2014年1月26日日曜日

念願の

金曜はブックオフに寄って、欲しかった木内昇「茗荷谷の猫」買ってきた。直木賞をいきなりさらった作家さんには、必ず注目を集めた前作があると思う。例えば朝井リョウであれば「桐島、部活やめるってよ」のように。木内昇はこれがそうではないかと期待している。積ん読も珍しく増えてきたが、7〜8冊あったとしても、ひと月もあれば読み終わってしまう。ホームズ特集も終わり、いまは通常読書。次はいつ何のテーマにしようかな。

土曜はお家日で、日曜は息子念願のひらかたパーク(大阪府枚方市)、通称ひらパーへ。身長が120センチを超えたから、ジェットコースターに乗りたいと以前から言っていた。

ひらパーは、地元出身の岡田准一がローカルでCMをしている遊園地。その昔、私が関西に出てきた頃は、もっと近くに、神戸ポートピアランドとか、宝塚ファミリーランドとかあったものだが、いまはいずれも閉園している。本格的な遊園地といえば姫路セントラルパークか長島スパーランドまで足を伸ばすしかないが、車でしか行けず、ちと遠い。電車で行けて手頃なのはひらパーだけだ。それでも近くはない感覚。

JR東西線で京橋まで行き、京阪電車で枚方公園駅へ。われわれの場合は山から降りるバスの時間も入るから全部で2時間。あちこち仕事で行き慣れた身はなんともないが、子供には長かったらしく、最後は「もう着くの?もう乗り換えない?」と念を押された。

私にとっても初めてのひらパー、入園料+フリーチケット2人で8000円。最初に幾つか屋内の、からくり屋敷とか、幽霊屋敷とか3Dの移動式シュートゲームへ。その中で息子がこの日ハマったのは、ライトのついたバーでマークをタッチしてポイントを貯め、迷路を抜けて最後にゲームでモンスターと勝負するアトラクション。もれなくモンスターのカードが貰えるとあって盛況だった。やっぱりここ最近はカードがポイントだな。

マクドナルドに寄って腹ごしらえ、あまり規模が大きいわけではなく、巨大な乗り物はない。しかしだから人も多くなく待たずに乗れるわけで、息子も念願のジェットコースターには大興奮。しばらく雪の広場、スノーランドで遊ばせたら靴下じゅたじゅたって買って履き替える。すぐそこに安く売ってるところが実にコンビニエント。

それからさらに、この日一番ヒットの木製コースター。これ落差は余り無いが角度が急で、真下に落ち込む感じのスリルを楽しめた。

園内の階段を駆け降りて着地に失敗し、捻挫してしまった息子。あれあれ、痛む足を引きずってまだまだ楽しむ。絶叫度を計測するウォータースライダーにパットパットゴルフ、急角度のコーナーリングが特徴のライドなど乗って、ハマったカードのアトラクション繰り返し入って、3時過ぎに帰る。

朝9時に出て11時前に着いて4時間ちょっと居て、帰り着いたのは5時20分くらい。すぐ暗くなった。うーん、次は8時に出ようかな。これがディズニーランドだったら3つくらい乗っておしまいだな(笑)。愛すべきひらパー。

帰りはバスで眠りこける息子。アイススケートは時間の関係で出来なかったし、手袋は無かったし、次はもっと備えをして行こう。

帰り道寒いと思ったら、夜は雪が降った。

2014年1月19日日曜日

慌ただ面白き1日

土曜の夜は、全国的な寒波の影響で私が住む山はけっこうな強風が吹き荒れた。晴れた空に満月に近い月が煌々と銀の光を投げているのに、雪が積もるという、山ではたまにある現象が起きた。いわゆる雪虫、も入っているのだろう。

さて、先日、眼科の一日検診に挑む。

朝8時30分、12時、15時、18時、20時に検査。

目が痛く眼科に行き、ドライアイと診断されたのだが、その際先生から、眼圧が高めだし、視神経にやや偏りが見られるので、緑内障予防のために検査しましょう、と持ちかけられたもの。

眼科は駅から30秒の位置にあるものの、3時間ほどの大きな合間が3つもあって、そう簡単に時間がつぶせない。家が近ければいいが、遠い。さあどうしようと計画を立てて1日をスタート。

8時30分の検査はすぐ終了、喫茶店でコーヒー飲んで、しばらく朝の散歩して、徒歩ではやや離れた10時開店の理髪店で散髪。これが11時30分終了。戻って12時の検査。

12時10分発の電車に飛び乗って、途中新快速に乗り換えて10分で三ノ宮に到着、急いで歩いて、裏通りのお気に入りの店でなすベーコンピラフをかき込んで、行く途中におお、これが噂のホテルケーヒニスクローネ神戸か!と驚きつつ、12時55分から映画「少女は自転車にのって」を観て、映画館を出たのが14時46分、スーパー早歩きと電車の繋がりの良さに恵まれ15時2分30秒には検査を受けていた。

ここからはゆっくりOKと、ペットボトルの温コーヒーを飲んで、電車で梅田へ。茶屋町にある、丸善&ジュンク堂に初めて行ってみた。7階全部本屋、というのはかつての旭屋を思い出させるが、ずっとモダンである。思ったよりはワンフロアが狭めかな。

しかしやはり、大きな本屋に来ると、際限なく買ってしまいそうだ。(笑)

目的の「シャーロック・ホームズ わが人生と犯罪」また漫画の「シャーロッキン!」第4巻を購入。まあ私の場合多くはシャーロッキン本を探しに大きな書店に行くことが多い。

ここのところ、海外文学に少し興味が出てきているので、それもゆっくり捜索。不慣れだから今回あまり見つけられなかったが、ひとつ発見。

カーレド・ホッセイニ
「君のためなら千回でも」

映画にもなった、アフガニスタン出身作家の小説。全世界で800万部以上を売り上げた感動小説、らしい。
これ買って、帰る。やっぱ、ちょっと狭いイメージだな。堂島のジュンク堂の方が広い感じだ。

茶屋町は、新しいビル、お店が次々と出来ていて、なんでもあって楽しい。ある喫茶店でイブニング・セットなるものをやっていて、シナモントーストに飲み物で400円。21時くらいまでご飯食べられないので、腹ごしらえ兼買った本を眺めてにんまりの時間。これって必要なんだよねー。

さて、電車で帰って18時の検査。この回だけ別の検査もするので時間がかかる。次までの1時間半ばかり、ガストでコーヒーか、漫画喫茶か迷ったが、漫喫にした。単身赴任の時、東京でだいぶ通ったな。久しぶり。飲み物フリーで個室でのんびり。565円。スマホも充電出来た。

最後の検査が終了し、結果はすぐ出てだいじょぶ、と言われてホッ。なかなか慌ただしいところもあったが、計画通り、まずまず楽しめた一日だった。

2014年1月14日火曜日

2014年

私は2000年に今はもう無いホームページを立ち上げたのだけれど、もうそれから本当にあっという間に14年。なんかとんでもない未来に生きてる感じだな。

さて、2014年、前の記事以降にしたこと。ひとつはLINE入れた。まだサッパリだが、去年仕事上の必要性から、それまで敬遠していたFBを始めてみて「ほ〜」というものがあったので、ちょっとワクワクしている。ま、なんてことないのだが。

もひとつは、眼医者に行った。前から眼が痛いな、と感じていたからで、チクチクする痛みではなくズーンと眼精疲労のような痛みがなんとかならないかな、という気もあった。

変な病気だったらどうしよう、とも思っていたが、痛みの原因はドライアイ。通常の3分の1しか涙が出てないとか。目薬を出してもらった。まだ精密検査はするが、本も今まで通り読んで問題ないとのこと。ちょっとホッ。目薬使い出して強い痛みは無くなった。

小さなことだが、ちょっと考えてた、という件を踏み出して気持ちいい。

この冬最大の寒波がやって来た。冬の山は寒い。風が強い夜の山道は、耳が千切れるかというくらい寒かった。耳から頭が寒さのために影響を受けて、暖かい家に着いてからも、しばらく感覚がおかしかった。久々にこうなった。

えべっさんに息子を連れて行った。金曜日が本戎、土曜は残り福なのだが、そりゃあもう人の多いこと。我々が門を入った直後に入場制限。息子とスマートボールや金魚すくいしながら、途中たこ焼きと焼きそば食べて、本殿へ向かう。

お参りする際に最前列まで行ったらお賽銭が上から降ってくる。おみくじは私が半吉、息子大吉ということで本人大いに悦ぶ。射的、ダーツなどして、フランクフルト、ベビーカステラ、唐揚げ食べて、本屋寄って帰った。

翌日曜日はお留守番。ソファにフットスツールで足を伸ばしてブランケットを掛けて読書していると、レオンが足に、クッキーがお腹に乗ってくるのがいつもの光景。合計9キロ行かないくらい。けっこう重いがまあこうやって安心してるのね、と思いこちらものんびりしている。

バスケットオールジャパンの女子決勝はJX-ENEOSがトヨタに勝ち、昨年のリベンジを果たす。しかし、リーグ戦ではそうでもないが、短期決戦だけはJXとも互角に戦うトヨタ、相変わらずディフェンスは良かったが、昨年序盤に3Pシュートを立て続けに決めた影響で、今回JXがかなり警戒して広めのディフェンスレンジを取って来た。結果ある意味互いの持ち味を消し合う展開となってしまい、両チームカタくなっていていつものバスケットとは遠かった。シュートが入らないロースコアの試合で、正直締まらなかったと思う。

翌月曜日の男子決勝は、高校サッカーの合間なのでチラチラとしか見ていない。準決勝大逆転のトヨタはディフェンスの良さとタイムシェアが特徴のチームで、決勝も粘った。試合は昨年に続き時間ギリギリまでとちらに転ぶか分からないシーソーゲームとなったが、東芝が競り勝った。東芝は一時期不調だったのに、近年強いな。

高校サッカーは富山第一が残り時間の少ないところから2点差を跳ね返し、延長でついに逆転、劇的に優勝を掴んだ。球際のテクニックで上回ったような感じだった。

日曜日のことだが、テレビを見ている際、いつもは大人しく寝ているレオン&クッキーが、こちらをじーっと見ていたり、床に降りた時に、なにか遊んで、と誘うような仕草を見せたり、わざとらしく、玄関へ向かう階段の方へ行ってみたりしていたので、夕方散歩に連れ出した。最近は毎日行くのは、不思議なことにあまり好きではないようなので、取り敢えず観察することにしている。

家では帰ってきた息子が、くっつき虫的暴れ方を、いつものように仕掛けて来たが、力も強くなり、最近は遊んだ後は身体がバリバリいう感じ。幼稚園の頃からは私も確実に4、5才は歳を重ねて、さすがに老けたかな。

さて、2014年、私は楽天家だが、今のタイミングでイライラすることもある。焦ることもある。仕事って一筋縄では行かないとも思うし。

でも、友人の方を見習って、笑顔で過ごして行きたいな。

2014年1月6日月曜日

引きこもりニューイヤー

あけましておめでとうございます。

去年はアウトレットに神戸にと正月休みをアクティブに過ごしたが、今年は息子が熱を出してしまい、まったく家族でお出掛け、というものをしなかった。

12月30日に自宅のある山の住宅地から降りて晩ご飯を食べに行ったのを最後に、年が明けても引きこもり生活。4日までは山あいへの犬の散歩と、年賀状が切れたので一番近い駅前に小買い物に行ったのと、熱対策のポカリ系がなくなったので、バス停まで往復30分、歩いて自販機での買い物に出て以上、おしまい。

熱を出すまでは、毎日公園でサッカーをして、息子も冬休みぜんぶ練習する、とやる気になっていただけに残念。元日に熱が出て、いったん収まったものの、また熱が上がり、一時は39度以上にもなったので、ずっと自宅に居た。

中で出来る遊びで息子の相手をしつつ家でひたすら読書。まあ家にいるだけでくっつき虫になるのだが、息子が遊んで〜、レオンも遊んで〜、クッキーも遊んで〜となるのだが、間をかいくぐりつつ、読み進める。夜も息子を早く寝かしつけて、しんどくて夜中起きるのをケアしつつ遅くまで読書。

小さい子が熱を出すと、昼間は下がっていても、夜だけ上がってヒーヒー言いながら起きることがままある。その都度アイスノンや冷えピタを替えたり、ポカリ系の飲料を飲ませたり、身体の熱い寒いに応じて寝床を整え、よしよししながら寝かしつけたりするので、親は半徹夜状態になるのです。

今回はうんうん言い出したので、おや苦しいのかなと思ったら「んー、あけましておめでとう〜」と寝言を言ったり、ベッドの上に立ち上がってしばらくウロウロ歩いたりしてなかなか楽しめたが、一瞬意識混濁か、とも疑った。夜中に目覚めることはけっこう普通にあるので、安眠は出来ず、朝はママに任せてお寝坊さん。パパ夜係、赤ちゃんのころから夜警父である。

そんなこんなで長い休み中、待機夜更かし気味にもなり、年末からシャーロック・ホームズ関連の本を読み込んで、これがまた楽しいのでずんずん進み、10冊近く読み切ってしまった。また外へ出られない息子とともに、アニメチャンネルの、名探偵コナンSP特集も愛視聴して、ミステリ三昧の正月休み。

クリスマスから年末はバスケのウィンターカップを楽しみ、女子サッカーの皇后杯を見届け、もちろん、男子天皇杯も見た。次の3連休までは高校サッカー決勝とバスケの天皇杯、皇后杯かな。

年が変わる瞬間には、毎年通り屋上テラスに出て、USJの花火を見て、船の汽笛が一斉に鳴るのを聞いて、近くの寺の鐘がボーン・・と鳴りだすのを楽しんだ。4日未明ピークのしぶんぎ座流星群は、方角が悪いのと、雲がうすく出ていたのと、息子警戒で早々に断念した。

息子はどこへも行けなくてつまんないと言っていたが、パパ的には家に居ても、それなりに楽しめたウィンターブレイクだったかな。

休み最終日には、街が恋しくなって、単独で小お出かけ。行くのはやっぱりブックオフ。

朱川湊人「 花まんま」
佐藤賢一「王妃の離婚」
白石一文「ほかならぬ人へ」
浦山明俊「鬼が哭く」
桜木紫乃「水平線」
三谷幸喜「清須会議」

と、一気に買ってきた。さあ、今年もSTARTだ。