お盆の週は1日休みが取れたので、神戸の元町商店街に出来たミニシアター、元町映画館に初めて行って来た。この時期、戦争ものはご勘弁なのだが、大地康雄企画・主演の親子もの「じんじん」を上映していて、泣かされた。いやー泣いた。誰もが子供に絵本を読んであげた記憶があるはず、そこをうまく衝いた作品だった。
また、舞台が北海道で、ああーっ北海道行きてぇ〜!と思った。レオンが来る前の旅行といえば毎年のように北海道だったのである。やっぱすべてが雄大だ。映画のストーリーは偶然性が強く無理も多少あったが、久々に観た映画が当たりだったのは嬉しかった。
ブックオフ寄って3つ買って帰る。今回は変わったラインナップで、桜庭一樹「伏」、高橋克彦「鬼」そして恩田陸「黄昏の百合の骨」。
「伏」は南総里見八犬伝のファンタジーものと聞いている。4年くらい前に文芸仲間が薦めていたのを思い出して買った。「鬼」は、先だっても触れたが、私は鬼ものが好きだから。それから最近あまり積極的には買わなかった恩田陸を買ったのにも理由がある。
恩田陸は、デビューから4作めの実験的作品「三月は深き紅の淵を」から派生した物語をいくつか書いている。「三月」はオムニバスで、その第4章だけの間口を広げ一作品にした「麦の海に沈む果実」、やはり「三月」の第4章にタイトルのみ出てくる「黒と茶の幻想」、また短編で「麦の海」の番外編も書いている。
で、「黄昏の百合の骨」は「三月」と「麦の海」のヒロイン、理瀬が主人公のお話らしいのだ。というわけで久々に食指が動いた。
ちなみに、「三月」は、私の周りでは、あまりの訳わからなさに途中で挫折した者が相次いでいた。ははは・・。
久しぶりに飲みに行く。なじみの十三の居酒屋で、生ビールに焼酎を最後はロックでいただく。ちょっと酔ったが22時閉店になったとの事で、早帰り。しばらくしたら酔いも醒めて来た。
しかし4日連続の40度超えは並じゃない。参るねこりゃあ。
妻が留守の間、外周の植栽には2日に1度ホースで水撒き、屋上テラスの野菜たちには毎日、自分でも意外なほど丹念に水を遣っている。
それでも熱と陽射しで枯れる葉が出るのは致し方ないな、とちょっと寂しく思っていたらある日、気が付くと茄子の花が咲いた。
なんか単純に嬉しかった。嬉しくて写真を撮ったらピンぼけの画像になった。翌日見ると、花はもう萎んでいた。
ここのところ、こないだ書いてたバスケットボール自分史をスタートさせてみたら、あれこれ本当にたくさん思い出す事があって、睡眠時間を削って深夜まで書いている。こりゃ、脳の活動にはいいかも。にしても、眠い。
17日土曜日は、USJの花火大会屋上テラスから正面に見えた。しばらく夜も暑かったが、最近は涼風が吹く。
来週からは、社会も動き、家族も帰って来る。もう少し、日中涼しくならんかな。
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