狐笛のかなた」を昨年読んで、「月の森」は「狐笛」と同じように大人の文庫に入っていると思いこんでいたので、いつか見つけられるさ、と軽く探し続けていた。児童書コーナーにあったとは盲点だった。さっそく購入。ちょっと難しい漢字にはルビ入っている。なんか不思議な気分だ。
帰りのバスまで時間があったので、いくつか先のバス停まで歩く。途中後輩夫妻と会う。コンビニの近くにある目的のバス停に着いてもまだ20分くらい時間がある。他社のバスは無かろうなと時刻表を見た瞬間、目の前にバスが滑り込んで来た。前に出たバスが、渋滞にはまり遅れたらしい。ラッキーと乗っかって帰った。息子は無事水溶液の実験キットで夏休みの自由研究を済ませたらしい。
涼しいからワンコを散歩に連れ出す。ダックスは足が短いから、路面の温度が上がる夏は陽のあるうちはとても散歩させられない。久々の夕方散歩。早々に帰って、村上春樹の本を読み終えて、ご飯風呂寝かしつけ完了させて、上橋菜穂子のさわりを読んだ。これ、ちょっと児童書としては難しいかもな・・。で、就寝。前々日までは、寝ている間の熱中症を警戒していたのがウソみたい。
翌日曜は、予定通り、日がな1日、きのう買った本を読んでいた。もう、それだけ。土曜よりは暑く、寝るときにちょっとだけエアコンをつけた。父から巨峰送ってくる。次週台風が行ってからは暑くなるそうだ。残暑も含めて秋かな。