2016年5月8日日曜日

GWのお弔い





深夜に妻は出かけて行った。朝、息子を起こして用意をさせているときに電話。亡くなった、とのこと。軽く打ち合わせ、家庭訪問日延べの電話を小学校にして、息子を送り出す。

この日の午前中に喪服の確認や持っていくものの手立てをしていればと後で軽く悔やんだが、深夜に妻が出てしまい、不安そうな2匹の犬を落ち着かせる必要もあって家にいた。息子が帰ってきて、着の身着のままで出た妻もいったん帰宅。皆お風呂に入って、支度をして、夕方出る。

高野山に着いて、荷物を解いて休む。久しぶりに、喪主である妻の弟に会う。私は今回喪主サイドの貴重な男手。妻義弟ともに寝てないので、この日は私が徹夜でお線香の番をする。

翌日は日中はゆっくりして夕方出る。斎場でお通夜。小ぢんまりしたものだった。親戚方と談笑する。斎場に泊まり。和室に布団。息子喜ぶ。

翌日は午前中に告別式。斎場を出て火葬場。父方の祖母が亡くなった時以来で、20数年ぶりだった。午後遅く料亭で食事。お骨を拾って家に納める。息子も拾った。

あれこれは書かない。斎場の隣の竹やぶに、天をまっすぐ目指して伸びた筍が目に付いた。新緑鮮やかな紀州の山。阿蘇を思い出す。火葬場からは、新緑に混じって、まだ散らないヤマザクラだろうか、が見えた。

これが人生だ、と思う。妻と結婚したのはもう18年も昔。元気だった父母の代も年老いた。今はただ安らかに、とだけ祈る。

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