2011年8月27日土曜日

余裕と芸術

余裕の、無い週だった。月曜前日入りで火曜は葬儀で出張。その際に子供の頃から通った、平和台球場の跡地を見に行った。福岡城跡のお堀端に、平和台球場とライオンズの記念プレートがあった。そして、城跡への道を上った、球場の跡地は・・フェンスに囲まれて、草茫々の空き地だった。向こうの方に、球場が取り壊される原因となった、平安時代の迎賓館、鴻臚館(こうろかん)の展示施設があった。うまく整備すれば、素晴らしい公園になりそうな気もするのに、球場の跡だけが形そのまま放置されていた。数々の思い出がある身としては、淋しかった。

帰った夜は、文学がテーマの定例飲み会。少々遅かったが、家に荷物置いて出掛ける。ここのところ、また暑さが戻り、また東京の仮葬儀に出てから、ちょっとショックがあったのか寝付きがひどく悪かったので、この飲み会はタイミング的にも有り難かった。しかし、この夜仕事にトラブルが発生して翌日バタバタ。それでもなんとか定時に上がり、コンサートに行く。

小林研一郎指揮、pf金子三勇士で、リストの前奏曲、ピアノ協奏曲に、マーラーの交響曲1番。小林研一郎は、走って出て来て、にこやかで、キビキビと指揮をする。そのメリハリが実に素晴らしく、オケの集中が伝わって来て、決めも最後ホルン隊が立ったりするサービスの良さで、美しく決まって、盛り上がった。皆に握手をして、全部の奏者を個別に称えた後、なんと指揮者挨拶。予定されてはいなかったのだろう。マイクなしだった。いや充実のコンサートだった。

翌夜は接待をこなし、金曜半休で帰る。名古屋くらいで、東京は記録的豪雨だと知る。えーっ、よかったー。家族とイタリアンに舌鼓を打ち、きょうは息子がガンバライドしたいというので連れて行く。帰ってからは、ポケモンカードゲームに、神経衰弱。どちらも勝てない。神経衰弱は、ほんの2ヵ月前くらいには手加減してやってたのに、本気でも1勝2敗。オセロは正直楽勝だったが、これとて気を抜けない。

こちらに来てからは、ぐっすりと眠れる。最高気温は高いが、東京と違い、午後決まったように夕立があり、涼しくなる。それもあと一泊。週末は早いな。息子はなぜいま離ればなれなの?とか寝入り際に訊いてくる。次は9月だ。待ってろよ。

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