ゴールデンウイークは昔から耳なじみがあるけど、シルバーウイークってどうも慣れないな・・。後の3日間が休み。
一日はゆっくり休養で阪神−ヤクルトの長い負けゲームを見て過ごした。この日は誕生日。ワインと自宅焼肉で祝ってもらいました。
翌日は甲子園球場へ。この夏の高校野球を熱心にテレビ観戦していた息子が、甲子園ってどんなところかな〜っと言っていたので、まずは初級コース。
阪神甲子園駅降りて、グッズショップに寄って、タイガースのレプリカキャップを購入。これも前から欲しそうなことを言っていた。
甲子園はなにやらものものしい。どうやらチューブの甲子園コンサートがあるようで、大掛かりなセッティングをしている。これはと危惧を抱きつつ、レフト側の甲子園歴史館入り口へ。ありゃーやっぱり、バックスクリーンからグラウンドを見るバックスクリーンビューは閉鎖だそうな。あーあ。
まあいいかと入場。ここはおとなこどもで900円ととても良心的。息子は昨年夏の大阪桐蔭の優勝シーンなどなどを見て興奮。野球マンガが壁一面に描かれているコーナーでは、アニメチャンネルで流れている「タッチ」と、もちろん「ダイヤのA」に喜ぶ息子。パパは入り口の「ドカベン」をはじめとする水島新司ものと「プレイボール」の大壁画に感無量。
帰りは西宮北口でエディオンとブックオフ。本は麻耶雄嵩「隻眼の少女」が安かったのでこれのみ購入。ちょっと熊谷達也「相克の森」を買おうが迷ったが見送った。息子はゲームのカードを1枚1枚見ていたのでゆっくり本を見ることができた。駅近の本屋でゲームの攻略本買って帰る。夜は岩城けい「さようなら、オレンジ」を一気読み。異色作に感心しきり。
最終日はシルバーウイークの宿題の消化日であった。ので何もしていない。夜ミュージックステーションスペシャルを見ていたところ、Xジャパンの「紅」を聴いて息子がいきなり「これ知ってる!」と。よく高校野球のブラバンで使われているからですね。今夏はよく見ていたし。
明けて木曜日は以前からのお誘いがあり、バッティングセンターへ。100球ほど打ったが、この日は会心の当たりが少なかった。途中から強いスイングを心掛けたこともあって、もう左手動かず、右手は指が痛い、腰と両脚も痛いとボロボロ。軽くご飯食べて帰る。
阪神は12連戦1勝6敗。こりゃ優勝どころか3位も危ないな、となり、監督解任報道も出る。しかし、金曜の試合は広島に3-0勝ち。この広島3連戦に3連敗だったら4位転落だった。しかし広島も連敗してきて、この日阪神に負けたことで3.5ゲーム差となり、CS進出がかなり厳しくなった。
潮目が変わるチャンスかも、と直感。阪神には3位確保、あわよくば2位という明確な目標がある。広島は悲壮感が漂う。阪神が3連戦残り2試合を勝って、直接対決で巨人がヤクルトに連敗したら2位3位が入れ替わる。次のマエケンを打てるかが全てだ。
・・しかし、打てなかった土曜日。初回に1点を先制したが、それだけ。また、エルドレッドに打たれて逆転される。後はマエケンに手も足も出ず。今季結局この投手に1勝も出来ず。自分でヒット打って激走、決勝点のホームを踏んだマエケン。これがエースだ、という働きだった。2位巨人が首位ヤクルトに勝ち、かくして巨人とは3.5ゲーム差に開き、広島には2.5ゲーム差に詰められ、残り5試合。
翌日曜日はこれも今年勝ってない防御率1位ジョンソン対岩崎。また1回に1点のみ先制するも、岩崎はそのウラ、1番丸に同点ホームランを浴び、菊池にヒット盗塁、そしてまた、また、エルドレッドレフトオーバーの逆転タイムリーツーベースを打たれる。さらに打たれて1-3。はっきりともうダメだというタイミング、わずか2/3での交代。
おまけに再三のチャンスを生かせず、2-5で敗戦。巨人が負けて3.5差は変わらずだが、広島に1.5差に迫られ残り4試合。いよいよ負けが許されなくなってきた。12連戦は29日までだが、ここまで10戦2勝8敗。せめて五分ならだいぶ違ったものを。もはや3位を守るだけ、だ。
はやストーブリーグやドラフトの話題も多い。阪神がロッテのセカンド、クルーズを狙っていると記事が出ていてなかなかだな、と思った。2試合しか見てないが、彼はものすごくうまいセカンドだと思った。打力はまあ、バルディリスくらいだからクリーンアップは厳しいかもだが、いいチョイスかなと思う。阪神には珍しい。
夜この日、9月27日は、十五夜、中秋の名月。旧暦の8月15日近辺の満月のちょっと前の月。旧暦では7、8、9月が秋で秋の真ん中だから中秋。屋上テラスから観たが、秋のうろこ雲が出ている中に満月が光って、空のスケールを感じてちょい感動した。夜の雲は平面に見える。夜ならではの雲の印象的な見え方があって、なにか絵画の一風景のようだ。もう涼しい。
明日へ向けていい風景を見る事が出来た。さあ久々のフルウイークだ。